電子レンジは、日常生活においてよく使用するキッチン家電です。頻繁に活用するため、状態が悪くなれば買い替えを検討する必要があります。「どうせ買うならできるだけ安い時期を狙って購入したい」と考える人も多いでしょう。
そこでこの記事では、電子レンジが安い時期やセール時期以外で安く買う方法についてご紹介します。お得に買い替える際におすすめの電子レンジにも触れるので、電子レンジの購入を検討している人はぜひ参考にしてみてください。
電子レンジやオーブンレンジが安い時期は12~1月!
一般的に、電子レンジやオーブンレンジが安くなる時期は12〜1月です。その理由として、各家電量販店が力を入れるクリスマス・年末年始商戦が挙げられます。さまざまなアイテムのセールが実施されるシーズンであり、電子レンジと併せて安い家電を購入したい人にとっても狙い目といえるでしょう。
また、年末年始以外にも電子レンジが安い時期があります。ここでは、以下の2つの時期を解説します。
決算時期の3月と9月
一般的に、多くの企業では決算時期に合わせて売上アップを目指し、セールを行うことが多いです。家電量販店の決算月は3月に設定されているケースが多く、ちょうど半期となる9月に「半期決算セール」、3月には「総決算セール」を実施します。
特に総決算セールを行う3月は、新生活が始まる時期でもあります。そのため、さらに安くなる可能性があり狙い目です。
ただし、企業によってセール期間や開催時期が異なるため、事前に確認しておくとタイミングを逃さずに済むでしょう。
ボーナス時期の7月と12月
各企業においてボーナスが出る7月や12月も、電子レンジやオーブンレンジの値段が安くなります。ボーナスによって懐事情に余裕が出た消費者が、思い切って新しい家電製品を購入するケースが増えるためです。
特にクリスマス商戦や年末年始と重なる12月は、さらに安く販売される可能性があります。そのため、購入したい電子レンジやオーブンレンジがある人は、各店舗の情報を逃さずチェックしておくことをおすすめします。
セール時期以外でも電子レンジやオーブンレンジを安く買う方法
電子レンジやオーブンレンジは、セール時期以外にも安く買える可能性があります。続いては、価格を抑えて電子レンジやオーブンを購入するためのコツを見ていきましょう。
値引き交渉をする
電子レンジの販売店によっては、値引き交渉ができるケースがあります。例えば「他店よりも価格が高い場合はご相談ください」といった告知を掲げている場合、交渉しやすい販売店といえるでしょう。
交渉をする際は、他店やインターネットで相場をリサーチしておくことが大切です。確かな情報を提示すると、スムーズに値引き交渉ができます。
オンラインで購入する
電子レンジが販売されているのは、実店舗だけではありません。近年はオンラインショップが数多くあり、実店舗のように販売スタッフを雇用しなくて済む分、安く買える可能性があります。
またオンラインショップであれば現地に足を運ぶ必要がないため、遠方に暮らす人や購入した電子レンジを持ち帰る手段がない人にもおすすめです。
ただし現物を確認できないため、実際に届いたら思っていたサイズと違っていたというケースもあるでしょう。気に入った商品を買えるように、事前に細かくリサーチしておく必要があります。また、オンラインショップによって送料が異なるため、商品代と送料を計算した上で、よりお得に買える店舗を選びましょう。
型落ち品を選ぶ
セール時期以外で安く買うなら「型落ち品」もおすすめです。一般的に電子レンジやオーブンを製造するメーカーは、春から秋に新製品を発表する傾向にあります。クリスマスや年末年始商戦を迎える頃には、旧型の製品が「型落ち品」として販売されるため狙い目です。
特に性能やデザインにこだわりがない人は、新製品の発表を待って、安い型落ち品を選ぶとよいでしょう。
単機能レンジを選ぶ
電子レンジは、機能が多く備わった製品ほど価格が高い傾向にあります。一方で、電子レンジの根本である「温める」ことに特化した「単機能レンジ」は、多機能なタイプより安く買える点が特徴です。
温める機能だけあればよい人やコストをかけたくない人は、シンプルな単機能レンジを選ぶとよいでしょう。
