炊飯器を使い続けていると、あるときからご飯の匂いが変わった・異音がする・タイマーをかけたにも関わらずご飯が炊けていない、などの不調が発生することがあります。炊飯器が故障した場合には買い替えを検討しましょう。なお、炊飯器の一般的な寿命がどの程度なのか把握していれば、買い替えの参考にできます。
この記事では炊飯器のおすすめの購入時期や炊飯器の寿命、買い替えを検討すべき炊飯器の特徴などをご紹介します。
炊飯器を買い替えるおすすめの時期

炊飯器の不調を感じたら、すぐに新しい炊飯器に買い替えたいと考えてしまう方もいるでしょう。炊飯器をお得に購入したい場合は、購入の時期を考慮してみてください。
炊飯器を買い替えるおすすめの時期は、以下の3つです。
- 最新モデルが販売される直前
- 3月と9月の決算時
- 年末年始の時期
おすすめの時期の理由をそれぞれご紹介します。
最新モデルが販売される直前
炊飯器に限らず、多くの家電は1年に1回モデルチェンジが行われます。最新モデルの販売に伴い旧型製品は値下げされることが多いため、最新の物にこだわりがない場合は旧型製品を購入しましょう。
なお、最新の炊飯器が販売される時期はメーカーごとで異なります。炊飯器の買い替えを検討し始めたら、最新モデルの発売日を確認しておくことが大切です。
3月と9月の決算時
決算時期の3月と9月はイベントやキャンペーンなどを行う家電量販店が多いため、この時期を狙うのもひとつの方法といえます。
ただし、2月と8月に決算を迎える家電量販店もある点には注意が必要です。よく行くお店の決算のタイミングを事前に確認しておきましょう。
年末年始の時期
年末年始は、歳末セール・クリスマスセール・新春初売りなどのイベントが多く開催されるため、炊飯器を買い替えるおすすめの時期といえます。一方で、年末年始に家電を買い替える方が多く、競争率が高い時期でもあります。目当ての炊飯器がすぐに売り切れてしまう可能性があるため注意しましょう。気になる商品を確実に手に入れたい場合は、早めの行動がおすすめです。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでも炊飯器を販売しています。店舗ではもちろんオンラインストアでも販売しており、新品よりもリーズナブルな価格で購入することができるため、炊飯器をお得に買い替えたい方はぜひチェックしてみてください。
炊飯器の寿命はどの程度持つ?
炊飯器が故障する前にはさまざまな不調が見られますが、そもそも炊飯器の寿命はどの程度なのでしょうか。ここでは炊飯器の寿命についてご紹介します。
一般的な寿命は3~5年
炊飯器の一般的な寿命は、3~5年と考えられています。メーカーによる内釜の保証期間が3~5年程度だからです。
ただし、具体的な寿命に関しては各メーカーや使用状況などによって変わります。3年以内に故障することもあれば、きちんと手入れをして使用すれば5年以上使用できることもあるでしょう。
基本的に炊飯器は本体の外側部分より、内釜の方が早く故障する傾向にあります。炊飯器を長く使うためには、内釜の手入れが大切です。
部品の保有期間は6年
全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている「製造業表示規約」によると、炊飯器の電気釜の修理部品保有期間は6年とされています。つまり、炊飯器の製造後6年間は、メーカーが製品の修理に必要な部品を保有しておかなければならないということです。
一方で、6年間過ぎたとしてもメーカーに部品の在庫があれば修理してもらえます。炊飯器の寿命を考える上でのひとつの参考にするとよいでしょう。
炊飯器の買い替えを検討すべき5つの兆候

