洗濯機からうるさい音がして気になっているという人もいるでしょう。うるさい音がすると自身が不快に感じるだけでなく、近所に住む人も不快にさせるかもしれません。
洗濯機から異音が発生する原因はさまざまです。原因ごとに適した対処をすることで音を軽減させられる可能性があります。この記事では、洗濯機から異音がする原因や解消方法をご紹介します。
なお洗濯機の故障や寿命によって異音がする場合は、修理や買い替えが必要です。セカンドストリートでは中古の洗濯機をお得な価格で販売していますので、ぜひ店舗やオンラインストアをご利用ください。
洗濯機からうるさい音がする原因と対処法
ここでは、洗濯機から異音がする原因や対処法をご紹介します。自宅の洗濯機からうるさい音がする際は、以下でご紹介する内容に当てはまっていないかを確認してみてください。
洗濯物が多すぎる・少なすぎる
洗濯物が多すぎたり少なすぎたりすると、洗濯機の音がうるさくなります。洗濯物が多い場合は遠心力でガタガタという音がします。特に脱水する際に強い遠心力がかかるため、音が激しくなることがあるでしょう。
一方で、洗濯物が少ない場合は洗濯槽の重さが均等にならないことが原因で音が発生します。音の発生を防止するためには、洗濯物の量を規格容量の8割程度に抑えることがポイントです。
洗濯できない物・洗いにくい物を入れている
洗濯できない物や洗いにくい物を入れることで、うるさい音が発生しているのかもしれません。具体例としては、毛布やシーツなどが挙げられます。
また防水・撥水生地などの水を弾く素材の洗濯物を入れた場合も、水が溜まることで脱水音が大きくなりやすいです。大型の洗濯物は無理に自宅の洗濯機で洗おうとせず、コインランドリーなどに持ち込むことをおすすめします。
またビニール製の雨合羽やレインコート、ナイロン素材のウインドブレーカーなどの水を弾く素材の洗濯物は洗いとすすぎのみにして、脱水はしないようにしましょう。
洗濯物のサイズが偏っている
毛布やバスタオルなどの大きい物と、下着などの小さい物が混ざっている場合は脱水音が大きくなりやすいです。音を防ぐためには、洗濯物のサイズのばらつきをなくすことがポイントです。
またモードの切り替えができる機能を搭載している洗濯機であれば、低振動モードや低速モードに切り替えることでも音の発生を防止できます。
なお洗濯物のサイズのばらつきが原因で洗濯機が一時停止した場合は、くっついた洗濯物をはがして洗濯槽の中の重さを均等にすることで、再び洗濯できるようになります。
傾いた状態で洗濯機を設置している
洗濯機を傾いた状態で設置していることが、うるさい音を発生させている原因かもしれません。傾いていると脱水時の回転が不安定になり、振動音が大きくなります。
なお多くの洗濯機には水準器が搭載されており、ガラス管内の気泡の位置で傾きを確認することが可能です。気泡が中央にあると、洗濯機は水平の状態で設置されていると判断できます。
水準器が搭載されていないのであれば、ホームセンターなどで購入するのがおすすめです。またスマホアプリでも代用できます。
床の強度や洗濯機の足の高さに問題がある
床の強度や洗濯機の足の高さが原因で、うるさい音が発生している可能性も考えられます。床の強度が不足していると、洗濯機の重量に耐えられずに傾いてきます。
また洗濯機の足の高さに差があったりゆるみがあったりすると洗濯機が安定せず、脱水時の音が大きくなりやすいです。
床の変色やへこみがある際は、洗濯機の移動や床の修理を行いましょう。洗濯機の足の高さに差がある場合は、水平になるよう調節します。部品の不足によって調節できない際には、タイルなどを活用して応急処置をした上で、修理を依頼することが大切です。
排水パイプの位置が高すぎる
排水パイプの位置が高すぎることも、音がうるさくなる原因の一つです。排水パイプが排水口よりも高い位置にあると、排水がうまくできなくなります。
解消するためには、排水パイプを適切な位置に取り付けることが大切です。位置を変えられない場合は、業者に排水工事を依頼しましょう。
なお排水パイプに糸くずやゴミが詰まっていることが原因で音が発生することもあります。糸くずやゴミが詰まっている場合は取り除くようにしましょう。
洗濯機から発生するうるさい音を和らげるための対策
ここでは、洗濯機から発生している音を和らげる方法についてご紹介します。
洗濯物の量や洗濯機の置き方などを工夫しても改善しないのであれば、以下でご紹介する方法を試してみてください。
防音マットや防音ゴムを使う
防音マットや防音ゴムを洗濯機の下に置くことで、騒音を和らげる効果が期待できます。特に早朝や夜間に洗濯することが多い人に実践してほしいことです。
防音マットや防音ゴムはホームセンターで購入できます。また地震対策用の耐震マットや防振ゴムでも代用可能です。
なお設置する際は、洗濯機を持ち上げる必要があります。一人で行うのは危険なため、複数人で行うようにしましょう。
洗濯機クリーニングを依頼する
業者に洗濯機のクリーニングを依頼するのも音を和らげる方法の一つです。洗濯機は使い続けていると詰まりやカビが発生して、音がうるさくなることがあります。
プロに依頼することで、お手入れが難しい部分も細かく分解してクリーニングしてもらえます。
故障や寿命が原因で洗濯機がうるさいときの対処法
防音グッズを活用したりクリーニングをしたりしても改善しないのであれば、故障や寿命が原因の可能性が考えられます。
故障や寿命が原因の場合は以下の対処法を実践しましょう。
洗濯機を買い替える
洗濯機の寿命の目安となるものに「耐用年数」というものがあります。耐用年数とは対象となる資産を使える期間のことであり、国税庁によって定められています。
洗濯機の耐用年数は6年と定められているため、6年以上使用している洗濯機が故障した場合は修理ではなく買い替えるのも方法の一つといえるでしょう。なお予算的に新品の洗濯機に買い替えることが難しい場合は、中古の洗濯機に買い替えることをおすすめします。
メーカーや修理業者に修理を依頼する
洗濯機の異音は故障や劣化のサインかもしれません。洗濯機を自身で修理するは難しいため、プロに修理を依頼しましょう。
自身で修理しようとして洗濯機を分解してしまうと、元に戻せなくなる可能性があります。また保証期間内であれば無料で修理してもらえるため、早めに依頼することが大切です。
まとめ
洗濯機からうるさい音がする原因としては、洗濯物の量や洗濯機の設置状態などが関係していることが考えられます。洗濯物の量を調整したり設置し直したりすることで、改善する可能性があるでしょう。
なお故障や寿命が原因で洗濯機がうるさい場合は、買い替えることをおすすめします。セカンドストリートでは洗濯機の販売や買取を行っています。
状態のよい洗濯機がリーズナブルな価格で販売されているため、セカンドストリートで購入することで費用を抑えられるでしょう。ぜひお近くの店舗に足を運んでみてください。また製造から10年以内の洗濯機でまだ使える状態の物であれば、買取も行っています。
なおオンラインストアでも洗濯機を販売しているため、興味ある人はぜひ一度覗いてみてください。