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【2024年調査】石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキング

石油ファンヒーターは、部屋全体をすぐに暖められるため、寒い時期に使う暖房器具として活躍します。近年では、低燃費で電気代を節約できるモデルや、リモコン操作ができるモデルといった高性能な製品が多く、どれを選べばよいかわからない人も多いでしょう。

そこで今回は、石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキングを紹介するとともに、選び方のポイントを解説します。

石油ファンヒーターのおすすめメーカー3選

【2024年調査】石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキングを紹介

まずは、石油ファンヒーターのおすすめメーカーについて紹介します。

CORONA コロナ

コロナは、1937年に石油コンロの製作所として創業した老舗メーカーです。現在は、暖房器具を中心に、空調・家電機器や住宅設備機器、美容・健康機器などを製造・販売しています。

同メーカーは、石油ファンヒーターのラインアップが豊富にあり、2023年の段階で9つのモデルを展開しています。大型サイズのものからコンパクトで使い勝手のよいものまで豊富に存在するため、部屋のサイズや用途に合わせて選べるでしょう。

また、現在製造されている全モデルに省エネ運転性能が搭載されており、そのなかには業界トップレベルの低燃費を実現したものもあります。火力調整によって灯油を長持ちできるので、暖房費が気になる人におすすめです。

Dainichi ダイニチ工業

ダイニチ工業は、1964年の創業以来、暖房器具や空気清浄機などを生産しているメーカーです。

石油ファンヒーターのモデルも多数製造・販売しており、そのなかでも着火スピードが速いモデルが注目されています。5kW未満の機種であれば、35秒で着火するため、寒い日でも速やかに部屋を暖めることが可能です。

また、「秒速消臭システムプレミアム」や「パワフル秒速消臭システム」という技術で特許を取得しており、消火後の臭いが気になるという人にも向いています。

TOYOTOMI トヨトミ

トヨトミは、1949年に創業した暖房器具や空調機器の老舗メーカーです。70年以上にわたり培った技術力により、高品質な石油ファンヒーターを製造・販売しています。

トヨトミの石油ファンヒーターの大きな特長として、室温が20℃になるまで1℃ずつ下げる「エコモード」という機能があります。「エコモード」を活用すると気温の変化が不快に感じにくいため、快適に過ごせるでしょう。

また、「人感センサー」が備わったモデルもあり、人がいない場合は自動的に火力を弱めたり消したりすることが可能です。そのため、暖房費や消し忘れが心配という人におすすめのメーカーといえるでしょう。

石油ファンヒーターの売れ筋商品ランキング

【2024年調査】石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキングを紹介

下表では、石油ファンヒーターの売れ筋商品について、ランキング表にまとめました。なお、下記は独自調査による2021年~2023年に製造・販売された商品の売り上げを基に選定しています。

順位商品名特長
1位CORONA コロナ FH-G3222Y(W)コンパクトサイズながら部屋全体を温められる
2位Dainichi ダイニチ FW-3221Sわずか35秒で着火する
3位CORONA コロナ FH-G3221Y(W)消火時の臭いが気にならない
4位CORONA コロナ FH-G3222Y(S)小型サイズで持ち運びしやすい
5位CORONA コロナ FH-G3221Y(S)基本的な性能がしっかり備わっている
6位Dainichi ダイニチ FW-32S3手が汚れにくいキャップを採用
7位CORONA コロナ FH-G3223Y(W)電気代を抑えられる
8位Dainichi ダイニチ FW-3222NC状況に合わせて燃焼量を自動的にセーブ可能
9位Dainichi ダイニチ FW-3222NE-Wオレンジ液晶により一目でわかりやすく表示されている
10位CORONA コロナ FH-ST3621BY(W)大部屋でも部屋全体を温められる

人気メーカーであるコロナの「G32タイプ」は、6~8畳程度に適したモデルです。「CORONA コロナ FH-G3222Y」や「CORONA コロナ FH-G3221Y」などが該当し、コンパクト設計でありながら、部屋全体をしっかりと暖められます。また、本体は小型サイズであるため、おしゃれな部屋にもマッチしやすいでしょう。

冷えた部屋をできるだけ早く暖めたい人には、「Dainichi ダイニチ FW-3221S」や「Dainichi ダイニチ FW-32S3」などダイニチ工業のファンヒーターをおすすめします。わずか35秒で着火するため、寒い朝や帰宅時に活躍するでしょう。さらに、状況にあわせて燃焼量を自動調整する「ecoおまかせモード」が搭載されているので、コスパが気になる人にも向いています。

一方で、10畳を超える広い部屋を暖めるのであれば、コロナの「STタイプ」がおすすめです。自己燃焼熱により灯油をガス化する「ヒートバックシステム」を搭載したバーナにより、低消費電力を実現するだけでなく、火力調整によって灯油が長持ちするため、大型のファンヒーターでもコストが気になりません。

