履きやすさが魅力のローファーを、日々のコーデに取り入れたいと考える方は少なくないでしょう。一方で、「ローファーにはどのくらい種類があるのか」「どのようにコーデに取り入れたらよいのか」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
今回は、ローファーの特徴を紹介するとともに、代表的なローファーの種類やおすすめのブランドについて紹介します。併せて、メンズ・レディース別のおすすめコーデも紹介します。
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ローファーとはどのような靴?
まずは、ローファーとはどのような特徴を持つ靴なのか、そしてどのような場面のコーデに適しているのかを解説します。
ローファーの特徴
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https://wear.jp/item/63948987/
ローファーは靴紐のない革靴で、着脱しやすい作りになっているのが特徴です。また、靴紐がない一方、足の甲の部分に装飾が施されているものが多いのも特徴のひとつと言えます。
ローファーは、1920年代のイギリスにおいて、王室や貴族階級のルームシューズとして使われていたという歴史がある靴です。後に、ルームシューズだけでなく外履きとしても人気を集め、ヨーロッパからアメリカを経て、その後日本にも伝わったとされています。
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「ローファー」という名前の由来
ローファーという名前は、英語で「怠け者」を意味する「loafer」が由来とされています。前述した「靴紐がなく楽に着脱できる」という特徴を理由に名付けられました。
ちなみに、ローファーと似た特徴を持つ「スリッポン」は、「素早く履ける」という意味の「Slip-on」が由来と言われています。
ローファーが適している場面
ローファーは従来、その名の由来やカジュアル感の強さから、ビジネスシーンには不向きとされてきました。
ただ、近年ではビジネスシーンでの服装のカジュアル化にともない、ローファーの着用が認められる場面も増えつつあります。したがって、ローファーはカジュアルな場面に加えて、重要な商談などを除くビジネスシーンなど、幅広い場面での着用に適していると言えます。
ただし、冠婚葬祭での着用は避けるなど、あくまでTPOを意識することが重要です。
代表的なローファー5種類を紹介
「ローファー」とひと口に言っても、装飾の有無や特徴によってさまざまな種類に分けられます。ここでは、代表的なローファーの種類を5つ挙げ、それぞれの特徴を解説します。
タッセルローファー
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https://wear.jp/item/65251318/
タッセルローファーは、足の甲の部分に「タッセル」と呼ばれる房状の装飾が付いているのが特徴の靴です。また、アメリカが発祥であるとされている点も特徴のひとつと言えます。
歩くごとにタッセルが揺れるため上品さを演出しやすく、フォーマルな服装のコーデに適しているのが強みです。
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コインローファー
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コインローファーは別名「ペニーローファー」とも呼ばれ、足の甲の「サドル」と呼ばれる部分に切り込みが入っているのが特徴です。
1950年代、アメリカの学生たちの間で人気となったデザインで、切り込みの部分に1セント(ペニー)硬貨を挟んで履くのが流行したのが名前の由来とされています。
コインローファーはシンプルなデザインのため、初心者でもコーデに取り入れやすい靴のひとつです。
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ビットローファー
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https://wear.jp/item/41734943/
ビットローファーは、足の甲のサドル部分に金具でできた装飾をあしらっているのが特徴です。この金具のデザインは、馬具(ホースビット)をモチーフに生み出されたとされています。
ビットローファーは、上品さを持ちながらカジュアルな雰囲気も演出できるため、コーデの選択肢を広げやすいのが強みです。
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ヴァンプローファー
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https://wear.jp/item/62957873/
ヴァンプローファーは、足の甲部分に装飾が施されていないローファーのことです。見た目がコブラに似ていることから、「コブラヴァンプ」と呼ばれる場合もあります。
カジュアル感が強めな印象かつシンプルなデザインであるため、コーデが組みやすいだけでなく、気軽さや利便性の高さも魅力です。
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キルトローファー
