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【2024年12月】ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

近年では、スマートフォンの性能が向上し、誰でも簡単に高品質な動画を撮影できるようになりました。

スマートフォンでも高品質な動画を撮影できますが、より鮮明な映像にするために、ビデオカメラや一眼レフの購入を検討中の人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ビデオカメラと一眼レフのどちらが動画撮影に適しているのか、双方のメリット・デメリットを含めて解説します。

一眼レフで動画は撮れるのか?

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

一眼レフといえば、写真撮影を専門とした機器とイメージする人が多いでしょう。実は、一眼レフでも動画撮影が可能です。まずは、一眼レフで行う動画撮影について解説します。

一眼レフで動画は撮れる

一眼レフは写真を撮影するアイテムですが、動画撮影の機能も備わっています。

しかも、一眼レフとビデオカメラを比較すると、一眼レフのほうがカメラ内に取り込んだ光を電気信号に変換するイメージセンサーが大きいため、高画質の映像を撮影可能です。こうした性能の高さから動画制作を職業とする人でも、動画撮影用に一眼レフを選ぶことがあります。

また、一眼レフよりもコンパクトなミラーレス一眼でも、ビデオカメラよりも鮮明な映像を撮影できるため、ビデオカメラ代わりとして重宝するでしょう。

一眼レフで何分の動画が撮れる?

一眼レフやミラーレス一眼でも動画を撮れますが、撮影可能な時間に制限があることに注意しましょう。これは「30分制限」と呼ばれており、多くの一眼レフカメラは30分以上連続して動画を撮影できません。知らずに撮影すれば、大事なところで映像が切れてしまう可能性があります。

しかし、一眼レフの機種によっては、長時間連続撮影に対応したタイプもあるため、自身が扱いやすい機種を選ぶことが大切です。例えば、〈Panasonic パナソニック〉「Lumixシリーズ」のなかには、30分制限が設けられていない機種が多くあります。

ビデオカメラと一眼レフのメリット・デメリット

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

一眼レフでも動画を撮影できますが、ビデオカメラとの違いについて気になる人も多いのではないでしょうか。以下では、双方のメリット・デメリットについて解説します。

ビデオカメラのメリット

そもそもビデオカメラは、動画を撮影することを目的としたアイテムです。一眼レフに比べて持ち運びしやすい構造になっており、手軽に動画撮影しやすい点がメリットといえるでしょう。価格も一眼レフよりビデオカメラのほうがリーズナブルです。

また、ビデオカメラは長時間の撮影にも適しています。運動会や学芸会といった子供の行事のように長時間撮影したい場合は、ビデオカメラを選択すべきです。

ビデオカメラのデメリット

ビデオカメラと一眼レフの違いとして、イメージセンサーのサイズが挙げられます。一眼レフと比較してビデオカメラはセンサーサイズが小さく、暗所での撮影に適していません。そのため、夜間や暗い室内で動画を撮影したい場合は、一眼レフを使用すべきです。

また、一眼レフのように背景をぼかした雰囲気のある動画は撮影できません。ホームビデオ用の動画であればビデオカメラで問題ないですが、演出を効かせた映像に上げたいのであれば、一眼レフを選択したほうがよいでしょう。

一眼レフのメリット

一眼レフのメリットは、ビデオカメラよりも高画質の映像が撮影できる点が挙げられます。また、手ぶれ補正機能が備わった製品を使用すれば、動画撮影の初心者でも一定の品質を担保できるでしょう。

加えて、一眼レフはセンサーサイズが大きいため、細かい部分の描写や暗所での撮影にも適しています。そのため、夜間の撮影を検討している人は、一眼レフを選択するようにしましょう。

また、状況に合わせてレンズを自由に変えられるので、被写体の魅力を引き出した動画を撮影可能です。例えば、レンズの種類には広角レンズや望遠レンズがあります。これらのレンズを撮影したい風景に合わせて変えることで、ぼかしを活かした個性的な映像を撮ったり、遠くの映像を撮ったりできるでしょう。

