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冷蔵庫の買い替え時期はいつ?安い時期から処分方法まで解説!

冷蔵庫の買い替え時期を判断する基準として、寿命・耐用年数といった数値的な目安や、異音・水漏れなどの症状が該当します。

急な冷蔵庫の故障によって、食材を腐らせてしまったり高額な修理費で損をしたりしないよう、買い替え時期の的確な判断が必要です。ただ、「そもそも冷蔵庫の買い替え時期がわからない」と、お悩みの方も多いでしょう。

この記事では、冷蔵庫の買い替え時期や、お得に新品の冷蔵庫が購入できるタイミングを紹介します。冷蔵庫を買い替えるかの判断にご活用いただけるチェックリストもありますので、記事を読み買い替え判断の参考にしてください。

冷蔵庫の買い替え時期はいつ?

冷蔵庫の買い替え時期はいつ?

冷蔵庫を使用できる期間の目安として、寿命や耐用年数があります。

寿命や耐用年数から、自宅の冷蔵庫を買い替えるタイミングを検討しましょう。

冷蔵庫の寿命は12年程度

冷蔵庫の寿命は、一般的に12〜14年とされています。使用頻度や設置場所、開閉の頻度によって前後することもありますが、多くの家庭では10年を超えたあたりから買い替えを検討する方が多いです。

内閣府が行った「消費動向調査」によると、2024年の2人以上の世帯での平均使用年数は14年と報告されています。

年度平均使用年数(年)
※2人以上の世帯
2020年12.8
2021年12.9
2022年12.9
2023年13.0
2024年14.0
参考:内閣府「消費動向調査3月分」

また、メーカーが部品を保有する期間は、日本電気工業会により製造終了から9年とされており、期間を過ぎると修理が困難になります。突然の故障で困らないよう、早めの買い替えを検討すると安心です。

耐用年数は6年

耐用年数とは、製品を通常の用途で問題なく使用できる期間のことです。国税庁が定める基準によると、冷蔵庫の耐用年数は6年とされています。

冷蔵庫の寿命は12〜14年程度ですが、耐用年数を加味すると、寿命に到達する前でも故障する可能性は否定できません。

「耐用年数や寿命に到達していないから大丈夫」と思い込まず、本記事を参考に冷蔵庫の買い替えが必要か判断しましょう。

冷蔵庫をお得に買い替えられるおすすめの時期

冷蔵庫をお得に買い替えられるおすすめの時期

せっかく、冷蔵庫を買い替えるのであれば、できる限りお得に購入したいものです。

ここでは、冷蔵庫をお得に買い替えられるおすすめの時期を紹介します。

決算セールの3月・9月

冷蔵庫をお得に買い替えたい場合は、家電量販店が決算セールを行う3月・9月が狙い目です。この時期は、在庫一掃や売上目標達成を目的に、冷蔵庫をはじめとする家電が値下げされる傾向にあります。

特に3月の総決算セールでは、赤字覚悟で売り切りを目指す店舗が多いため、値引き交渉もしやすくなるのが特徴です。

セールでは、割引クーポンやポイントプレゼントなどの特典も用意されていることが多いため、さらにお得に購入できます。

セールの開始時期や内容は店舗によって異なるため、チラシや公式サイトをこまめにチェックしましょう。

モデルチェンジ前の8月・9月

冷蔵庫をお得に買い替えるタイミングとして、モデルチェンジ前の8月〜9月もおすすめです。

多くのメーカーでは、毎年10月〜11月に新モデルを発売します。そのため、古いモデルの在庫を一掃するためのセールが実施されるため、型落ち品が値引きされる傾向にあります。

1年前のモデルでも、機能面で大きな差はないことがほとんどです。「最新機能にこだわらないけど、お得に買い替えたい」という方には、ピッタリの時期といえるでしょう。

ボーナス時期の7月・12月

ボーナス時期の7月と12月は、家電量販店がボーナス商戦に力を入れ、セールや特典付きキャンペーンを展開することが多いです。特に12月末は、年末セールと重なるため、お得に冷蔵庫を購入できる絶好のタイミングになります。

人気モデルは早めに売り切れることもあるため、事前にサイズやドアの開閉方向など、自宅に合う冷蔵庫をリストアップしておくと購入がスムーズです。

年末年始の12月・1月

年末年始の12月・1月は年末年始セールと称して、家電量販店で型落ち品が値引きされる傾向にあります。特に冬場は新モデルの発売時期を過ぎているため、型落ち品が在庫処分の対象となり、手頃な価格で購入できるチャンスです。

さらに、年末年始はボーナス月でもあるため、家電量販店が一層力を入れて販売促進を行います。特典付きのキャンペーンやポイント還元が増えることも多く、お得な価格での買い替えが可能です。

ただし、店舗が混雑する時期でもあるため、事前に購入候補の冷蔵庫をリストアップしておくとスムーズです。

冷蔵庫を買い替えるべき4つのサイン【チェックリスト付き】

冷蔵庫を買い替えるべき4つのサイン【チェックリスト付き】

ここまで冷蔵庫の買い替え時期を解説しましたが、そもそも自宅の冷蔵庫を買い替えるべきか判断できない方もいるでしょう。

本記事では、冷蔵庫の買い替えサインをチェックリストにまとめました。

チェックリストを確認しながら「はい」の数を数えてみてください。

⬜︎ 冷蔵庫の扉を閉めた後も「ブーン」という異音がする
⬜︎ 冷蔵庫内の冷えが悪い
⬜︎ 冷蔵庫内が暖かいと感じる
⬜︎ ドアパッキンが劣化・破損している
⬜︎ 冷凍庫内の冷えが悪い
⬜︎ 氷ができない
⬜︎ 冷蔵庫の下部または床が濡れている
⬜︎ 製氷機から水漏れしている
⬜︎ 各メーカーが設定している寿命期間を過ぎている

