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ファンヒーターの処分方法7選!種類や処分費用、注意点も解説!

一口にファンヒーターと言っても、セラミックファンヒーターや石油ファンヒーターなど複数の種類があります。そのためファンヒーターを処分する際は、種類や具体的な処分方法を把握しておき、所有するアイテムに適した処分の仕方を選ぶことが大切です。

今回は、ファンヒーターの主な種類を紹介したうえで、処分方法7選や処分費用の相場、処分を検討するポイントを解説します。さらに、ファンヒーターを処分するときの注意点や残った灯油の処分方法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

なお、リユースショップの〈2nd STREET セカンドストリート〉を活用すれば、ファンヒーターはもちろん、その他の暖房器具をリーズナブルな価格で入手可能です。実店舗のほか、オンラインショップでも購入ができるので、ぜひチェックしてみてください。

廃棄処分前にチェック!ファンヒーターの主な種類

処分方法によってはヒーターの種類が関係します。まずは、ファンヒーターの種類とそれぞれの特徴やメリット・デメリットを確認していきましょう。

セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)

セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター)は、セラミックで覆われた電熱線から発生した熱で部屋を暖める仕組みのファンヒーターです。このタイプのファンヒーターは、コンパクトかつ軽量で、置き場所を簡単に変更できるのがメリットです。

また、灯油やガスを使わない非燃焼系の暖房器具なので、安全性が高いのもメリットと言えます。

トイレや脱衣所など狭いスペースの使用には適しているものの、広い部屋を暖めるのには向いていないことがデメリットです。また、空気が乾燥しやすくなる点にも留意が必要です。

石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは、灯油を燃料としている暖房器具です。使用するうえでのメリットは、灯油を燃焼させた熱を利用して、部屋全体を素早く暖められることが挙げられます。

また、燃焼時に水蒸気が発生するため、部屋が乾燥しにくいのも魅力です。しかしデメリットとして、灯油独特の臭いがあることや、一酸化炭素中毒を防ぐために定期的な換気が必要なことが挙げられます。

石油ファンヒーターを使う際の換気の目安は、1時間に1~2回程度です。

ガスファンヒーター

ガスファンヒーターは、都市ガスやLPガスを燃料とするファンヒーターです。メリットは、速暖性に優れているため、短時間で部屋を暖められることです。また、近年は電気代に比べるとガス代のほうが安い傾向なので、ランニングコストが安く済むというメリットもあります。

ただし、使用する部屋によっては、ガス栓の増設工事が必要になるのはデメリットです。ガス栓の増設工事にかかる費用目安は、1万5,000円~1万8,000円程度とされており、相応の出費になります。

オイルファンヒーター

オイルファンヒーターは、オイルの熱を利用して部屋を暖める仕組みのファンヒーターです。メリットは、安全性に優れており、静音性が高いことが挙げられます。そのため、寝室など静かな環境での使用に適しています。

一方、オイルファンヒーターのデメリットは、暖まるまでに時間がかかることや、本体が大きいモデルが多いことです。

どうしてる?ファンヒーターの処分方法7選

ここからは、ファンヒーターの処分の仕方を7つ紹介します。自身に適した処分方法を知るためにも、ぜひ参考にしてみてください。

リユースショップ・リサイクルショップで売却する

まだ使用できる状態のよいファンヒーターを処分する場合は、リユースショップ・リサイクルショップに持ち込みして売却するのがおすすめです。売却する際は、付属品を揃えたり、査定前にきれいにしたりしておくとよいでしょう。モデルや状態によっては、査定額がアップして高く売れる可能性もあります。

例えば、送風機能や空気清浄機能を備えているファンヒーターのモデルは、通年で使用できるため需要が高く、高値が期待できます。

粗大ゴミとして処分する

売却が難しいファンヒーターは、粗大ゴミとして処分する方法があります。ただし、粗大ゴミの回収方法は自治体によって異なるため、事前の確認が必須です。

粗大ゴミとして処分する際の主な流れは、以下の通りです。

  1. 粗大ゴミ回収を行うセンターへ問い合わせる
  2. 代金を支払い、処理シールを購入する
  3. 処理シールをファンヒーターに貼り付ける
  4. 指定日時に収集場所へ粗大ゴミとして出す