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https://wear.jp/item/72293088/
キルトローファーは、足の甲部分にフリンジのような「キルト」と呼ばれるデザインが施されたローファーです。「キルト」は、スコットランドの民族衣装がモチーフになっているとされています。
キルトローファーの中には、前述したタッセルやコインローファーとの組み合わせになっているものもあり、可愛らしさや華やかさを演出したいときに適しています。
また、デザインの主張が強いため、モード系コーデにもぴったりです。
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ローファーを選ぶ際の3つのポイント
続いて、ローファーを選ぶ際に意識するとよいポイントについて解説します。
素材
ローファーは、種類だけでなく使われている素材によっても印象が異なります。そのため、コーデに合わせて素材もチェックするのがおすすめです。
例えば、ローファーでは以下のような素材がよく用いられます。
素材 | 特徴 |
スムースレザー | つるりとした印象の革で、きれいめなコーデと相性がよい。 |
スエード | 表面が起毛した素材で、足当たりが柔らかく履き心地のよさが魅力。抜け感を出したいときにもおすすめ。 |
エナメル | 表面に樹脂が塗られて光沢感があるのが特徴。優雅さを印象付けたいコーデにぴったり。 |
合皮 | 革に似せて作られた人工の素材。汚れに強く、手入れしやすいのが強み。 |
色
色も、ローファー選びにおいて重要なポイントです。
ローファーの定番カラーは「黒」「ブラウン」とされていて、いずれもコーデのしやすさが魅力。初心者にも取り入れやすい色と言えます。
また、定番カラー以外のローファーをチェックするのもおすすめです。
例えば、白やアイボリー、ベージュは、フェミニンな印象のコーデに仕上げたいときにぴったりです。華やかな色やバイカラーは、印象的な足もとになるほか、コーデの差し色にもなります。
その他、ベルトやバッグなど小物類と合わせて色を選ぶと、コーデに統一感が生まれるでしょう。
サイズ・履き心地
ローファーは靴紐でのサイズ調整が難しい傾向にあるため、サイズ選びが難しいと感じることも少なくありません。
サイズの合っていないローファーの場合、履いている途中にかかとが脱げてしまう、足の甲が痛いと感じて履けなくなるといったトラブルが生じる恐れがあるため、注意しましょう。
サイズの合うローファーを選ぶためには、複数のサイズで試し履きをすることが大切です。その際、しっかりとかかとがフィットしているか確認しましょう。
加えて、足を入れやすく履きやすいか、足の甲がフィットしているか、横幅やつま先に余裕があるかもチェックしましょう。
【メンズ・レディース別】おすすめのローファーコーデ
ここからは、おすすめのローファーコーデをメンズ・レディース向けにそれぞれ紹介します。
ぜひ、ローファーコーデの参考にしてみてください。
【メンズ向け】ローファーコーデ3選
まずは、メンズ向けのローファーコーデを3つ紹介します。
▼ブラウンのローファーを使ったシンプルコーデ
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https://wear.jp/izushibucha/24351976/
チェックシャツ・スラックス・ローファーを合わせた、シンプルできれいめなコーデです。ブラウンのローファーをはじめ、全体をブラウン系の色でまとめることで柔らかい雰囲気に仕上がっています。
お出かけの際にぴったりなコーデです。
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▼夏にぴったりの爽やかモノトーンコーデ
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https://wear.jp/kose08/24268984/
白のブラウスに黒のパンツを合わせたモノトーンコーデに、黒の厚底ビットローファーを加えたコーデです。パンツとローファーの色を合わせることで統一感を出しつつも、厚底仕様により存在感もしっかり出せるローファーコーデです。
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▼シンプルな大人カジュアルにバイカラーのローファーでアクセント
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https://wear.jp/naruyuu/24366623/
白のポロシャツにブラウンのチノパンツというどこかクラシカルさを感じる組み合わせに、白と黒のバイカラーのローファーを取り入れたコーデです。シンプルなトップスとボトムスに、バイカラーのローファーがアクセントになり、個性的な大人カジュアルコーデに仕上がっています。
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【レディース向け】ローファーコーデ3選
続いて、レディース向けのローファーコーデを3選紹介します。
▼ミニスカートとローファーの組み合わせで可愛らしい印象に
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https://wear.jp/kohanairin/24347379/
