赤は存在感が強く、「相性のよい色は少ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、モノトーンカラーはもちろん、同系色から反対色まで、赤に合う色はたくさんあります。
今回は、赤と相性がよい色や、赤をコーディネートに取り入れる際のポイント、赤に合う色を取り入れたおすすめコーデを紹介します。赤が好きな方や、赤のファッションアイテムに挑戦してみたい方は、ぜひ参考にしてください。
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赤に合う色は3パターンに分類できる
赤に合う色は、「モノトーンカラー」「同系色」「反対色」の3つに分類できます。
ここでは、それぞれに当てはまる具体的な色を紹介しつつ、赤と組み合わせたときの印象などを解説します。
赤と相性がよい色(1)モノトーンカラー
モノトーンカラーとは、黒・白・グレーといった「無彩色」と呼ばれる色のことです。基本的にどのような色とも相性がよく、赤にもとても合います。
赤×モノトーンカラーの組み合わせは、赤いアイテムの存在感を強めたいときにおすすめの配色です。ファッションにおいては、以下のような特徴があるでしょう。
赤×黒 | シック・モダンな印象になる組み合わせ |
赤×白 | 清楚・フレッシュな印象になる組み合わせ |
赤×グレー | 赤の強さをマイルドに見せる組み合わせ |
赤と黒を組み合わせたコーディネートについては、以下の記事でも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
赤と相性がよい色(2)同系色
赤と馴染む「同系色」も、赤に合う色です。具体的には、ベージュ・ブラウン(茶色)・ピンク・オレンジ・パープル(紫)が挙げられます。
ただし、ピンクやオレンジ、パープルは赤と色味が近いため、ファッションに取り入れる場合は、ぼやけた印象になるケースもあるでしょう。それぞれの色のよさを消さないためには、どのような色味・アイテムを取り入れるかがポイントです。
色の組み合わせとファッションにおける特徴は、以下の通りです。
赤×ベージュ | エレガント・ナチュラルな印象になる組み合わせ |
赤×ブラウン | 重厚感や高級感のある組み合わせ |
赤×ピンク | 赤を中和させて可愛らしく見せられる組み合わせ |
赤×オレンジ | カジュアル・明るい印象になる組み合わせ |
赤×パープル | 上品で落ち着きのある組み合わせ |
同系色同士の組み合わせは、コーディネートに統一感を出しやすいというメリットがあります。
ベージュ・ブラウン・ピンク・オレンジ・パープルを活かしたおすすめのコーディネートについては、以下の各記事をご覧ください。
赤と相性がよい色(3)反対色
赤のよさを引き立たせるなら、赤の「反対色」を組み合わせるのがおすすめです。具体的には、カーキ・ネイビー・ブルー(青、水色)が赤に合う色です。
色の組み合わせとファッションにおける特徴は、以下の通りです。
赤×カーキ | クールでかっこよく見せられる組み合わせ |
赤×ネイビー | メリハリと品のよさを両立できる組み合わせ |
赤×ブルー | 大人カジュアルな雰囲気を出せる組み合わせ |
ネイビーや青、水色を活かしたおすすめのコーディネートについては、以下の各記事で紹介しています。
赤をコーディネートに取り入れる際のポイント
出典:
https://wear.jp/hime0823/22782356/
赤には「情熱的」「活動的」といったポジティブな印象があります。一方、「攻撃的」「暑苦しい」といったネガティブな印象も。インパクトの強い色なので、悪目立ちしないよう、コーディネートに取り入れる際は「配色」や「配分」に工夫が必要です。
基本的には、赤のアイテムはコーディネートに1点だけ投入しましょう。赤コーデ初心者の方は、バッグやシューズ、ソックスなど小物に取り入れるのが おすすめ。
また、コーディネートの主役となるような赤アイテムの場合は、デザインを控えめにして、赤に合う色と合わせるとまとまります。
なお、赤は肌をきれいに見せてくれる効果もあります。顔のくすみが気になる方などは、トップスを赤にするとよいでしょう。
出典:
https://wear.jp/hime0823/22782356/
赤に合う【モノトーンカラー】を取り入れたコーデ例
ここからは、赤に合う色を組み合わせたおすすめのコーディネートを紹介します。
まずは、赤とモノトーンカラーの組み合わせを見てみましょう。
赤×黒
▼王道の配色でまとまりのよさを重視
出典:
https://wear.jp/naase915/24217694/
赤と黒の組み合わせでまとめた夏コーデ。定番の配色も、デザインにこだわるとあか抜けて見えます。
ショート丈のトップスとタイトなロングスカートですっきりとした印象に仕上げると、赤でも涼しげなコーディネートを作れます。サンダルとバッグはシルバーで揃えて、アクセントをプラス。
出典:
https://wear.jp/naase915/24217694/
▼赤のカーディガンで可愛らしく
出典:
https://wear.jp/ms09484/23145401/
赤色のカーディガンに黒色のティアードスカートを合わせれば、シックなガーリーコーデに。カーディガンは、ふわっとした質感と小さめリボンが赤の印象 強さを抑え、可愛らしさを引き出しています。
こちらのコーディネートのように、赤と黒の割合を1:1にすると赤を馴染ませやすいでしょう。
出典:
https://wear.jp/ms09484/23145401/
赤×白
▼華やかなドレスを白でレイヤード
出典:
https://wear.jp/ohashi08/24214531/
