メンズローファーは、着こなしの引き締め役にもハズしアイテムにもなる万能シューズです。ローファーを活用して、おしゃれなコーデを組みたい方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、メンズローファーの選び方やメンズコーデ、おすすめブランドを解説します。ビジネスシーンからカジュアルシーンまで、ローファーを取り入れたおすすめコーデを幅広くご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、〈2nd STREET セカンドストリート〉では、人気ブランドのアイテムを多数取り揃えています。今回ご紹介する中で気になるメンズローファーを見つけたら、セカンドストリートでチェックしてみてはいかがでしょうか。
メンズローファーの選び方を押さえよう
まずは、メンズローファーの失敗しない選び方について解説します。自分に合うローファーを手に入れたい方は、次の5つのポイントを押さえてみてください。
着用シーン
メンズローファーは、カジュアルやビジネスなど着用シーンに適したものを選ぶことが大切です。
甲の部分にフリンジや金具などの装飾が付いているローファーはカジュアル感が強いため、ビジネスシーンにはあまり向いていません。プライベートで履くと装飾がコーデのワンポイントとなり、洗練された印象に仕上がります。
また着用シーンで選ぶ際は、デザインだけでなく色にも注目しましょう。黒やダークブラウンなどの落ち着いたカラーであればきちんと感をアピールできます。カジュアルコーデの引き締め役として活用するのもおすすめです。
種類
ローファーにはさまざまな種類があります。代表的なのが「コインローファー」「タッセルローファー」「ビットローファー」の3種類です。ローファーによって印象がガラリと変わるので、シーンに合ったものを選びましょう。
コインローファーはローファーの中でも定番のデザインで、甲の部分に切れ込みが入っています。汎用性が高く、どのようなスタイルにも合わせやすい万能アイテムです。
タッセルローファーは、甲に備わっている房の装飾が特徴的。普段の着こなしもドレッシーな装いに仕上げてくれます。
ビットローファーは甲の部分に金具の飾りが付いているタイプで、きれいめコーデに合わせやすいデザインです。品のよさを演出できるため、カジュアルコーデのアクセントとしても活躍します。
素材
メンズローファーの素材は大きく分けると「本革」と「合皮」の2種類があります。
本革は動物の皮で作られているため、天然素材ならではの風合いが特徴です。伸縮性に優れ、使い込むほどに足に馴染んでいく点がポイント。フィット感があり、カジュアルコーデからビジネスコーデまであらゆるシーンにマッチします。
合皮は合成樹脂を使い、レザー風の質感に寄せた素材です。本革と比べると伸縮性がやや劣るものの、リーズナブルな価格のアイテムが多く登場しています。汚れにくい素材で、お手入れしやすい点がメリットです。
サイズ
ローファーには紐がないためサイズ調整ができません。また、使用を重ねるごとに革が伸びてくる可能性があります。購入する段階で空間に余裕がありすぎるサイズを選ぶと、次第に靴底が沈み込んでフィット感が悪くなるため要注意です。
次第にゆるくなっていくことを考慮して、ぴったりのサイズもしくは若干小さめのローファーを選びましょう。普段履いているスニーカーよりも、1.0~1.5cm程度小さいサイズがおすすめです。
色
ローファーのカラーバリエーションは豊富ですが、特に黒と茶色が定番カラーです。
黒のローファーはシックな雰囲気があり、コーデに品格を添えてくれます。カジュアルからきれいめまで、さまざまなファッションアイテムに合わせやすい点が特徴です。色選びに迷った場合は、黒をチョイスすることで失敗を避けられるでしょう。茶色のローファーは黒と比べるとカジュアル感が強く、優しい印象をもたらします。
上級者は、白やベージュ系のローファーにチャレンジしてみるのもおすすめ。足元に爽やかさがプラスされ、好印象コーデを作りやすくなります。
ローファーの魅力を活かしたメンズコーデ10選
ここでは、ローファーを取り入れたおすすめのメンズコーデ10選をご紹介。「ビジネスコーデ」「カジュアルコーデ」に分けて厳選しました。
ビジネスコーデの参考例
レザーの質感でさりげない高級感を添えるコーデ

柔らかな風合いのジャケットに、きちんと感のあるスラックスを合わせた、メンズのビジネスコーデ。
インナーはギンガムチェックシャツをチョイスして、爽やかさをアピール。
足元に黒のローファーを添えることで、ドレッシーな装いに。キメ細かなレザーの質感と深みのある色合いが、さりげない高級感を演出します。
出典:
https://wear.jp/ships1606mi/23258523/
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リラクシーな着こなしに上品さをプラスしたコーデ

