サーキュレーターから出る空気が汚いと感じたり、前よりも風量が低下したと感じたりした場合、原因はサーキュレーターに溜まったホコリかもしれません。サーキュレーターの機能を維持するためには、定期的な掃除が必要です。
この記事では、サーキュレーターの掃除方法を「分解できる場合」「分解できない場合」に分けて解説します。あわせて、サーキュレーターになるべくホコリを溜めない工夫についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、〈2ndSTREET セカンドストリート〉では、さまざまなメーカー・機能のサーキュレーターを販売しています。新しくサーキュレーターを購入する際は、お近くの店舗やオンラインストアをぜひご利用ください。
サーキュレーターは定期的な掃除が大切!
そもそもサーキュレーターとは、部屋の空気を効率的に循環させるための製品です。
扇風機と比べて風は拡散しにくいものの、風力が強く、直線的な風を生み出します。そのため、部屋の換気や洗濯物を乾かすのにおすすめです。ほかにもエアコンと併用するなど一年中活躍します。
サーキュレーターは、部屋の空気と一緒にホコリも吸い込んでしまいます。サーキュレーターを掃除せず、カバーやファンにホコリが付いた状態で使用すると、部屋にホコリを撒き散らしてしまうかもしれません。
また、溜まったホコリは風量低下や故障の原因にもなるため、定期的な掃除が必要です。
サーキュレーターの機能や効果的な使い方については、以下の記事で解説しています。あわせて参考にしてください。
【簡単】サーキュレーターの掃除方法
サーキュレーターを分解して掃除する頻度は、月に1回程度が理想です。ただし、使用頻度が高い場合などは、ホコリが溜まったタイミングで掃除するようにしましょう。
ここでは、サーキュレーターを分解して掃除する方法を、5つのステップで紹介します。
(1)必要な掃除道具を準備する
まずは、サーキュレーターの掃除道具を揃えましょう。掃除には、以下の道具が必要です。
- 新聞紙
- 掃除機
- ドライシート
- ウェットシート
- ブラシ
- 台所用洗剤
- 乾いた柔らかい布
なお、サーキュレーターを分解するには、ドライバーが必要なケースもあります。
(2)電源を切ってコンセントを抜く
掃除中にサーキュレーターが作動すると、非常に危険です。
掃除の準備が整ったら、必ずサーキュレーターの電源を切り、コンセントからプラグを抜きましょう。
(3)カバーやファンを外す
続いてサーキュレーターを分解します。
分解する際は、サーキュレーターに付いているホコリが床に落ちてしまうため、あらかじめ新聞紙を敷いておきましょう。そのうえで、取扱説明書を確認しながら、カバーやファンを解体していきます。
(4)ホコリや汚れを除去する
分解した後は、掃除機やドライシートを使って、サーキュレーターのカバーやファン、本体に溜まったホコリを除去します。その後、ウェットシートで水拭きもしましょう。
一方、サーキュレーターのパーツを水洗いする場合は、ブラシを活用するのが便利です。油汚れがあるときには、台所用の中性洗剤を使って落としましょう。ホコリや汚れ、洗剤をしっかりとすすいだら、乾いた柔らかい布で水分を拭き取ります。
ただし、製品やパーツによっては水洗いができないものがあるため、取扱説明書の確認が必要です。
(5)しっかり乾燥させてからもとに戻す
ウェットシートを使った場合も、水洗いした場合も、十分に乾燥させることが大切です。
乾燥させたパーツをもとの状態に戻したら、サーキュレーターのお手入れは完了です。
サーキュレーターが分解できない場合の掃除の仕方は?
前章では、サーキュレーターを分解する掃除方法をお伝えしました。しかし、サーキュレーターの中には、分解できないものもあります。
分解できないサーキュレーターの場合は、ハンディワイパーやエアダスターを活用するのがおすすめです。
最初にハンディワイパーで表面のホコリを落としたら、ドライシートで隙間のホコリを吸着します。仕上げに、エアダスターで内部のホコリを飛ばせば完了です。
ホコリが飛び散りやすい掃除方法のため、ベランダやお風呂場などで行なうとよいでしょう。
サーキュレーターにホコリを溜めない2つの工夫
サーキュレーターの定期的な掃除は大切ですが、そもそもホコリが溜まらないような工夫をしておくと、掃除が楽になるでしょう。
ここでは、サーキュレーターにホコリが溜まりにくくするためのコツを紹介します。
静電気防止スプレーを使用する
サーキュレーターのホコリは、静電気が原因で付くことがあります。この場合は、静電気防止スプレーを使うと、ホコリが付きにくくなります。
静電気防止スプレーを使用する際は、掃除のときと同様に、あらかじめサーキュレーターの電源を切り、コンセントからプラグを抜くことを忘れないでください。
また、使用を再開するのは、スプレーを吹きかけた部分が完全に乾いてからにしましょう。
部屋自体を綺麗に保つ
部屋自体を綺麗に保つことも、ホコリの予防につながります。
まずは、こまめな換気で風通しのよい環境にし、ホコリを部屋に溜めにくくしましょう。部屋の掃除も定期的に行なうのがポイントです。
とくにホコリが溜まりやすい、部屋の隅や家具家電の隙間を中心に掃除をしておきます。
掃除しやすいサーキュレーターへの買い替えもおすすめ
ここまでの内容を参考に、実際にお手持ちのサーキュレーターを掃除してみて、以下のように感じる方もいるかもしれません。
- サーキュレーターの分解に時間・手間がかかる
- 分解できないサーキュレーターのため、掃除をしてもホコリを完全に除去できていない気がする
そのような場合は、掃除しやすいサーキュレーターへの買い替えもおすすめです。
例えば、パーツの分解に時間や手間がかかると感じる方は、工具を使わずに分解できるサーキュレーターが適しています。掃除後、もとに戻すことを考えると、パーツの数は少ないほうがより便利です。
また、ホコリを完璧に取り除きたい方は、丸洗いできるサーキュレーターに買い替えるとよいでしょう。
なお、サーキュレーターとしての役割も兼ね備えている、羽なしタイプの扇風機が一台あれば、分解掃除そのものが不要になります。買い替え時の選択肢の一つとして、検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
サーキュレーターを掃除する際には、必ず電源を切り、コンセントからプラグを抜きましょう。
分解できるサーキュレーターの場合は、カバーやファンを分解し、溜まったホコリや汚れを除去します。分解できないサーキュレーターの場合は、ハンディワイパーなどを活用し、できる範囲で掃除をしてください。
サーキュレーターにホコリを溜めないためには、静電気防止スプレーを使用することや、部屋を綺麗に保つことも意識しましょう。
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