なお、ファンヒーターに貼り付ける処理シールは、役所やコンビニエンスストアで購入できます。

家電量販店に引き取ってもらう

家電量販店や電気屋では、小型家電リサイクル法により有料での回収に対応しています。そのため店舗によっては、新規購入せずとも古いファンヒーターを持ち込めば処分してもらえるケースがあります。

ただし、店舗ごとに引き取り条件が異なったり、ファンヒーターの回収には対応していなかったりするので注意が必要です。家電量販店以外では、ホームセンターが石油ファンヒーターなどの回収に対応していることもあります。

友人・知人に譲る

問題なく使用できる状態のよいファンヒーターであれば、友人・知人に譲る方法もあります。この場合、処分に費用がかからないというメリットがあります。

なお、大型のファンヒーターを譲る場合は、運搬に労力がかかる点に留意しておきましょう。

フリマアプリ・ネットオークションに出品する

フリマアプリやネットオークションに出品し、ファンヒーターを処分することも可能です。ただし、送料や手数料を考慮して価格を設定する必要があるので、すでに別のアイテムで出品経験がある人向けの方法とも言えます。

また、出品にともなうトラブルの可能性にも留意しておきましょう。例えば、すでに商品を発送したのに相手から「届いていない」と言われたり、相手が商品を受け取ったにもかかわらず入金してもらえなかったりする事例があります。

不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者に依頼して有料で回収してもらう方法もあります。不用品回収業者の場合、ファンヒーター以外の不用品も一緒に回収してもらえるのがメリットです。

ただし、近年は悪質な不用品回収業者が増加しているので気を付けましょう。悪質な不用品回収業者を避けるために、「石油ファンヒーターを無料回収する」などと宣伝している業者や、アポなしで突然訪問してくる業者には依頼しないことが大切です。

寄付する

暖房器具の寄付を募っている団体に、ファンヒーターを寄付するのも手です。ただし、寄付できるのはまだ使える状態のファンヒーターに限られます。

汚れがひどいものや壊れているものは、寄付の対象外となるので注意しましょう。

ファンヒーターの処分費用の相場は?

ファンヒーターを処分する際の費用相場を、パターン別に見ていきましょう。

  • 自治体の粗大ゴミとして処分する場合:200円~700円
  • 家電量販店で処分してもらう場合:1,000円~2,000円前後
  • 不用品回収業者に処分してもらう場合:1,000円~2,000円前後

料金で見ると、自治体の粗大ゴミとして処分する際の金額が200円〜700円と、最も費用負担を抑えられます。ただし、前述したように粗大ゴミ回収を行うセンターへの事前の問い合わせなど、一定の手間がかかる点は考慮しておきましょう。

まだ十分に使えるファンヒーターなら、まずはリユースショップ・リサイクルショップの査定に出してみることをおすすめします。

そろそろ寿命かも?ファンヒーターの処分を検討するポイント

ここでは、寿命を迎えて処分したほうがよい可能性のあるファンヒーターの特徴を紹介します。

「設計上の標準使用期間」を過ぎている

メーカーでは「設計上の標準使用期間」を設定しています。この期間を過ぎたファンヒーターは、点検や買い替えを検討したほうがよいでしょう。

一般的に、ファンヒーターの寿命の目安は以下とされています。

  • セラミックファンヒーター(電気ファンヒーター):5年
  • 石油ファンヒーター:8年
  • ガスファンヒーター:10年
  • オイルファンヒーター:10年

長く使うほど故障が増えたり、事故の原因になったりするリスクがあるので、上記の使用年数を迎えたタイミングで処分を検討するのも手です。

エラーコードの表示頻度が多い

エラーコードとは、正常に機器が動作しない場合や、故障した場合に表示されるコードのことです。ファンヒーターのモデルによっては、このエラーコードが液晶画面などに表示されます。

フィルターの詰まりによってエラーコードが表示されるケースは多いため、一度掃除してみましょう。とはいえ、使用期間が長い場合は、掃除や修理では直らない可能性があります。