「はい」が0〜2個であれば、日頃のメンテナンスで冷蔵庫の状態は改善できるでしょう。3〜4個の場合は、修理することで改善の余地があります。ただし、異音や製氷機の破損など重度な状態であれば、買い替えを検討してください。

「はい」が5個以上ある場合は、冷蔵庫全体に不具合が発生している可能性があります。冷蔵庫全体の修理が必要となり費用もかさんでしまうため、新しい冷蔵庫への買い替えをおすすめします。

異音がする

冷蔵庫から普段と違う音が聞こえる場合、買い替えのサインである可能性があります。

冷蔵庫は通常、冷却装置のコンプレッサーが作動している間「ブーン」という音を鳴らしますが、異常があると音が大きくなったり、聞き慣れない音が鳴ったりします。

音が止まらず長時間続く場合は、コンプレッサーや冷却ファンなどの部品に不具合が起きている可能性があるため、原因を確認してみましょう。

ただし、冷蔵庫が壁に接することで振動音が発生する可能性もあるため、設置場所を確認してみてください。それでも異音が解消しない場合は、新しい冷蔵庫への買い替えを検討するタイミングです。

水漏れする

冷蔵庫から水漏れする主な原因は、2点存在します。1つ目は、床に水が漏れるケースです。

冷蔵庫内で発生した水を溜める蒸発皿がズレているか、そもそも壊れている可能性があります。位置を調整したり、掃除をしたりしても改善しない場合は、修理や買い替えを検討しましょう。

2つ目は、庫内で水が漏れているケースです。冷気が出る部分に埃やカビが付着しているか、ドアパッキンの劣化が原因です。まずは、掃除や部品交換を試してみましょう。それでも改善しない場合は、冷蔵庫全体の寿命が近づいている可能性があります。

冷蔵庫内が冷えにくい

コンプレッサーやコンデンサーなどの冷却装置の故障も、冷蔵庫内の冷えが悪くなる原因です。これらの部品が故障すると、冷却性能が低下し、庫内の温度が規定値まで下がらなくなります。

一方で、食材の詰め込みすぎやドアの開閉頻度が原因で、冷えが悪くなるケースもあります。

まずは庫内を整理して冷気の流れを確保し、冷蔵庫の使い方を見直してみてください。それでも改善しない場合は、冷蔵庫の寿命が近づいている可能性があります。

氷ができにくい

冷蔵庫で氷がうまく作れない場合は、冷却機能の低下や製氷機のモーターの不具合が考えられます。

まずは、製氷皿や給水タンクが正しくセットされているか、または製氷機が「停止設定」になっていないかを確認してみてください。それでも改善しない場合は、冷蔵庫全体の冷却性能が落ちている可能性があり、修理では対応が難しい場合もあります。

冷却性能を確認した後、冷蔵庫の買い替えも検討しましょう。

冷蔵庫が故障したら修理と買い替えどちらが最適?

冷蔵庫が故障したら修理と買い替えどちらが最適?

冷蔵庫が故障した場合、修理か買い替えかを判断する際は「使用年数」を基準にしましょう。

使用年数が9年に満たない場合は、基本的に修理がおすすめです。部品の保有期間内である可能性が高いため、修理費用も比較的抑えられます。

一方、9年以上使用している場合は、買い替えを検討してください。

部品の保有期間が過ぎているのはもちろん、修理を実施したとしても他の部品が相次いで故障するリスクがあり、結果的に費用がかさむ可能性があります。

買い替え予定の古い冷蔵庫を処分する方法

買い替え予定の古い冷蔵庫を処分する方法

買い替え予定の古い冷蔵庫は、以下6つの方法で処分してください。

  1. 新しい冷蔵庫を購入する店での引き取り
  2. 既存の冷蔵庫を購入した店での引き取り
  3. リサイクルショップでの買取依頼
  4. 自治体指定の回収業者による引き取り
  5. 指定引取所への持ち込み
  6. 不用品回収業者による引き取り

自治体の許可を得ていない回収業者に依頼すると、間接的ではありますが、不法投棄扱いとなってしまうため、業者に依頼する際は入念にリサーチしましょう。

なお、セカンドストリートでは、古くなった冷蔵庫の買取を行っています。冷蔵庫の処分を検討している方は、セカンドストリートへ買取をご依頼ください。

まとめ

冷蔵庫の寿命は12〜14年とされ、10年を超えると不具合が起こりやすくなります。

冷却性能の低下や異音、水漏れや氷ができにくいなどの症状が現れた場合は、買い替えを検討するタイミングです。

新しい冷蔵庫を購入する際は、決算セールや年末年始セール、ボーナス時期などのお得な時期を狙うことで費用を抑えられます。

冷蔵庫の寿命や故障のサインを見極めるとともに、買い替え時期に合わせて安く購入しましょう。

〈2nd STREET セカンドストリート〉では、古い冷蔵庫の買取が可能です。各種メーカーの冷蔵庫もリーズナブルな価格で販売しているため、お近くの店舗やオンラインストアからチェックしてください。


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