寒色系の色味で統一したポロシャツとミニスカートの組み合わせに対し、白のソックスと赤みのあるブラウンのローファーがアクセントになっているコーデです。ビットローファーは金具部分のデザインが可愛らしく、女性らしいコーデに映えます。
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▼存在感のある厚底コインローファーを使ったワントーンコーデ
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https://wear.jp/mihocady/23320633/
ボレロ、プリーツスカート×スラックス、小物類、コインローファーを黒で統一したワントーンコーデです。コインローファーは厚底で、しっかりとした存在感を放っています。個性的なコーデを楽しみたい方は、色や種類だけでなく靴底の厚さにも注目してみるとよいでしょう。
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▼ジャケットとローファーの色を合わせたきれいめコーデ
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https://wear.jp/yfa09722/24301199/
黒のシンプルなインナーとグレーのボトムスに、ベージュのジャケットとタッセルローファーを合わせたきれいめコーデです。
ジャケットとローファーをベージュで揃えることで、コーデに統一感が生まれています。
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要チェック!定番のローファーブランド3選
最後に、定番のローファーブランドを3つピックアップして紹介します。
ローファーを選びに迷っている方は、ぜひ以下のブランドもチェックしてみてください。
〈HARUTA ハルタ〉
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https://wear.jp/item/77538018/
〈HARUTA ハルタ〉は日本の老舗シューズメーカーです。学生用のローファーだけでなく、紳士・婦人向けの商品展開も幅広く行っています。
ハルタのローファーは、制服やフォーマルなコーデになじむデザインであることに加えて、価格が比較的お手頃なアイテムが多いのも強みです。気軽に取り入れやすいため、ローファーコーデ初心者の方におすすめのブランドと言えるでしょう。
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〈REGAL リーガル〉
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https://wear.jp/item/49970372/
〈REGAL リーガル〉は、主にビジネスシーンで活躍するシンプル・シックな革靴を多く展開している日本のシューズブランドです。クラシカルな印象が魅力の定番デザインから、トレンド感のあるデザインまで、幅広い種類のアイテムが揃っています。
メンズ・レディースや年齢層を問わずアイテムを展開しているため、自身の求めるデザインや履き心地のローファーを探している方におすすめです。
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https://wear.jp/item/49970372/
〈G.H.BASS ジーエイチバス〉
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https://wear.jp/item/50260149/
〈G.H.BASS ジーエイチバス〉は、19世紀にアメリカで誕生した長い歴史を持つ老舗のファッションブランドです。
ジーエイチバスのローファーは、良質な素材と熟練の技術を持つ職人によるハイクオリティな仕上がりが魅力と言えます。定番の種類はコインローファーの「ローガン(LOGAN)」「ラーソン(LARSON)」。
履き心地はまるでスニーカーのように軽やかなのが魅力で、「履きやすいローファー」や「高品質なローファー」を求めている方にとくにおすすめです。
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https://wear.jp/item/50260149/
ここで紹介したブランド以外に、〈Alden オールデン〉や〈Paraboot パラブーツ〉、〈Crockett & Jones クロケット&ジョーンズ〉なども人気。同じ種類のローファーでも、ブランドによってディテールが異なるので、自分好みのローファーを探してみましょう。
ローファーを取り入れてコーデを格上げ!
ローファーは、カジュアルな場面だけでなくビジネスシーンでも取り入れられるアイテムです。
ローファーをコーデに取り入れる際は、TPOを意識したうえで、種類や素材、色などさまざまな要素を組み合わせて選ぶとよいでしょう。併せて、サイズも自身に合ったものを選ぶことで、コーデの格上げと快適な履き心地を両立できます。
セカンドストリートでは、ローファーをリーズナブルな価格で購入できます。オンラインストアやアプリも利用することで、より簡単にアイテムを見つけることができるため、ローファーコーデを楽しみたい方はぜひセカンドストリートをチェックしてみてください。