新たに一人暮らしを始めるタイミングで、プロジェクターの購入を検討している方もいるかもしれません。また、一人の時間を有効活用するため、プロジェクターで映画鑑賞やゲームを楽しみたいと考えている方もいるでしょう。
工夫次第で幅広い使い方ができるプロジェクターですが、一人暮らしの部屋で使用する際には、気を付けるべきポイントもあります。
この記事では、一人暮らしでプロジェクターを購入するメリットや注意点、プロジェクターの選び方などを解説します。一人暮らしの方におすすめのプロジェクターも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、プロジェクターの新規購入や買い替えをお考えの方は、幅広い選択肢があるリユースショップの〈2nd STREET セカンドストリート〉でチェックしてみてください。
一人暮らしでプロジェクターを購入するメリットとは?
まずは、一人暮らしの方がプロジェクターを購入する場合のメリットを見てみましょう。主なメリットは以下の3つです。
- プロジェクターをテレビ代わりにできる
- プロジェクターの大画面で映画やゲームを楽しめる
- プロジェクターをキャンプなどに持っていける
プロジェクターをテレビ代わりにできる
一人暮らしの部屋はスペースに限りがあるため、テレビの置き場所に困ってしまう方もいるでしょう。大きなテレビだと、設置した際の圧迫感もあります。
一方、プロジェクターはテレビよりもコンパクトです。加えて、壁や天井に映像を投影できるので、モニターも必要ありません。プロジェクターをテレビ代わりにすれば、スペースを広く確保できる点がメリットです。
ただし、プロジェクターをテレビ代わりにするには、「テレビチューナー」が別途必要になります。
プロジェクターだけでなくテレビの購入も検討している方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
プロジェクターの大画面で映画やゲームを楽しめる
プロジェクターで投影できる画面は、基本的にテレビよりも大きいでしょう。プロジェクターを使い、映画を壁などに投影すれば、一人暮らしの部屋でも簡単にホームシアターが楽しめます。
また、プロジェクターをゲーム機と接続すれば、大画面で臨場感のあるゲームをプレイできます。特に映画鑑賞やゲームが趣味という方には、プロジェクターがおすすめです。
プロジェクターをキャンプなどに持っていける
一人暮らし向けの小型プロジェクターなら、持ち運びも簡単です。スクリーンを用意しておけば、キャンプ場のような非日常的な空間で、映画などのコンテンツを楽しめます。
ソロキャンプはもちろん、友達・カップルでのキャンプの際にも充実した時間を過ごせるでしょう。
以下の記事では、プロジェクターを用いた映画鑑賞を含め、さまざまなキャンプの楽しみ方を紹介しているので、参考にしてみてください。
一人暮らしの部屋でプロジェクターを使う際の注意点
メリットの多いプロジェクターですが、一人暮らしの部屋で使用する際には注意点もあります。
プロジェクターは、テーブルや台の上に設置し、壁などに映像を投影するのが基本の使い方です。プロジェクター本体はスペースを取りませんが、一定の投影距離(本体から投影面までの距離)を確保する必要があります。
一般的には、100インチの画面をきれいに投影するのに、3メートル程度の距離が必要とされています。プロジェクターを購入するときには、必要な投影距離を確認し、一人暮らしの部屋でも問題なく設置できるかレイアウトを考えることが大切です。
なお、短い投影距離で使えるプロジェクターも存在します。詳しくは、後述する「一人暮らし向けプロジェクターは3つのポイントをチェックしよう」の章をご覧ください。
家庭用プロジェクターの相場価格はどれくらい?
