大きくてかさばる自転車は、使わなくなったら早めに処分したいところでしょう。一方で、自転車を捨てたい人の中には、捨て方が分からず放置している人がいるかもしれません。
この記事では自転車の捨て方や、捨てる際の注意点として防犯登録を抹消する方法などをご紹介します。
なおまだ使える自転車であれば、買取してもらえる可能性があります。自転車を買取してもらう際は、ぜひセカンドストリートをご利用ください。
自転車の捨て方5選
自転車のように大きな物は、燃えるごみや燃えないごみとして捨てられません。ここでは、自転車の捨て方をご紹介します。
なお捨てる以外の方法もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
1.粗大ごみとして捨てる方法
自転車を処分する場合は、粗大ごみとして捨てる必要があります。まず電話やインターネットから申込をします。
なお粗大ごみを捨てる際は「粗大ごみ処理券」が必要です。処分料金に相当する額の処理券を、コンビニやスーパーなどで購入して捨てる自転車に貼り付けます。後は収集日が来たらごみ集積所まで運ぶだけです。
処分にかかる費用は自治体ごとで異なりますが、大抵数百円程度で済みます。東京都品川区の場合、16インチ未満の自転車1台につき300円、16インチ以上の自転車であれば1台につき600円です。
処分にかかる料金や申込の方法などについては、お住まいの自治体へ確認してみてください。
2.自転車専門店に捨ててもらう方法
新しい自転車を購入する予定がある人は、自転車専門店に処分を依頼するのも捨て方のひとつです。捨てる際の料金や条件は、店舗ごとで異なります。
不要になった自転車を持ち込む前に、処分してもらえるかどうか確認しておきましょう。
3.不用品回収業者に捨ててもらう方法
不用品回収業者に自転車の処分を依頼することも可能です。特に自転車以外にも捨てたい物がある場合、まとめて処分を依頼できるため便利です。また自宅まで引き取りに来てもらえることも、メリットといえるでしょう。
ただし、自転車のみ捨てたい場合は、料金が割高と感じる可能性があります。粗大ごみとして捨てる場合の料金と比較した上で、決めるようにしましょう。
4.オークションやフリマアプリを活用して売却する
まだ使える状態の自転車であれば、オークションやフリマアプリを活用して売却できます。処分費用がかからないだけでなく、臨時収入を得られることがメリットです。
一方で、商品画像の撮影や購入希望者とのやり取り、配送手続きなどが必要な点はデメリットといえるでしょう。また顔の見えない相手とやり取りするため、トラブルが発生する可能性もあります。
5.リユースショップ・リサイクルショップに買取してもらう
リユースショップやリサイクルショップに買取を依頼するのも、おすすめの方法です。オークションやフリマアプリを活用する方法と同様に、臨時収入を得られます。
またほとんど手間がかからない点も、リユースショップやリサイクルショップに買取してもらうメリットです。ただし、壊れていたり汚れていたりなど、状態がよくない自転車は買取してもらえない可能性があります。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでは、まだ使える自転車の買取ならびに自転車の販売を行っています。自転車の捨て方で迷っている人は、セカンドストリートへぜひご相談ください。
自転車を捨てる際に抹消する必要がある防犯登録
日本では自転車の防犯登録が義務付けられています。そのため、自転車を捨てる際には抹消手続きが必要です。ここでは、自転車の防犯登録の概要ならびに防犯登録を抹消する方法などについてご紹介します。
防犯登録の概要
自転車に防犯登録のシールが貼られているのを見たことがある人もいるでしょう。自転車の防犯登録は盗難防止や、盗難された自転車を速やかに持ち主へ戻すことを目的として行われています。
「自転車防犯登録所」の看板があるお店であれば、購入時に防犯登録してもらえます。ただし「自転車防犯登録所」の看板がないお店や、フリマアプリなどで購入した自転車に関しては、自身で防犯登録しなければなりません。
防犯登録の抹消方法
防犯登録の抹消手続きは、最寄りの警察署や自転車防犯登録所に指定されている店舗で行えます。抹消手続きを進める際は以下の3つの物が必要になるため、忘れずに持っていきましょう。
- 自転車本体
- 身分証明書
- 防犯登録カード
抹消手続きができるのは、自転車の所有者本人のみです。どうしても本人が手続きできない場合は、所定の委任状が必要になる可能性があります。
また防犯登録の期限が切れている自転車を捨てる場合は、抹消手続きは必要ありません。防犯登録の期限は各自治体で異なるため、自転車を捨てる際には確認しておきましょう。
なお自転車の買取を依頼する際は、事前に防犯登録の抹消が必要な場合と、必要ではない場合に分かれます。事前に買取業者へ確認しておきましょう。
自転車を放置せずに早めに捨てるべき理由
いつか使うかもしれない、または捨て方が分からないなどの理由で自転車を放置していると、トラブルに繋がる可能性があります。持ち家であれば問題ないかもしれませんが、賃貸住宅に住んでいる人は注意が必要です。
駐輪場のスペースに関してトラブルになったり、放置していた自転車が倒れて他の自転車を傷つけてしまったりすることも考えられます。
なお共有スペースは、駐輪場だけではありません。集合階段や廊下なども共有スペースです。廊下に自転車を置いている場合もトラブルに繋がる可能性があるため、避けるようにしましょう。
まとめ
自転車の捨て方としてさまざまな方法が挙げられますが、粗大ごみとして捨てるのが一般的です。粗大ごみとして捨てる際は事前に申込すること、粗大ごみ処理券を購入して貼り付けることを忘れないようにしましょう。
なおまだ使える自転車であれば、リユースショップやリサイクルショップに買取してもらうのがおすすめです。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでは、自転車の買取や販売を行っています。またアウトドア専門のリユースショップである「セカンドアウトドア」でも、自転車の買取や購入が可能です。
自転車の買い替えを検討している人は、お近くの店舗へぜひご相談ください。