デイリーからオケージョンまで幅広く使える赤のワンピースは、まさに主役級。レース素材のシアートップスとチュールスカートをレイヤードしています。どちらも白で統一することで、面積の大きい赤色のアイテムも清楚にまとめられるでしょう。
ジャケットを合わせ、モノトーンカラーの分量を増やすのもおすすめです。
出典:
https://wear.jp/ohashi08/24214531/
▼赤をボーイッシュに着こなす
出典:
https://wear.jp/wego_ec/24182025/
赤のハーフパンツをメインにしたストリートコーデ。白のTシャツを組み合わせ、黒の小物で引き締めたスタイリッシュなスタイル。
彩度の高い色を赤だけにすることで、ハーフパンツでも子どもっぽくなりません。ゆったりとしたシルエットと適度な肌見せで、全身のバランスも◎。
出典:
https://wear.jp/wego_ec/24182025/
赤×グレー
▼控えめながらも華やかな秋コーデ
出典:
https://wear.jp/taniguchi2022/23409670/
赤のニットをグレーのチェックワンピースのインナーにした、華やかさと落ち着き感を両立させた組み合わせです。ただ可愛いだけではない、よい意味での強さを感じられるコーディネート。ブーツとバッグは黒でリンクさせるのがおすすめです。
出典:
https://wear.jp/taniguchi2022/23409670/
▼メリハリを出したいときには映える赤を
出典:
https://wear.jp/archivesepice/23746621/
ボリュームのあるファーコートは、赤色のハイネックニットでさらにゴージャスに。グレー系でまとめると地味になってしまいますが、赤を投入するだけで一気におしゃれな印象になります。あえてダメージデニムを合わせ、コーディネートを崩してみて。
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https://wear.jp/archivesepice/23746621/
赤に合う【同系色】を取り入れたコーデ例
続いて、赤と同系色を組み合わせたおすすめのコーディネートを紹介します。
赤×ベージュ
▼赤でも優しい雰囲気に
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https://wear.jp/chibicoode/24288186/
ナチュラルな印象にしたい方は、赤とベージュの組み合わせがおすすめ。ベージュのノースリーブワンピースに赤のカーディガンを羽織れば、暖色同士で優しい雰囲気のコーディネートが完成です。
カーディガンは透かし編みなので、赤の暑苦しさを軽減して爽やかにまとめやすくなっています。
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赤×ブラウン
▼大人な配色でリッチな冬コーデ
出典:
https://wear.jp/sanki0102/22425410/
赤のパンツは、ブラウンのロングコートにも存在感が負けないアイテム。赤×ブラウンの配色で、重厚感や高級感のある大人っぽいコーディネートです。暗めのブラウンをチョイスすれば、さらにリッチな印象になるでしょう。コートとトップス、ブーツの色合わせもポイントです。
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https://wear.jp/sanki0102/22425410/
赤×ピンク
▼赤をちりばめてレトロガーリーに
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https://wear.jp/1childwoman/24076531/
同系色とはいえ、濃い赤と濃いピンクの組み合わせは難しいため、どちらかを淡い色味にするのがコツ。
こちらのコーディネートでは、トップスにパステルピンクを選び、小物でビビットな赤をちりばめて上手にまとめています。赤が入ることで、可愛らしさに大人っぽさもプラスされた装いです。
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https://wear.jp/1childwoman/24076531/
赤×オレンジ
▼インナーなら赤コーデ初心者も挑戦しやすい
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https://wear.jp/aya32__pic/24110684/
明るい印象のコーデを目指すなら、赤とオレンジの組み合わせがおすすめ。赤と色味の近いカラーは、柄物で合わせるのも◎
オレンジのストライプシャツ×赤インナーなら、赤に抵抗がある方でも取り入れやすいでしょう。柔らかいアイボリーのスカートを合わせれば優しい印象に。
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赤×パープル
▼パープルのTシャツでこなれ感◎
出典:
https://wear.jp/816524/23230106/
赤のワイドパンツに、くすみパープルの Tシャツを合わせたコーディネート。一つひとつのアイテムはシンプルでも、赤が入ることでおしゃれでメリハリのあるスタイルに仕上がります。 Tシャツの柄も含め、赤とパープル以外は黒で統一するのがまとめやすくするポイントです。
出典:
https://wear.jp/816524/23230106/
赤に合う【反対色】を取り入れたコーデ例
ここでは、赤と反対色を組み合わせたおすすめのコーディネートを紹介します。
赤×カーキ
▼ビビッドな赤で視線を集めて
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https://wear.jp/ando_tomorrowland/23819444/