大学生で一人暮らしをしている方などは、「プロジェクターを購入したいけれどあまりお金はかけられない」と、予算について気になるのではないでしょうか。
一人暮らし向けのプロジェクターの相場は、2~7万円程度です。相場より安く購入できるものもありますが、画質や音質が悪くパフォーマンスが低くなることもあるでしょう。
一方で、スペックにこだわりたい方には、10万円前後のプロジェクターがおすすめです。
このように、プロジェクターを新品で購入しようとすると、ある程度まとまったお金が必要です。欲しいプロジェクターをリーズナブルに購入したい方は、リユースショップを活用するのもよいでしょう。
セカンドストリートでは、さまざまなメーカー・種類のプロジェクターを取り扱っています。ぜひ、以下のリンクからチェックしてみてください。
一人暮らし向けプロジェクターは3つのポイントをチェックしよう
ここでは、一人暮らしの方がプロジェクターを選ぶ場合に注目すべき、3つのポイントを解説します。
- コンパクトなサイズ感
- 短焦点のモデル
- 天井投影対応のモデル
コンパクトなサイズ感
一人暮らしの部屋で使用するプロジェクターは、場所を取らない大きさであることが重要です。よって、なるべくコンパクトなサイズ感のプロジェクターを選ぶようにしましょう。
コンパクトモデルなら、狭い部屋でも圧迫感がなく、使わないときには収納しておけるため便利です。最近は、コンパクトかつ軽量なモデルも増えているため、外出時に持ち運ぶ可能性のある方は、重さも確認しておきましょう。
短焦点のモデル
プロジェクターの大きさとともに、必ず確認したいのが投影距離(推奨投影距離)です。
先ほど、「100インチの画面を投影するのに3メートル程度」という投影距離の目安をお伝えしました。これに対し、短焦点モデルのプロジェクターなら、投影距離が1メートル以下でも大画面を投影可能です。
プロジェクターを使用する部屋のレイアウトをあまり気にする必要がなく、一人暮らしの部屋でも使いやすいでしょう。
天井投影対応のモデル
一人暮らしの部屋の間取り上、投影に適した壁面がない場合は、天井投影に対応したプロジェクターを選びましょう。プロジェクターのなかには、壁面投影と天井投影の両方に対応したものもあります。
天井投影対応のプロジェクターなら、ベッドに横になって、一人でゆったりと映画などを楽しむことも可能です。
さらに自分に合うプロジェクターを選ぶための5つの項目
続いて、より自分に合うプロジェクターを選ぶための、5つのチェック項目を紹介します。
- 解像度とアスペクト比
- 画面の明るさ(ルーメン)
- 接続方法
- スピーカー内蔵の有無
- Android TV搭載の有無
1.解像度とアスペクト比
プロジェクターの解像度とは、投影される映像の精細さ(画質の良さ)を表すものです。
解像度の数値が大きいほど、高画質になります。おすすめは、1920×1080の「フルHD」や、3840×2160の「4K」のプロジェクターです。
また、アスペクト比とは、投影される画面の「横:縦」の比率を表すものです。16:9や16:10の横長タイプの製品が主流と言えるでしょう。
2.画面の明るさ(ルーメン)
基本的に、明るい部屋は画面が見にくいため、カーテンを閉めるなどして部屋を暗くする必要があります。
昼間や照明の付いた部屋でプロジェクターを使うなら、「ルーメン(lm)」と呼ばれる、画面の明るさの数値が高いものを選ぶとよいでしょう。1,000~2,000ルーメンの製品が多いものの、画面の明るさを重視するなら3,000ルーメン以上がおすすめです。
暗い部屋で使う場合も、見やすさにこだわりたい方は、1,500ルーメン以上の製品を選ぶと安心です。
ただし、「ルーメン」の数値基準はメーカーによって異なります。異なるメーカーの製品をより正確に比較する際は、アメリカ国家規格協会が定めた「ANSIルーメン(アンシルーメン)」という統一規格で明るさをチェックしましょう。
3.接続方法
プロジェクターとパソコンなどとの接続方法は、大きく分けて有線と無線(ワイヤレス)の2種類があります。
有線接続の場合は、HDMIやUSBが主流です。ケーブルが邪魔に感じる場合は、ワイヤレス接続できるプロジェクターのほうが適しているでしょう。
細かい設定が苦手な方は、ケーブルを繋ぐだけで簡単に接続できる有線接続のプロジェクターがおすすめです。
4.スピーカー内蔵の有無
映画やアーティストのライブ映像などを視聴する場合は、プロジェクターの音質にもこだわると没入感が高まります。スピーカーが内蔵されているプロジェクターなら、別途スピーカーを購入・接続する手間がかかりません。
スピーカーは「ワット(W)」数が大きいほど、大音量での再生が可能です。一人暮らしの部屋なら、5~15Wあれば十分でしょう。