また、メーカーやモデルで違いはありますが、運転中に停電などが起こると安全装置が作動するファンヒーターもあります。停電後にファンヒーターがつかない場合は、メーカーの公式サイトを確認したうえで、コンセントの差し込む場所を変えるなどの対処法を試みるとよいでしょう。

電源コードが断線している

ファンヒーターのスイッチを入れても電源がつかなくなった場合、電源コードが断線しているおそれがあります。見た目ではわからなくても、電源コードの内部で断線しているケースもあるので注意が必要です。

目視で断線が確認できる場合は、火災等の事故につながる危険もあるため、すぐに使用をやめて処分を検討しましょう。

異音・異臭がする

ファンヒーターから異音・異臭がする場合、不完全燃焼が原因かもしれません。火災につながる可能性もあるため、使用をすぐに中止してください。モデルによっては、不完全燃焼を知らせる通知機能が付いているものもあります。

不完全燃焼通知機能が作動した場合の直し方として、まずは窓やドアを開けて部屋の換気をしっかりと行いましょう。その後、ファンヒーターの燃焼空気取入口を掃除し、再点火します。

前述の通り、ファンヒーターは灯油・ガスが燃焼することで一酸化炭素中毒になる危険性があるので、1時間に1~2回は必ず換気をしましょう。

火力が強すぎるときがある

ファンヒーターに灯油を給油した直後に使用すると、芯に灯油が染みこんでおらず、火力が一時的に強くなる現象はよく見られます。ただし、使用を続けても火力の勢いが収まらない場合は危険です。

火力が強いままの状態が続くファンヒーターは故障している可能性があるので、安全のためにも使用を中止し、処分や買い替えの検討をおすすめします。

ファンヒーターを処分するときの注意点4つ

ここからは、ファンヒーターを処分するときの注意点を4つ解説します。

処分方法はファンヒーターの状態に合わせて検討する

処分したいファンヒーターの状態に合わせて、適切な処分方法を検討することが重要です。例えば、何らかの異常が見られるなど壊れた状態のファンヒーターは、基本的になかなか売れません。

しかし、粗大ゴミとして出す方法や、家電量販店に引き取ってもらう方法なら、壊れているファンヒーターでもスムーズに処分できるでしょう。

自治体によってはオイルファンヒーターの処分を受け付けていない

オイルファンヒーターに関しては、粗大ゴミとしての処分を受け付けていない自治体もあるため注意が必要です。主な理由として、オイルファンヒーターは内部にオイルを密封している構造なので、オイルを抜く作業にかかるコストを自治体が負担する必要があることが挙げられます。

まだ使える場合はリユースショップ・リサイクルショップに売却し、使えない場合は不用品回収業者などへの依頼を検討しましょう。

乾電池を抜いておく

乾電池式のファンヒーターを処分する際は、必ず乾電池を抜き取っておきましょう。古い乾電池が液漏れすると、内部を腐食させる可能性があります。

なお、乾電池を捨てる際は、自治体の指示に従って廃棄してください。その際、電池の端子部分にセロハンテープやビニールテープを貼り、絶縁状態にして捨てることで、ほかの金属に触れてショートする可能性を抑えられます。

もしも乾電池がショートした場合、発熱や液漏れなどが起きるおそれもあります。

灯油を空にしておく

灯油は可燃性・引火性の高い液体であるため、石油ファンヒーターを処分する際は必ず空にしておくことが大切です。灯油が残ったままの状態で石油ファンヒーターを粗大ゴミに出すと、発火・爆発などの原因になります。

処分する前に、タンクや本体の油受皿に残っている灯油を給油ポンプなどで抜き取り、完全に空になったのを確認したうえで処分しましょう。

石油ファンヒーターを処分する前に要チェック!残った灯油の処分方法

ここからは、石油ファンヒーターの灯油の処分方法について解説します。

可燃ゴミとして処分する

一部の自治体では、灯油を少量であれば可燃ゴミとして処分できます。

可燃ゴミで処分する際は、残った灯油を新聞紙や布などに染みこませて、可燃用ゴミ袋に入れて廃棄しましょう。ただし、発火のおそれがあるとして、可燃ゴミでの廃棄を禁止している自治体もあるため、自身が住んでいる自治体のルールを事前に確認しておくことが大切です。

