布団のダニに悩んでいる人は、布団乾燥機を活用してみてはいかがでしょうか。高温で布団を乾燥させられる布団乾燥機を活用すれば、ダニを退治できます。この記事では布団乾燥機がダニ退治に効果がある理由や、正しい使い方などをご紹介します。
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布団乾燥機がダニ退治に効果的な理由
布団乾燥機がダニ退治に効果的な理由を知るためには、まずダニの特徴を押さえておきましょう。ダニは温度20~30℃前後、湿度60~80%程度の環境を好む生き物です。一方で、乾燥に弱く、50℃以上の温度に30分以上さらされると死んでしまうとされています。
布団乾燥機は温風によって布団を乾燥させる家電であり、50℃以上の温風を送り込むことが可能です。これが、布団乾燥機がダニ退治に効果がある理由です。
なおダニ退治するために昔から活用されている方法として「天日干し」が挙げられます。天日干しも布団乾燥機を活用する際と同様、布団を温めて乾燥させることでダニを退治する方法です。
しかし、季節や天候によっては天日干しを行うのが難しいこともあるでしょう。その点、布団乾燥機であれば、季節や天候を気にせずダニ退治できます。また布団乾燥機を使うと温風で布団をふかふかの状態にできるため、快適な眠りも期待できるでしょう。
布団乾燥機でダニを退治するための正しいステップ
布団乾燥機を使って効果的にダニを退治するためには、正しい流れを把握しておくことが大切です。ここでは、布団乾燥機でダニを退治する際の正しいステップをご紹介します。
1:部屋の温度を上げる
布団乾燥機でダニ退治する際は、部屋の温度が重要です。布団乾燥機を活用する方法では、布団を60~70℃程度まで温める必要があります。しかし、冬場などで部屋の温度が低いと布団が温まるのに時間がかかり、ダニ退治の効果が十分に得られない可能性があります。
電源を入れる前に部屋の温度を上げることで、スムーズに布団内部の温度を上昇させられるでしょう。また除湿機を使って部屋の湿度を下げておくと、さらに高い効果が期待できます。
2:布団乾燥機を稼働させる
部屋の温度が上がった後、布団乾燥機をセットします。機種によって使用方法・稼働時間が異なるため、使用前に必ず取扱説明書を確認しましょう。
なおマットなしタイプの布団乾燥機の場合、頭側と足元側の2回に分けて作動させる必要があります。ただし、熱が苦手なダニは温風から逃れようとして、布団の下へと潜る性質がある点には注意が必要です。
しっかりとダニを退治するためにも、布団をひっくり返してもう一度同じ作業を繰り返してみてください。そうすることで、布団の裏側へ逃げたダニまで退治できます。
3:布団に掃除機をかける
布団乾燥機を使いダニを退治したとしても、死骸やフンなどは布団の中にそのまま残っています。放置しておくとアレルギーの原因になったり、別のダニのエサになったりする可能性があるため、布団乾燥機でダニ退治をした後は必ず掃除機をかけましょう。
掃除機をかける際は、死骸やフンが舞い上がらないよう静かにゆっくりとノズルを動かすことがポイントです。なお掃除機によっては、吸引力が高い布団用のノズルが付属していることもあります。
4:定期的に布団乾燥機を使用する
ダニを徹底的に退治するのであれば、布団乾燥機を1日2回、かつ3日続けて使うことをおすすめします。布団乾燥機を一度使うだけで、全てのダニを退治できるとは限りません。
特にマットなしタイプの場合、布団にできている隙間に温度ムラが発生するため、ダニが逃げこみやすいといえます。時間をおいて布団乾燥機を複数回使うことで、より確実にダニ退治ができるでしょう。
また一度徹底的にダニ退治をしても、しばらくすると再度ダニが集まってきます。ダニ退治が終わった後も月に1回程度、布団乾燥機を使って退治することを習慣化しましょう。普段から布団を清潔に保つことが、ダニを寄せ付けないコツといえます。
ダニ退治に効果的な布団乾燥機を選ぶ際のポイント
布団乾燥機に関して、各メーカーからさまざまな商品が販売されています。ダニ退治が主な目的であれば、ダニ対策に効果的な布団乾燥機を選びましょう。ここでは、布団乾燥機を選ぶポイントを2つご紹介します。
ダニ退治にはマットタイプの方がおすすめ
布団乾燥機の主な種類として、マットタイプとマットなしタイプの2種類が挙げられます。マットタイプは、敷布団と掛け布団の間にはさんだマットに温風を送ることで、布団を温める仕組みの物です。
