DIYを始めようと思っている方の中には、インパクトドライバーの選び方や、安く購入できる方法を知りたいという方もいるでしょう。ホームセンター以外にも安い価格でインパクトドライバーを購入できる場所はあります。
本記事では安い価格でインパクトドライバーを購入する方法、ならびにインパクトドライバーの選び方についてもご紹介します。
ホームセンターだけではない!インパクトドライバーを安く購入できるお店

インパクトドライバーを少しでも安い価格で購入したい方は、ホームセンターだけでなく金物屋やリユースショップ・リサイクルショップなども確認してみましょう。
ホームセンター
ホームセンターはさまざまな種類の工具を取り扱っていますが、特にライトユーザー向けの電動工具の種類が豊富です。インパクトドライバーもさまざまなメーカーの物が販売されています。ただし、店舗によって取り扱っている種類やジャンル・量などが異なるため注意が必要です。
また、各店舗で価格も異なります。少しでも安い価格でインパクトドライバーを購入したい場合は、複数店舗を訪れて価格を比較してみてもいいかもしれません。
金物屋
金物屋は大工や職人など、プロ向けの資材や工具を取り扱っているお店です。インパクトドライバーの取り扱い数も豊富です。
また、アフターサポートも優れているため、末永く使えるプロ仕様のインパクトドライバーを購入したい方におすすめといえます。
一方で、金物屋はライトユーザーやDIY初心者向けの工具はあまり取り扱っていないため、初心者向けの安いインパクトドライバーを購入したい場合は、金物屋よりもホームセンターやリユースショップなどの方がおすすめです。
リユースショップ・リサイクルショップ
中古工具でも問題ない場合は、リユースショップで購入するのも選択肢のひとつです。リユースショップであれば、新品よりも安い価格でインパクトドライバーを購入できます。
一方で、ホームセンターと比べて、在庫数や品揃えが安定しないことがリユースショップのデメリットです。
セカンドストリートでは、インパクトドライバーをはじめとした中古電動工具を店頭ならびにオンラインストアで販売しています。インパクトドライバーをリーズナブルに購入できるため、DIYを始めようと思っている方やDIY初心者にはぴったりです。
インパクトドライバーとは?ドリルドライバーとの違い

電動ドライバーには「インパクトドライバー」と「ドリルドライバー」の2種類があります。インパクトドライバーとドリルドライバーの外観はよく似ていますが、機能が異なるため用途や目的に応じて使い分けることが大切です。
ここでは、インパクトドライバーとドリルドライバーの違いをご紹介します。
インパクトドライバーの特徴
インパクトドライバーとは、ネジやビス締めをスムーズに行うために使用する電動工具です。内蔵されているハンマーで衝撃(打撃)を与えながらネジやビス締めを行います。
単にネジを回すだけでなく叩くように衝撃を与えながらネジを回すため、金属やコンクリートなどの硬い材質にもネジやビスを打ち込むことが可能です。また、下穴を開けることなく簡単にネジを打ち込めることから、工事現場で欠かせない工具とされています。
DIYでは大型家具の組み立てや、硬い材質にネジ締めを行う際などに使用されます。さらに、先端のビットを交換することで木材や金属の研磨にも使えます。
インパクトドライバーとドリルドライバーの違い
基本的にインパクトドライバーは、回転スピードやトルク(注1)の変更ができません。対してドリルドライバーは、回転スピードやトルクを自由に変更できます。
用途に応じて回転スピードやトルクを変更することで、繊細な力加減が要求されるデリケートな素材でもネジやビスなどを打ち込めます。
硬い素材の場合は回転スピードとトルクを上げることで対応できますが、インパクトドライバーと比べるとパワー不足だといえます。そのため、衝撃を与えながら硬い素材にネジを打ち込みたい場合はインパクトドライバーが向いています。
(注1)物体を回転させるための力のこと
インパクトドライバーの選び方