ガソリンスタンドに持ち込む

灯油を販売しているガソリンスタンドで、残った灯油を引き取ってもらえるケースがあります。ただし、急に持ち込んでも対応していない場合や有料の場合もあるので、事前に電話などで確認しておくとよいでしょう。

なお、バイク屋で引き取ってもらえるケースもありますが、ガソリンスタンドと同様、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

不用品回収業者に相談する

石油ファンヒーターを不用品回収業者に回収してもらう場合、灯油も一緒に回収してもらえるか相談してみるとよいでしょう。それぞれ個別に処分するよりも、費用がお得になる可能性があります。

前述の通り、悪質な不用品回収業者とのトラブルに巻き込まれる事例もあるので、口コミや評判をしっかりとチェックしたうえで依頼するのがおすすめです。

燃料として利用する

石油ファンヒーターの故障などが理由で手放す場合は、灯油を燃料として再利用するのも手です。具体例を挙げると、キャンプで使う灯油式ランタンで余った灯油を利用できます。

なお、灯油は酸化によって品質が劣化するため、できるだけ6ヵ月以内に使い切ることが推奨されています。まだ使える石油ファンヒーターを処分する場合は、灯油を事前に使い切っておくとよいでしょう。

【おまけ】灯油をこぼしてしまったときの対処法

石油ファンヒーターに残った灯油を処理する際、誤ってこぼしてしまうことがあるかもしれません。灯油を放置すると火災につながる危険性があるため、きちんと処理することが大切です。

例えば、フローリングにこぼしたときは、布できちんとふき取り、必要に応じてワックスがけをしましょう。また、カーペットにこぼしたときは布で十分にふき取り、丸洗いするのが理想です。丸洗いが難しければ、薄めた中性洗剤をしみこませた布で灯油をこぼした箇所をたたき、ぬるま湯につけた布で洗剤をふき取ります。

タイルにこぼした場合は、中性洗剤で洗い流すのがおすすめです。いずれにしても、こぼした灯油を処理する際は、必ず換気をするようにしてください。

ファンヒーターの売却・買い替えはセカンドストリートで!

セカンドストリートでは、ファンヒーターの売却と買い替えの両方に対応しています。全国に850店舗以上を展開しており、ファンヒーターの店頭買取、出張買取が可能です。知識を備えた買取スタッフが、相場に基づいた適正な査定額を算出いたします。

また、ファンヒーターの購入も可能で、各メーカーのモデルはもちろん、豊富な暖房器具のラインナップから選べます。リユースショップならではのリーズナブルな価格で、予算に見合った暖房器具が見つかるはずです。

なお、オンラインストアでは、メーカーや価格帯、商品の状態など細かな条件で検索できます。ファンヒーターの売却・買い替えを検討している方は、ぜひ一度チェックしてみてください。

まとめ

まだ十分に使えるファンヒーターを処分する際は、リユースショップ・リサイクルショップでの売却をおすすめします。一方、使用が難しいファンヒーターの場合は、粗大ゴミとして処分したり、家電量販店に引き取ってもらったりする方法があります。

「エラーコードの表示頻度が多い」「電源コードが断線している」などの状態のファンヒーターは、処分・買い替えを検討しましょう。

リユースショップのセカンドストリートでは、ファンヒーターの売却はもちろん、さまざまな暖房器具の購入が可能です。オンラインショップでは、価格帯や商品の状態などを指定して検索できるので、お目当ての暖房器具をスムーズに探せます。ファンヒーターの売却・買い替えは、ぜひセカンドストリートをご活用ください。


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YAMAGATA

YAMAGATA

好奇心旺盛で調べもの好き。納得が行くまで調べます。週末は自然を満喫し、山登りや写真撮影に没頭。幅広い趣味を文章に生かし、皆様に共感いただける内容をお届けできればと考えています。

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