クールな着こなしがお好みの方には、赤×カーキがぴったり。
真っ赤なコートはインパクトが大きいので、前は閉じずに、トップスやボトムスを見せるように着るのがおすすめです。落ち着いたカーキのスカートを見せることで、赤の強さが和らぎます。
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https://wear.jp/ando_tomorrowland/23819444/
赤×ネイビー
▼スポーティコーデも配色&ジャケットで上品に
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https://wear.jp/neo2reedit/24219843/
ラインの入ったスポーティなパンツと、かっちりとしたテーラードジャケットを合わせた上級コーデです。赤×ネイビーを組み合わせて、メリハリのある上品スタイルに。
赤と青にインナーの白を含めた3色は、トリコロールカラーと呼ばれます。
配色はそのままに、トップスとパンツの種類を変えれば、オフィスカジュアルにもよいでしょう。
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https://wear.jp/neo2reedit/24219843/
赤×ブルー
▼デニムと合わせて大人カジュアルな装い
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https://wear.jp/nb_wajima/24216093/
赤のカットソーに合うおすすめのアイテムは、定番のブルーのデニムパンツ。赤コーデ初心者にも真似しやすく、親しみやすいスタイルと言えるでしょう。さらに、顔周りが華やかに見えるメリットも。
深みのある赤をチョイスすれば、大人カジュアルな雰囲気を演出できます。
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https://wear.jp/nb_wajima/24216093/
▼水色で涼しげなイベントコーデ
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https://wear.jp/ms09766/23919660/
カットソーにチュール素材がレイヤードされたブルーのワンピース。単体でもおしゃれですが、サテン生地の赤のスカートを合わせて周囲と差を付けたコーデがおすすめ。ブルーの効果で、赤でも軽い印象に仕上がります。
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赤に合わない色の特徴と似合わせ方
ファッションで赤に合わせにくい色は、「鮮やかなグリーン」や「黄緑」と言われています。
これらは、同じくグリーン系のカーキとは異なり、赤と組み合わせると主張が強くなりすぎてしまう色です。また、赤とグリーンは原色同士で組み合わせると、クリスマス感が出てしまうため、普段のコーディネートには向かないでしょう。
グリーン系のカラーと赤を合わせるなら、どちらかの色味を落ち着かせるのがポイントです。また、「赤をコーディネートに取り入れる際のポイント」の章でお伝えしたように、バッグなどの小物で取り入れるのもよいでしょう。
最後に、グリーン系のカラーと赤を上手に似合わせたコーディネートを3つ紹介します。
▼赤×チェックでトラッドな印象に
出典:
https://wear.jp/umichuxx/22418068/
グリーンのタータンチェックのスカートに赤のカーディガンを合わせたトラッドコーデ。赤とグリーンの色味を落ち着かせることで、上品に仕上がっています。カーディガンの中にアイボリーのハイネックニットを仕込み、コーディネートに明るさを加えているのもポイントです。
出典:
https://wear.jp/umichuxx/22418068/
▼グリーンのバッグでアクセントを加えて
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https://wear.jp/yyoshidawear/23963199/
鮮やかな黄緑色は、トートバッグでアクセントとして投入。赤も無地ではなくボーダー柄で取り入れると、黄緑色とも馴染みます。こちらのコーディネートでは、カジュアルになりすぎないレオパード柄のパンプスを組み合わせています。
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https://wear.jp/yyoshidawear/23963199/
▼個性派スタイルで難しい配色もクリア
出典:
https://wear.jp/msguest2316/23181991/
グリーン系と赤の組み合わせは、人と被らない個性派スタイルを目指す方にもおすすめ。くすみグリーンのシースルートップスに、赤のオリエンタルなレーススカートを合わせています。それぞれのアイテムに存在感があるものの、雰囲気を統一することで、似合わせやすくなるでしょう。
出典:
https://wear.jp/msguest2316/23181991/
赤に合う色を知ってコーディネートの幅を広げてみて
赤は、モノトーンカラーや同系色、反対色と、組み合わせる色によってコーディネートの雰囲気を変えられます。配色や配分を工夫すれば、赤と合わせる色の両方のよさを引き出せるでしょう。
また、赤に合わないとされるグリーン系のカラーも、色味やアイテム次第でおしゃれなコーディネートに仕上げられます。
セカンドストリートでは、全国の実店舗とオンラインストアにて、旬のレディースアイテムを取り扱っています。さまざまなカラーアイテムを活用し、コーディネートの幅を広げてみてください。