一眼レフのデメリット

コンパクトなビデオカメラと比較して、一眼レフは片手で動画を撮影しづらい構造になっています。また、ビデオカメラに比べると重さもあるため、長時間動画を撮影するのは困難といえるでしょう。

加えて、一眼レフは操作が難しいと感じる人が多くいます。一度でも使用した経験がある人は、背景をぼかしたくてもピントが合わせられず全体がぼけてしまった、というケースがあるでしょう。

一眼レフのなかには、オートフォーカス機能がついたタイプもありますが、ビデオカメラとは異なり全体にピントを合わせられません。そのため、被写体が動くたびにピントを合わせる必要があり、被写体を鮮明に撮影するには知識やスキルが求められます。

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

ここまでで、ビデオカメラと一眼レフの違いについて理解できたところで、それぞれのアイテムがおすすめの人の特徴について解説します。

ビデオカメラがおすすめの人

ビデオカメラは、持ち運びしやすく片手で手軽に撮影できます。そのため、子供の運動会や学芸祭といった学校行事の撮影を目的とする場合に適しています。ビデオカメラは、オートフォーカス機能など動画に適した性能が備わっているため、ダンスやリレーなど動きの激しいシーンでも活躍するでしょう。

そのほか、長時間に及ぶ動画を撮影する場合にもビデオカメラが適しています。一眼レフと比較すると集音性も高いので、講演会や会議などを記録する際もクリアな音声を拾うことが可能です。

一眼レフがおすすめの人

プロモーション用の映像作品や映画など、高品質な映像を撮影したいのであれば一眼レフが適しているでしょう。例えば、映像にこだわったYouTube動画を制作したい場合は、ビデオカメラよりも一眼レフのほうが適しています。

また、一眼レフはレンズを変えることでぼかしなどの表現を容易に行えるため、初心者でも高品質な動画を撮影可能です。

ビデオカメラと一眼レフを使い分けるのがおすすめ

ここまで紹介した通り、ビデオカメラと一眼レフはそれぞれ魅力が異なります。双方の特性を正しく把握できていないまま撮影を始めると、性能を十分に活かしきれない動画になるでしょう。

そのため、プライベートの動画撮影だけでなく、作品としての動画撮影や会議、講演会の撮影などをさまざまなシーンで動画を撮る機会がある人は、ビデオカメラと一眼レフの両方を使い分けることをおすすめします。

しかし、同時に購入するのは金銭的に負担がかかります。リーズナブルにビデオカメラや一眼レフを手に入れたいのであれば、リユースショップやレンタルショップを活用しましょう。特にリユースショップによっては、高性能な最新機種も販売されている場合があります。

動画撮影におすすめのビデオカメラと一眼レフ

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

ビデオカメラ、一眼レフともにさまざまな機種があり、よりよい動画を撮影するには高性能のものを購入することが大切です。ここからは、動画撮影におすすめのビデオカメラと一眼レフを紹介します。

動画撮影におすすめのビデオカメラ

リーズナブルな価格で購入できるビデオカメラを探している場合は、〈SONY ソニー〉「Handycam(ハンディカム)HDR-CX680(フルHD)」や、パナソニック「HC-V495M(フルHD)」をおすすめします。

Handycam(ハンディカム)HDR-CX680(フルHD)は、空間光学手ブレ補正が備わっているため、手元が揺れてもきれいな動画が撮影可能です。さらに、「Exmor R(エクスモア アール)CMOSセンサー」により暗い場所でも鮮明に記録できるので、屋内で撮影する機会が多い人に向いているでしょう。

一方で、HC-V495M(フルHD)の魅力は高倍率ズーム機能が搭載されている点です。離れていても人物の表情をとらえられるので、運動会や学芸会などの学校行事で活躍するでしょう。

また、画質を重視する場合は、ソニー「Handycam(ハンディカム)FDR-AX45A(4K)」や「Handycam(ハンディカム)FDR-AX60(4K)」、パナソニック「HC-VX2MS(4K)」が適しています。