さまざまなインパクトドライバーが販売されているため、どれを選べばよいのか分からないDIY初心者の方も多いでしょう。ここでは、インパクトドライバーの選び方をご紹介します。
給電方式:初心者でも上級者でもバッテリー式がおすすめ
インパクトドライバーの給電方式は「AC電源式」と「バッテリー式」の2種類がありますが、DIY初心者や上級者に限らずバッテリー式の方がおすすめだといえます。自由に持ち運びができ、あらゆる場所で使えるからです。
また、バッテリー式は作業の邪魔になる電源コードがないため快適に作業できます。一方で、バッテリーが切れると使えなくなるため、定期的に充電する必要があることはデメリットといえるでしょう。
AC電源式は他の家電製品と同様、コンセントに差し込んで使います。近くにコンセントがないと使用できないことがデメリットではありますが、バッテリー式よりも価格が安い点がメリットといえます。
少しでも安い価格でインパクトドライバーを購入したい方は、AC電源式を選ぶとよいでしょう。
最大締め付けトルク:DIYなら90N・m以上あれば十分
インパクトドライバーをDIYで使用するのであれば、最大締め付けトルクが90N.m以上あれば十分です。最大締め付けトルクとは、ネジを締め付ける最大の力のことです。製品ごとに最大締め付けトルクの数値は異なります。
市販されているインパクトドライバーの最大締め付けトルクは、20~180N・m程度です。最大締め付けトルクが90N.m以上であれば、40mm程度までのネジ締めに対応できます。90mm以上の長いネジを締める場合には、130N・m以上のトルクが必要です。なお、締め付けトルクが弱すぎると、ネジが締まりきらない可能性がある点には注意しましょう。
扱いやすさ:ヘッドサイズや重量をチェック
インパクトドライバーを選ぶ際は、ヘッドサイズや重量を確認した上で、扱いやすい物を選ぶことが大切です。自分で扱えない製品を選ぶと操作を誤ってしまい、怪我をしてしまう恐れがあります。
ヘッドサイズが小さい物は扱いやすく、狭い場所でも快適に作業できます。また、重量が軽いため、長時間使用しても腕が疲れにくいです。ただし、ヘッドサイズが小さすぎるとパワーが弱くなる点には注意しましょう。また、内蔵しているバッテリーの容量が小さいため、長時間使用には向いていません。
インパクトドライバーを販売している各メーカーの特徴

インパクトドライバーは、国内外のさまざまなメーカーから販売されています。メーカーごとの特徴があるため、事前に押さえておきましょう。
〈マキタ〉:電動工具で国内約60%のシェアを占める最大手
マキタは、電動工具や園芸用機器などの製造・販売を行っている国内最大手の電動工具メーカーです。電動工具で国内約60%のシェアを誇るといわれています。プロ向けの製品からDIY初心者向けの製品まで、多種多様な電動工具を製造・販売しています。
インパクトドライバーのラインアップが豊富で、20種類以上の製品の中から選ぶことが可能です。プロ向けの製品が多いため、本格的なインパクトドライバーを購入したい方にもおすすめできるメーカーです。
〈Panasonic パナソニック〉:業者からDIYのライトユーザーまで幅広い方に人気のメーカー
パナソニックは、あらゆる家電製品を製造している日本を代表する家電メーカーのひとつです。家電製品だけでなく電動工具の製造も行っています。
パナソニックの電動工具は、プロからDIYのライトユーザーまで幅広い層から支持されています。
インパクトドライバーは、初心者が使える物からプロ向けの物まで幅広く用意されており、カラーバリエーションも豊富です。格好よいデザインの製品が多いため、デザインや外観にこだわりたいという方におすすめです。
〈HiKOKI ハイコーキ〉:技術力の高さが特徴の国内メーカー
〈HiKOKI ハイコーキ〉は、国内で高いシェア率を誇る電動工具メーカーです。以前は日立工機株式会社という社名でしたが、2018年に工機ホールディングス株式会社に社名変更しており、ハイコーキというブランド名が使用されています。
元々は日立グループの電動工具メーカーであったことから、技術力が高い点が特徴です。初めて購入する方でも安心して使えるインパクトドライバーを提供しています。
〈BOSCH ボッシュ〉:独特なデザインと頑丈さが特徴の海外メーカー
〈BOSCH ボッシュ〉はドイツのメーカーです。電動工具の世界全体のシェアは、マキタを上回っています。インパクトドライバーはプロ向けの製品とDIY向けの製品があります。
プロ向けの製品は本体色がブルー、DIY向けの製品は本体色がグリーンで分けられています。独特なデザインと頑丈さが人気です。
まとめ
インパクトドライバーを選ぶ際は、最大締め付けトルクが90N.m以上でバッテリー式の物を選ぶのがおすすめです。また、各メーカーでインパクトドライバーの特徴が異なるため、自身の用途に合ったメーカーの物を選ぶようにしましょう。
全国に750店舗以上展開するセカンドストリートでは、インパクトドライバーをリーズナブルな価格で販売しています。工具類を豊富に取り扱っているため、DIYを始めようと思っている方やDIY初心者の方にもおすすめです。
オンラインストアでの販売も行っておりますので、インパクトドライバーを購入する際は、ぜひセカンドストリートをご利用ください。