石油ファンヒーターの選び方のポイント

【2024年調査】石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキングを紹介

多くのモデルのなかから、どのような石油ファンヒーターを選べばよいかわからない人もいるでしょう。石油ファンヒーターを選ぶ際は、以下で紹介する3つのポイントを確認したうえで、選ぶことをおすすめします。

暖房能力(適用畳数)

石油ファンヒーターを使って効率的に部屋を暖めるには、「部屋のサイズに適した」モデルを選ぶことが大切です。たとえば、6~8畳用のモデルを10畳以上の広い部屋に用いると暖房効率が悪くなる可能性があります。なお、同じ広さの部屋でも天井が高いと暖まる速度が遅くなるでしょう。

そのため、石油ファンヒーターを購入する際は、適用畳数を確認したうえで、ワンランク大きいサイズのモデルを選ぶことをおすすめします。

ただし、石油ファンヒーターに記載されている適用畳数は、あくまでも目安であるため、家の機密性や断熱性を考慮して検討するようにしましょう。特に、築年数が浅い住宅は、機密・断熱性能が優れているため、適用畳数が小さくても十分に暖めることが可能です。

燃費性能とタンク容量

暖房費が気になる人は、「燃焼効率」や「消費電力量」もチェックしましょう。低消費電力を実現したモデルや省エネセンサー、ecoモードが搭載されたモデルは、従来の石油ファンヒーターよりもコスパがよく暖房費の節約につながります。

たとえば、コロナの「新ecoモード」は、ボタンを押すだけで部屋の温度と風量を自動調整することが可能です。こうした燃費のよいモデルを選ぶと、灯油も長持ちします。

また、タンク容量もチェックしておきたいポイントです。寒い時期に給油をするのは面倒な作業ですが、大容量のタンクを備えたモデルであれば給油の頻度が下がるため、手間がかかりません。ただし、タンクが大きいと重量も増えるため、力に自信がない人は小さめのタンクを選ぶことをおすすめします。

安全機能と便利機能

石油ファンヒーターは火を使う暖房器具であり、使用方法を誤ると火事や事故につながる可能性があります。特に、一人暮らしの人や小さいお子様がいる家庭では、十分注意しなければなりません。

そのため、「安全機能」についても購入する前に確認しましょう。近年で販売されている最新モデルには「不完全燃焼防止装置」や「転倒時自動消火装置」、「オートオフ」など安全面に考慮した機能が備わっています。

また、タイマー機能やリモコン操作、静音設計などが備わっていれば、利便性が高いため、多くのシーンで活躍するでしょう。なお、消火時の臭いが気になる人は、消臭システムが備わったモデルを選ぶとよいでしょう。

このように、石油ファンヒーターに搭載されている機能は、モデルによってさまざまです。各メーカー、モデルを比較したうえで、ライフスタイルに適した製品を購入することをおすすめします。

石油ファンヒーターの臭いについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

石油ファンヒーターを安く購入するには?

【2024年調査】石油ファンヒーターのおすすめメーカーと売れ筋ランキングを紹介

石油ファンヒーターの本体価格が高くて、購入を躊躇している人も多いでしょう。コストを抑えて購入するには、「安く買える時期」を狙うことが大切です。

一般的に、石油ファンヒーターを含む家電製品の価格が下がるタイミングは、3月・9月の決算時期や、7月・12月のボーナス時期といわれています。こうした時期には、家電量販店でセールが行われる可能性が高いので、こまめに確認するようにしましょう。

また、閉店セールや在庫処分セール時の購入を狙うのもよいでしょう。これらのセールでは、決算時期やボーナス時期より大幅な値下げが期待できます。

早急にリーズナブルな価格で石油ファンヒーターを購入したい場合は、「リユース品」や「アウトレット」を検討することをおすすめします。店舗によっては、新しいモデルや新品同様の製品を手に入れられるでしょう。ただし、なかには状態が悪いものもあるので、本体に凹みやキズがないことを確認したうえで、購入するようにしましょう。

まとめ

石油ファンヒーターは、寒い時期に欠かせないアイテムの一つです。しかし、複数のメーカーで製造・販売しており、モデルが豊富に存在するため、どれを購入すればよいか悩む人が多いでしょう。

数あるメーカーやモデルのなかから、自身のライフスタイルに合った製品を選ぶには、各製品の「性能」や「特長」を把握することが大切です。たとえば、一人暮らしで消し忘れが気になる人は、オートオフ機能が搭載されたタイプが向いています。一方で、大家族で石油ストーブを使う頻度が高い家庭では、灯油タンクが大きく給油の回数が少なくて済むモデルがおすすめです。

コストを抑えて石油ファンヒーターを購入したい人は、リサイクルショップを利用してみるのもよいでしょう。全国に800店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2nd STREET セカンドストリート〉では、石油ファンヒーターを含む暖房器具を多く取り揃えています。新品よりもリーズナブルな価格で購入できるので、買い替えを検討中の人は、ぜひお近くの店舗へお立ち寄りください。


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Nakazima

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ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

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