下取りを活用する
電子レンジの販売店によっては、下取りに対応しているケースがあります。新しい電子レンジを購入する際に、これまで使っていた電子レンジを下取りに出せば、実際の価格より安く購入することが可能です。
中には出張買取を行っている店舗もあるため、持ち込む手間をかけたくない人でも利用しやすいでしょう。
〈2ndSTREET セカンドストリート〉でも、電子レンジやオーブンレンジの買取を行っています。詳しくは下記のページをご覧ください。
中古品を選ぶ
安い電子レンジを探している場合は、中古品を選ぶのも一つの手段です。リユースショップ・リサイクルショップ、フリマアプリなどをチェックしてみると、思わぬ掘り出し物に出会えることも。例えば引越しシーズンには、新品同様の良品が見つかる可能性が高まります。リユースショップ・リサイクルショップであれば、電子レンジの状態によって保証をつけているケースもあるため、安心して利用できるでしょう。
ただし、フリマアプリは個人間で取引をしなければならず、トラブルに発展すること少なくありません。リユースショップ・リサイクルショップとは異なり、保証があるわけではないため十分に注意して利用しましょう。
セカンドストリートでも、電子レンジのリユース品を取り扱っています。
電子レンジやオーブンレンジを選ぶポイント
電子レンジやオーブンの買い替えを検討しているけれど、どのようなタイプを選べばよいか分からない人も多いでしょう。どうせ買うのなら、ライフスタイルに合う商品を選びたいものです。
電子レンジやオーブンを選ぶポイントとして、以下の3つが挙げられます。
サイズや容量で選ぶ
電子レンジやオーブンを買い替える前に確認しておく項目が、サイズと容量です。特に設置予定場所の広さは必ず押さえておくべきポイント。お気に入りの商品が見つかっても、サイズが大きければ設置できません。
設置予定場所のサイズを測る際は、電子レンジの熱を逃すことを踏まえて、上方や背面、左右の空間も確保しておきましょう。また、扉を開ける方向のスペースも計算しておく必要があります。
容量に関しては、家族構成やライフスタイルを踏まえて検討すると選びやすいでしょう。例えば、一人暮らしで自炊をほとんどしない場合は、コンビニのお弁当が温められる程度の容量でも問題ありませんが、3人以上の家庭であれば大きめの容量を選んだ方が無難でしょう。
タイプで選ぶ
電子レンジは商品によって性能が異なります。例えば、温める機能のみ備わった「単機能型」やオーブン機能が備わった「オーブンレンジ」、水蒸気を発生させて蒸すことができる「スチーム」などが挙げられます。
コンビニのお弁当や冷凍食品を温める程度であれば、単機能型でも十分でしょう。日頃からさまざまな料理を楽しむ人は、オーブンレンジやスチームタイプを選ぶことをおすすめします。
出力で選ぶ
出力も製品によって異なるポイントです。600Wまでの出力であれば、単機能型の電子レンジで事足ります。素早く温められるタイプを探している場合は、1,000Wクラスの大出力モデルを選ぶ必要がありますが、対応していない製品もあるため注意が必要です。大出力モデルを選ぶなら、オーブンレンジやスチームオーブンレンジを検討するとよいでしょう。
また高性能な電子レンジは、解凍に特化した機能や素材の旨みを存分に発揮するグリル機能、パン作りに活用できる発酵機能などが備わっていることも。それぞれ出力数が異なるため、事前にどのような機能がついていて、出力がどの程度あるかを確認しておきましょう。
手入れのしやすさで選ぶ
電子レンジやオーブンを長く使うためには、日頃から手入れをしながら使うことが大切。庫内は油が飛びやすく、こびりついてしまえば故障や悪臭の原因となります。
そこで、買い替え時に検討したいポイントの一つが手入れのしやすさです。例えば高温のスチームを庫内に発生させて、汚れを浮き上がらせる「自動お手入れ機能」が備わっているタイプを選べば、しつこい汚れに悩まされることがありません。また、ヒーターの熱を活用して臭いのもとを断つ「脱臭機能」が備わった電子レンジもおすすめです。
電子レンジの寿命や買い替え時期が分からない人は、以下のページをご覧ください。