5.Android TV搭載の有無
プロジェクターでYouTubeやNetflix、Amazonプライムなどを視聴したい方は、「Android TV」が搭載されたモデルを選ぶのがおすすめです。
Android TV対応のプロジェクターなら、YouTubeをはじめとする豊富なコンテンツを簡単に視聴できます。
【コスパ◎】一人暮らしにおすすめのプロジェクター6選
最後に、一人暮らしの部屋に適したプロジェクターを6種類紹介します。
〈ANKER アンカー〉「Nebula Capsule」
アンカーのプロジェクターは、充実した種類から選べるのが特徴です。
中でもモバイルプロジェクターの「Nebula Capsule」シリーズは、一人暮らしの方に適しています。コンパクトサイズで持ち運びにもぴったりです。
「Nebula Capsule」は、一度充電すれば動画は約4時間、音楽は約30時間の連続再生が可能です。360度スピーカーも搭載されており、あらゆる方向に迫力ある音を届けられます。
本体はブラックとレッドのカラーバリエーションがあるので、好みに合うほうを選べるのもポイントです。
なお、「Nebula Capsule」の上位機種には、「Nebula Capsule Pro」、「Nebula Capsule II」、「Nebula Capsule 3」があります。
〈ANKER アンカー〉「Nebula Astro」
アンカーの「Nebula Astro」は、前項の「Nebula Capsule」と同程度の価格帯のモバイルプロジェクターです。
約380グラムの軽量設計で、丸みのあるシルエットが特徴的。台形に歪んだ画面をきれいな長方形に整える「台形補正機能」が搭載されているため、壁や天井などでストレスなく視聴ができます。
投影中のレンズに近づくと、投影を一時的に停止する「アイガード機能」も搭載されています。
〈BenQ ベンキュー〉「GV11」
ベンキューの「GV11」は、天井投影対応のモバイルプロジェクターです。135度の投影角度調整と自動台形補正機能により、ロフトや天井など幅広い利用シーンに対応できます。
また、270度方向のサウンド出力設計により、低音まできちんと届ける仕様となっているのが特徴です。搭載されたAndroid TVにより、豊富なコンテンツを高音質で楽しめます。
なお、同シリーズの上位機種には、「GV30」「GV31」があります。
〈XGIMI エクスジミー〉「MoGo Pro」
携帯性に優れるエクスジミーの「MoGo Pro」は、最大200インチの大画面を投影可能です。300ANSIルーメンの高輝度で、大画面でも明るくクリアな映像を投影できます。
内蔵スピーカーとして、世界的オーディオメーカー「ハーマンカードン」製スピーカーを2基搭載。一方、作動音は超静音設計なので、賃貸住宅での使用も安心です。
Android TVの搭載のほか、Googleアシスタントによる音声操作にも対応しています。
〈EPSON エプソン〉「dreamio EF-11」
エプソンのホームプロジェクター「dreamio」シリーズのうち、「EF-11」はコンパクトモデルです。
3枚の液晶ディスプレイ(LCD)を用いて映像を再現する「3LCD方式」と、フルHDの解像度により、色鮮やかな映像を高画質で楽しめます。また、「スクリーンミラーリング」により、パソコンやスマートフォンの画面をワイヤレス投写可能です。
内蔵スピーカーには4つのサウンドモードがあり、映画や音楽などのコンテンツに合わせて出力を変更できます。
なお、同シリーズの上位機種には、「dreamio EF-12」などがあります。
〈Aladdin アラジン〉「Aladdin X2 Plus」
アラジンの「Aladdin X2 Plus」は、世界で最初の照明一体型プロジェクターです。シーリングライト・プロジェクター・スピーカーの機能が集約されているため、プロジェクターの置き場所やコードの配置で悩みたくない一人暮らしの方にぴったりです。
短焦点レンズと900ANSIルーメンの明るさにより、狭い部屋や明るい部屋でもストレスなく楽しめます。Wi-Fi6対応で、映像の遅延が少ないのもポイントです。
ほかに紹介した製品よりも値段は高めですが、その分機能が充実していると言えるでしょう。
まとめ
一人暮らしの部屋でプロジェクターを使うには、本体のサイズ感や投影距離などに注意が必要です。
一人暮らしの方は、持ち運びができるコンパクトモデルや短焦点モデル、天井投影対応モデルのなかからプロジェクターを選ぶのがおすすめです。また、解像度や画面の明るさ、接続方法なども確認しましょう。
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