ゆったりとしたシルエットのステンカラーコートに、スリムなイージーパンツを合わせたコーデです。
腰回りがゆったりとしつつ裾に向かって細くなるデザインで、きれいめな雰囲気に。
リラクシーな装いには、ローファーを取り入れて上品さをプラス。艶やかなブラックレザーとゴールド系の装飾が、エレガントな雰囲気を演出します。
出典:
https://wear.jp/005749mk/20994078/
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グレーの濃淡を意識したクラシックなビジネスコーデ

グレンプレイド柄のクラシックなジャケットを活かした、かっちりしすぎないメンズコーデ。
グレーで統一しながらも、濃淡のバランスを意識することでメリハリが生まれます。ボリューム感が控えめなローファーを履けば、よりシャープな印象に。
ニットをタックインせずに、裾のリブデザインを見せているところもポイントです。
出典:
https://wear.jp/fhisa828/19261567/
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すっきりとシルエットでスマートに仕上げる夏コーデ

くすみがかったグリーンのポロシャツが大人っぽい、夏のビジネスコーデ。
上下ともにスタイリッシュなシルエットで、きちんと感をアピールしているところがポイントです。
スムースレザーを使用したローファーが、足元をエレガントに彩ります。ベーシックなカラーのトートバッグを合わせれば、統一感のあるスタイリングに。
出典:
https://wear.jp/suenaga3951/19424343/
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シンプルかつラフさが感じられるセットアップコーデ

すっきりとしたシルエットが、シンプルでラフな印象を与えるセットアップコーデです。ジャケットのハリ感によって、きちんとした着こなしに仕上がります。
インナーにニットライクなポロシャツを選んで、上品な雰囲気をプラス。足元はマットな質感のローファーをチョイスすることで、シックにまとめています。
出典:
https://wear.jp/010739at/22881215/
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カジュアルコーデの参考例
リラックス感に上品さを取り入れたカラーニットコーデ

モヘア調ニットのゆったりとしたシルエットで、リラックスした雰囲気を演出するメンズの休日コーデです。程よいカジュアル感のあるビットローファーを合わせれば、上品なラフスタイルが完成します。
カラーニットのアクセントを効かせることで、コーディネートのマンネリ化を解消。
出典:
https://wear.jp/nansan/22567326/
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脚長効果アップを叶えるハイソールローファーコーデ

ハイソールローファーでスタイルアップを狙った、シンプルなメンズコーデです。ローファーならではの重厚感が、カジュアルな装いを上品にブラッシュアップ。
ボリューミーなスウェットも、細身のスキニーパンツと合わせることで、シルエットにメリハリが生まれます。モノトーンのアイテムでまとめて、スタイリッシュな雰囲気に仕上げるのがコツ。
出典:
https://wear.jp/showwwear/23304368/
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水色×ホワイトで清潔感あふれるカジュアルコーデ

白のアイテムに涼しげな水色シャツを合わせた爽やかコーデ。ベルトやネックレスなどのカラーも落ち着いた色で統一することで、好印象スタイルを作れます。
パンツのワイドすぎないシルエットも、おしゃれに見せるためのポイントです。足元はタッセルローファーできれいめ感をプラス。ドレッシーな装飾が、大人っぽい雰囲気に導きます。
出典:
https://wear.jp/sensenakajima/21839228/
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ボアブルゾン×ローファーのこなれ感アップコーデ

アイボリーのボアブルゾンジャケットで、季節感たっぷりに仕上げるカジュアルコーデ。ジャケットのベルトをサイドに垂らして、こなれ感を演出しています。
インナーやボトムスをモノトーンのカラーで統一することで、大人っぽさがアップ。ブラウン系のローファーを選べば、重たく見えずに柔らかい雰囲気をプラスできます。
出典:
https://wear.jp/yyyyuuuma/22558684/
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チェックシャツとローファーの色をリンクさせたコーデ