マット全体が高温になるため、布団の隅々まで一度に熱を伝えられるという点が特徴として挙げられます。またマットなしタイプよりも安い物が多いことから、費用を抑えたい人におすすめです。ただし、収納する際にスペースが必要な点や、準備と片付けに時間がかかる点などがマットタイプのデメリットといえます。
対して、マットなしタイプは、敷布団と掛け布団の間に温風が出るホースを差し込むことで布団を温めます。マットタイプと比べて、小型で軽量な点が特徴として挙げられます。また準備や片付けも簡単なため、気軽に使えるでしょう。一方で、温風が出るノズルが小さく、布団全体を温めるのに時間がかかるという点はデメリットといえます。
一般的に、マットタイプの方が布団全体にムラなく温風が届くことから、ダニ退治としては有効とされています。なお布団乾燥機の中には、マットとホースの両方に対応した物もあるため、収納スペースや予算などを考慮しつつ選ぶとよいでしょう。
ダニ退治のモードを搭載している機種を選ぶ
ダニ退治をするために布団乾燥機を購入するのであれば、ダニ対策モードを搭載している機種を選ぶとよいでしょう。
前述したようにダニを退治するためには、50℃以上の高温で30分以上布団を温める必要があります。一般的に布団乾燥モードは30分程度で終わることから、通常モードでは十分ではない可能性が考えられます。
対して、ダニ退治のモードが搭載されている機種であれば、そのモードを選び稼働させるだけでダニ退治が可能です。なおマットタイプ・マットなしタイプに関わらず、ダニ対策モードを搭載している物を選びましょう。
ダニ対策として意識しておきたいこと
布団乾燥機でダニを退治したとしても相手が生き物である以上、再び集まってくる可能性は考えられます。ダニが好む環境にしないためにも、ダニ対策は継続して取り組むことが大切です。
ここでは、ダニ対策として意識すべきことを4つご紹介します。
寝室の換気をする
ダニは湿度のある場所を好むため、定期的に寝室の換気をすることはダニ対策として有効です。布団乾燥機も湿度が高い環境で使用した場合、効果は弱まってしまいます。換気が難しい場合は、除湿機やエアコンのドライ機能などを活用して湿度を下げましょう。
なお布団乾燥機の稼働中は水分が部屋の中に拡散するため、エアコンのドライ機能を併用することをおすすめします。
部屋の掃除をこまめにする
こまめな部屋の掃除も効果的なダニ対策の一つです。ほこりや食べ物の残りかす、ダニの死骸など、さまざまな物がダニのエサとなります。普段から丁寧に掃除をすることを心がけましょう。
特に汚れが溜まりやすいのが床です。ダニの隠れ場所となる凹凸が多い畳やカーペットだけでなく、フローリングでも繁殖をする可能性があることから、念入りに掃除することが大切です。布団の中のダニを退治したとしても、床にダニがいると再び布団に付着してしまうことを覚えておきましょう。
シーツや敷きパッドをこまめに取り替える
人間は寝ている間にコップ1杯分の汗をかくといわれています。シーツや敷きパッドには布団乾燥機が使えないため、こまめに取り替えることがダニ対策として有効です。
また布団にカバーをかけて使用するのも、おすすめの方法といえます。布団の手入れはある程度時間に余裕がないと難しいですが、カバーだけを外して洗うのであればそこまで負担にならないでしょう。ダニ対策の一つとしてぜひ取り入れてみてください。
他のダニ対策と併用する
布団乾燥機を使う以外にもダニ退治ができる方法はあります。ダニ取りシートやダニ除けスプレーなどの他の方法と、布団乾燥機を使ったダニ対策を併用するとよいでしょう。
ダニ取りシートは、布団やベッドの敷きパッドの下に敷いて使う物です。対して、ダニ除けスプレーは、清潔にした後の布団や枕に仕上げとして吹きかけることでダニが付着するのを防ぐ物です。
ダニは非常に小さいことから、さまざまな経路で家の中に侵入してきます。完全に防ぐのは難しいといえるでしょう。外出時に座った電車やバスの座席などから衣類や靴、鞄などに付着して家の中に侵入してきます。またペットを飼っている家の場合は、ペットの毛に付いている可能性も考えられます。
ダニを退治することと同様に、家の中で繁殖させないことも大切なため、十分なダニ対策を行っておきましょう。
まとめ
ダニが苦手とする環境を作りだせる布団乾燥機は、ダニ退治に効果があるアイテムです。なおダニ退治する際は、部屋の温度を上げたり、使用後に掃除機をかけたりすることを心がけましょう。
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