これらは4K映像が録画できるため、より鮮明で美しい画質を記録できるでしょう。

動画撮影におすすめの一眼レフ【初心者向け】

一眼レフで動画を撮影してみたいけれど、難しそうで躊躇している人も多いでしょう。こういった不安を抱えているのであれば、初心者向けの一眼レフを購入することをおすすめします。例えば、〈Canon キヤノン〉「EOS Kiss X10」や「EOS Kiss X10i」、〈Nikon ニコン〉「D3500」などは、初心者でも扱いやすい機能が搭載されています。

特に、EOS Kiss X10とD3500は、カメラ本体が小型かつ軽量であるため、持ち歩くのにも邪魔になりません。

また、ワンランク上のキャノン「EOS 9000D」を使ってみるのもよいでしょう。このカメラには、AF(オートフォーカス)機能が備わっているので、動きが活発な被写体でも容易に撮影できます。

一眼レフの使い方については以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。

動画撮影におすすめの一眼レフ【上級者向け】

すでに一眼レフの使い方を把握している上級者には、キヤノン「EOS 90D」やニコン「D7500」などをおすすめします。

EOS 90Dは容量の大きいデータを高速処理できます。さらに、顔を認識して追いかけることが可能な「EOS iTR AF」という機能が搭載されているので、動きの激しいスポーツシーンを撮影する際に活躍するでしょう。

一方で、D7500は画質と機能のバランスがよく、普段から一眼レフを活用している人にも人気があります。高性能でありながらカメラ本体の薄型軽量化を実現しているため、手軽に持ち運びできます。

また、フルサイズセンサーを搭載した本格的な上位モデルを探している場合は、キヤノン「EOS 5D Mark IV」やニコン「D850」が向いています。EOS 5D Mark IVは外装カバーにマグネシウム合金が使われているため、万が一落としても壊れにくい製品だといえるでしょう。

一方で、D850にはフルサイズのイメージセンサーが搭載されています。そのため、暗い場所でも鮮明な映像を撮影できるでしょう。

一眼レフで動画撮影する際にあるとよい機材

ビデオカメラと一眼レフのどっちを選ぶ?動画撮影におけるメリット・デメリットを解説

一眼レフでより高品質な映像を撮影するには、付属の機材も備えておくことをおすすめします。

例えば、ビデオカメラは本体重量が軽い構造となっているため、片手で撮影しても手ぶれが起きにくいですが、一眼レフは片手で操作するのは難しいでしょう。そこで役に立つアイテムが「三脚」です。撮影時に三脚を用いることで、定点撮影や自撮りをする際に活躍します。

なお、一眼レフを固定するのではなく、動きながら撮影する必要がある場合は、「ジンバル」があるとよいでしょう。ジンバルとは、手ぶれ補正をサポートするアイテムである、滑らかな動画を撮影する際に欠かせません。

そのほか、会議や講演会で集音する場合は「マイク」、野外で撮影する場合はレンズ内に取り込む光量を調整する「NDフィルター」があるとよいでしょう。

また、撮影が長時間かかるケースを考慮して、「予備のバッテリー」や「SDカード」も用意しておくことをおすすめします。

まとめ

今回紹介したように、ビデオカメラと一眼レフはそれぞれ特徴が異なります。そのため、双方の特性を正しく理解したうえで、自身の用途に合った製品を購入するようにしましょう。

しかし、高性能な機能が備わった新品のカメラは数十万円するものもあるため、購入をためらう人もいるのではないでしょうか。そのような場合は、リユースショップで購入することを検討しましょう。

全国に800店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2ndSTREET セカンドストリート〉では、ビデオカメラや一眼レフなど動画撮影に適したアイテムを多数取り揃えています。新品よりもリーズナブルな価格で購入できるので、買い替えを検討している人にもご活用いただけます。

また、不要になったビデオカメラや一眼レフの処分でお困りの場合も、セカンドストリートにご相談ください。新しいモデルは買取価格が高くなるので、ぜひお早めに買取に出してみてはいかがでしょうか。


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Nakazima

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ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

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