炊飯器を丁寧に使用していても、いつかは炊飯器の不調を感じる日が来ます。事前に兆候について把握していれば、スムーズに炊飯器を買い替えられるでしょう。
ここでは買い替えを検討すべき炊飯器の兆候を5つご紹介します。
1:ご飯の匂いがいつもと違う
炊いたご飯からいつもと違う匂いがする、あるいはいつもと違う味がする場合は炊飯器が故障しているかもしれません。ただし、故障以外が原因の可能性がある点には注意が必要です。
内釜・蓋裏・パッキンの汚れなどが匂いや味の変化の原因であることも考えられます。変化を感じた際には、上記のパーツを丁寧に掃除して改善するか確認してみましょう。
また、古いお米を炊いたことやお米を十分に洗えていないこと、プラスチック製のしゃもじを内釜に入れっぱなしにしたことなども、ご飯の匂いや味に影響を与える原因として考えられます。
2:ご飯の炊きあがりの状態がいつもと違う
お米をいつもの水量で炊いたにも関わらず、焦げたり硬かったり、ベチャベチャしたりする場合は、炊飯器の温度センサーが故障している可能性があります。
温度センサーはおいしくお米を炊くために欠かせない機能です。センサーが故障している場合は、早めに炊飯器を買い替えるようにしましょう。
ただし、買い替える前にお米の量や水量に間違いがないことを確認してみてください。内釜のメモリの見間違いや、誤って無洗米用の計量カップを使っていることなどが原因の可能性もあります。
3:ご飯が炊けなくなる
スイッチを入れたにも関わらずご飯が炊けないといったトラブルは、IH式の炊飯器によく見られる症状です。主な原因として、内釜のコーティングが剥がれていることが挙げられます。
内釜に貼られているコーティングが剥がれてしまうと温度センサーが正常に働かなくなり、ご飯が炊けないことがあります。高温で熱される内釜はコーティングが剥がれやすく、炊飯器本体より劣化が早いのが特徴です。炊きあがりにムラができたり、生炊けになったりした場合は内釜が劣化していることが考えられます。
内釜の劣化を感じた際には、内釜のみ交換するもしくは、本体ごと買い替えることを検討しましょう。
4:炊飯器から聞き慣れない音がする
炊飯器から今まで聞いたことない音や大きな駆動音が鳴る場合は、炊飯器本体が故障している可能性があります。ご飯が炊けたことを知らせるブザー音などを除き、基本的に炊飯器から音はしません。
もし、モーター音やグツグツといった沸騰音が炊飯中に聞こえた場合は、取扱説明書や各メーカーのWebサイトなどから対処方法を調べるようにしましょう。故障と考えられる音の一覧に記載されているかもしれません。
5:炊飯器の電源が入らない
炊飯器の電源が入らない場合、経年劣化による故障が考えられます。ただし、何らかの原因で通電できていないだけの可能性もあるため、電源プラグやコンセントの抜き差しを行い、本当に電源が入らないかを確認しましょう。
炊飯器を処分する方法

故障や買い替えによって不要になった炊飯器の処分方法を知りたいという方もいるでしょう。以下で炊飯器を処分する方法をご紹介します。
住んでいる自治体が定める方法に従い処分する
炊飯器は家電リサイクル法の対象外のため、住んでいる自治体ごとに処分方法が異なります。
家電リサイクル法とは、特定家庭用機器(エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機)から材料や部品をリサイクルして、廃棄物の削減や資源の有効利用の促進などを実現するために制定された法律です。
家電リサイクル法の対象外のため、不燃ごみとして処分する自治体もあれば、粗大ごみとして処分する自治体もあります。捨てる前にお住まいの自治体の処分方法を確認しておくことが大切です。
また、不燃ごみや粗大ごみとして処分する以外に、小型家電リサイクル法に基づいて回収してもらう方法もあります。小型家電リサイクル法とは、小型家電を回収、再資源化して環境負荷を減らすことを目的として制定された法律です。市役所や大型スーパーなどに回収ボックスが置かれている場合は、回収ボックスに入れるだけで引き取ってもらえます。ただし、炊飯器が回収の対象になるかは各自治体で異なるため注意が必要です。
リユースショップに買取してもらう
まだ使える比較的新しい炊飯器であれば、リユースショップに買取してもらえる可能性があります。買取は処分費用がかからないだけでなく臨時収入を得られるため、おすすめの処分方法です。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでは、製造から10年以内のまだ使える炊飯器の買取を行っています。処分予定の炊飯器が買取できるかどうか確認したい場合は、セカンドストリートへお問い合わせしてみてください。
まとめ
炊飯器を買い替える際は、特定の時期を狙うことで安く購入できる可能性があります。炊飯器に不調が見られたら、早めに買い替えを検討しましょう。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでは、炊飯器の買取・販売を行っています。新品よりもリーズナブルな価格で販売しているため、お得に購入したい方はリユースショップでの購入を検討してみてください。
また、買い替えで不要になった炊飯器が製造から10年以内の物で、かつ使用できるのであれば買取サービスを利用できるため、こちらもぜひ利用してみてください。