デニムジャケットとチェックシャツのレイヤードで、クラシカルに仕上げるメンズコーデです。ボトムスや小物をホワイトでまとめれば、爽やかな印象に。
足元はブラウン系のローファーを選んで、チェックシャツのカラーとリンク。無骨なソールとビーフロールが、カジュアルコーデにマッチします。
出典:
https://wear.jp/idakawear/23315949/
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ローファーを取り入れたいメンズにおすすめのブランド一覧
ここからは、メンズローファーのブランドをご紹介。ハイブランドからコスパのよいブランドまで、おすすめブランドを10選ピックアップしました。
〈Gucci グッチ〉
グッチは、イタリアで1921年に誕生した高級ファッションブランドです。周りと差をつけられるハイセンスなデザインは、国内外を問わず多くの人々に愛されています。
グッチの名作である「ホースビットローファー」は、上品なビット金具と立体的なシルエットが特徴的。価格帯は10万超えのものが多いですが、ビジネスにもカジュアルにもしっくり馴染み、足元を華やかに見せてくれます。
〈SEBAGO セバゴ〉
セバゴは1946年にアメリカで生まれた靴ブランドです。クラフトマンシップを継承し、手縫いで丁寧に革靴を作っています。高いクオリティを備えながら、リーズナブルな価格で手に入りやすい点が人気の理由です。
ローファーはオーソドックスなものから、個性的なものまで豊富に揃っています。ビジネスでもカジュアルでも、さまざまなシーンで活用できるのが魅力です。
〈Dr.Martens ドクターマーチン〉
ドクターマーチンはイギリスで誕生した靴ブランド。日々の着こなしにメリハリを出せるような、個性あふれるローファーが高い支持を得ています。
ソールがユニークな形状のローファーが多く、足元にアクセントを添えられるのがポイント。ファッション性が高く、モード系のコーデが好きな方におすすめのブランドです。
〈REGAL リーガル〉
リーガルは日本の老舗靴ブランドです。ブランド自体はアメリカで誕生しましたが、1961年に日本製靴株式会社がアメリカの靴メーカーとライセンス契約を結び、日本での生産・販売がスタートしました。国内外問わず高い知名度を誇り、国産レザーシューズの定番ブランドとして親しまれています。
ローファーは日本人の足の形に合わせた木型を採用し、抜群のフィット感を実現。オーソドックスなデザインも魅力の一つで、オンオフ問わずに活用できます。
〈Alden オールデン〉
オールデンはアメリカで生まれた、世界的にも有名な靴のハイブランド。高級な革靴の代名詞ともいわれる「グッドイヤーウェルト製法」を採用し、熟練した職人が手作業で丁寧に作っています。
メンズなら誰もが憧れるブランドの一つで、美しい輝きと質感を併せ持つローファーが国内でも人気です。履いていくうちに艶感やシワの表情が変化していくのも魅力的。丈夫な一足を選ぶことで、一生ものにふさわしいローファーとして愛用できます。
〈Berwick バーウィック〉
バーウィックは、スペイン南東部のアルマンサで生まれた靴ブランドです。グッドイヤーウェルト製法をはじめ、さまざまな製法で仕上げる高品質なローファーが揃います。
工場内での一貫生産により実現できる、コスパのよさが人気のポイント。メンズのビジネスコーデに合わせやすい、上品なデザインのローファーを探している方にぴったりなブランドです。
〈HARUTA ハルタ〉
ハルタは、大正6年に日本で誕生した老舗靴ブランドです。学校指定靴の定番ブランドとして、国内でもトップクラスのシェア率を誇っています。
高い技術力によって、大量生産方式を採用している点が大きな特徴。ローファーをはじめとする革靴を、良心的な価格で販売しています。コスパのよいローファーを選びたい方におすすめのブランドです。
〈G.H.BASS ジーエイチバス〉
ジーエイチバスは世界で初めてローファーを製造したとされる、アメリカ生まれの老舗ブランドです。元祖ならではの上質なデザインや耐久性、良心的な価格が人気の理由として挙げられます。
ジーエイチバスのシンボルともいえる「ローガン」は、ブラッシュドレザーの艶やかな風合いが特徴です。靴の内側でアッパーとアウトソールを縫い合わせる製法により、快適な履き心地を実現しています。
〈UNITED ARROWS ユナイテッドアローズ〉
ユナイテッドアローズは、大人かっこいいデザインが人気のセレクトショップです。メンズ向けのベーシックアイテムからトレンドを意識したアイテムまで、さまざまな系統が揃っています。
ビジネスとカジュアルの両方の軸を持ち、履き心地にこだわったローファーが数多く展開されているのが特徴。カジュアルなブランドラインであれば、ローファーもリーズナブルな価格で手に入ります。
〈texcy luxe テクシーリュクス〉
テクシーリュクスは、ビジネスコーデに合うような本格派のシューズを数多く展開する国内ブランドです。
本革でありながら、スニーカーを思わせる履きやすさが高く評価されています。長時間歩いても疲れにくく、通勤用のビジネスシューズとしても人気。デザインのバリエーションも豊富で、お気に入りの一足が見つかりやすいのも魅力の一つです。
ローファーを取り入れてメンズコーデの幅を広げよう
今回は、ローファーの失敗しない選び方やコーデ例、おすすめブランドをご紹介しました。
ローファーは、カジュアルやビジネスなど幅広いシーンで活用できるのがメリットです。種類やサイズ感、カラー、素材などをもとに、自分の好みに合う一足を選んでみてはいかがでしょうか。日々のコーデに取り入れることで、着こなしの幅がグンと広がりますよ。
充実した品揃えとリーズナブルな価格が魅力のセカンドストリートでは、あらゆるブランドのローファーを取り使っています。今回ご紹介した中で気になるブランドを見つけた方や、ローファーをお得にゲットしたい方は、この機会にぜひチェックしてみてくださいね。