電子レンジのトラブルは汚れや悪臭だけではありません。異音がしたり、回らなくなったりすることも考えられます。電子レンジの気になる症状については、以下のページで解説しています。
中古品でお得に買い替え!おすすめの電子レンジ・オーブンレンジ
電子レンジが安い時期まで待てないときにおすすめしたいのが、中古品の購入です。買い替えを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
〈SHARP シャープ〉RE-M16A-B
日常的に使うボタンが見やすく、誰でも使いやすいタイプのオーブンレンジです。
シンプルなデザインでありながら、高い機能が備わっている点も魅力。食材の分量を感知して、温め時間を調整する「かしこくセンサー加熱」や、食べたい食材をボタン一つで食べ頃の温度に温める「あたためワンキー」などが備わっています。
周波数を気にせず使えるヘルツフリーのため、全国各地に転勤する人でも利用しやすいでしょう。
〈Panasonic パナソニック〉単機能電子レンジ NE-FL100-W
シンプルな電子レンジを探している人におすすめしたい商品がパナソニックの「NE-FL-100-W」です。庫内がフラットになっていて広々と使えるため、大きめの食材を温める際に重宝します。お手入れをする際にも、このフラットな形状が役立つでしょう。
さらに「900Wインバーター」と「蒸気センサー」が備わっており、素早く食材を温められます。仕事や家事に追われる忙しい毎日でも、頼りになる電子レンジです。
〈IRIS OHYAMA アイリスオーヤマ〉単機能電子レンジ EMO-F518-5
アイリスオーヤマの単機能電子レンジ「EMO-F518-5」は、50Hzの周波数に対応した東日本限定で使える製品です。出し入れがしやすいフラットタイプのテーブルが特徴で、手入れをする際にも重宝します。
〈YAMAZEN 山善〉単機能電子レンジ MRT-S177(B)5
格安で電子レンジを探している人に向いている製品が、山善の「MRT-S177」です。非常にシンプルな作りになっており、一人暮らしを始めたばかりの人でも使いやすいでしょう。なお、東日本の周波数である50Hz対応の製品となっています。
〈YAMADA ヤマダ電機〉電子レンジ YAMADASELECT YMW-S17G1
出力が選べるタイプの電子レンジでありながら、安い価格で購入できる製品がヤマダ電機の「YAMADASELECT YMW-S17G1」です。200・500・600・900Wの4段階で切り替えられるため、食材や調理方法に合わせて活用できます。
また、ヘルツフリーが採用されており、日本全国どこでも使用できる点も魅力です。
〈NITORI ニトリ〉単機能電子レンジ MM720CUKN2 GY60Hz
シンプルかつリーズナブルな家具やインテリア小物が人気の、ニトリが販売する単機能電子レンジ「MM720CUKN GY60Hz」です。性能の高さは必要なく、温めに特化した機能だけで十分という人におすすめ。デザインもシンプルなため、部屋に馴染みやすいでしょう。なお、60Hzに対応した製品なので、西日本のみで使用可能です。
まとめ
電子レンジやオーブンレンジが安い時期は、クリスマスや年末年始商戦と重なる12〜1月もしくはボーナスや決算シーズンです。できるだけコストを抑えたい人は、安い時期を狙ってみるとよいでしょう。
また、安い時期に購入できなかった場合は、選び方を工夫することで安い電子レンジを見つけられる可能性があります。例えば、リユース商品の中から掘り出し物を見つける方法もおすすめです。
全国に800店舗以上を展開するセカンドストリートでも、さまざまな種類の電子レンジを販売しています。新品よりもリーズナブルな製品を多数取り揃えているため、電子レンジの購入を検討している人はぜひご利用ください。お近くの店舗はもちろんオンラインストアもあるため、遠方にお住まいの人でも気軽にご利用いただけます。
不要な電子レンジの処分でお困りの場合も、セカンドストリートにご相談ください。新しい電子レンジほど買取価格が高くなるため、買い替えを検討している人はお早めに買取に出してみてはいかがでしょうか。