冷蔵庫を購入する際は、使用する人数やニーズに合わせて選ぶことが大切です。
今回は、2人暮らし向けの冷蔵庫に焦点を当て、おすすめのメーカーを紹介します。また、併せて冷蔵庫の選び方や安く購入するコツも解説しますので、2人暮らしを始めるカップルやシェアハウスを検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
2人暮らしにおすすめの冷蔵庫のメーカー7選
2人暮らしにおすすめしたい冷蔵庫メーカーは、以下の7つのモデルです。ここでは、各メーカー別でおすすめの冷蔵庫を紹介します。
〈Panasonic パナソニック〉
パナソニックの「NR-C344C」は、コンパクトな薄型なデザインとなっており、2人暮らしのスペースでも問題なく設置できる冷蔵庫です。
また、鍋が丸ごと入るほどの収納力があり、335Lと十分な庫内容量を備えています。棚は、3段構造のガラス棚になっているため、食材の整理がしやすく、効率的に収納や取り出しができます。さらに、88Lという大容量の野菜室も備えており、料理を頻繁に行う人にもおすすめです。2人暮らしでも快適に使用できる、実用性に優れたモデルといえるでしょう。
〈TOSHIBA 東芝〉
東芝の「GR-S36SXV」は、野菜室・冷蔵室がそれぞれ80L以上の大容量を備えており、日々の食材をたっぷり収納できます。また、野菜の湿度を保つ「うるおいラップ野菜室」や鮮度を長持ちさせる「速鮮チルド」など、高機能が充実している点も魅力です。
そのほか、高さを6段階調整できる「フリードアポケット」を搭載した「GR-V36SV」も2人暮らしにおすすめの冷蔵庫です。ライフスタイルに合わせて収納スペースを自由にアレンジできるため、限られたスペースでも有効活用できます。
〈SHARP シャープ〉
シャープの「SJ-PW37K」は、コンパクトなキッチンでも使いやすく、扉が左右両開き仕様になっているため、設置場所を選ばず便利に使用できます。機能面でも優れており、霜を防ぎながら鮮度を保つ「低温新鮮モード」を搭載しているため、食材を長持ちさせながら冷蔵庫内を常に清潔に保つことができます。
そのほか、ロースタイルモデルの「SJ-MF43M」も2人暮らしにおすすめです。高さ175cmの薄型デザインで、冷蔵庫の奥まで手が届きやすく、庫内を一目で見渡すことができます。さらに、容量は429Lと大きく、十分な収納スペースを確保しており、ゆとりを持って収納できる点もメリットです。
〈HITACHI 日立〉
日立の「R-V32TV」は、本体幅が54cmとスリムであり、狭いスペースでも問題なく設置できる冷蔵庫です。容量は315Lあり、2人暮らしには十分なサイズといえるでしょう。特に冷凍室は2段ケースになっており、食材の出し入れがしやすく、整理整頓が簡単にできる点も大きな魅力です。
さらに容量の大きい冷蔵庫をお探しの人は、470Lでたっぷり保存できる「R-HWS47T」がおすすめです。フラットな形状とスタイリッシュな色合いが特徴で、どんなキッチンにもマッチしやすいデザインです。容量が大きいため、食材のまとめ買いや保存にも適しています。使い勝手のよさと美しいデザインを両立した冷蔵庫です。
〈MITSUBISHI ELECTRIC 三菱電機〉
三菱電機の「MR-N40K」は、幅60cmというスリムな設計ながら、容量は冷蔵室232L、野菜室80L、冷凍室91Lと広い容量を確保しています。まとめ買いした食材も余裕を持って収納できます。特に、冷凍室は2段に分かれているため、食材の整理がしやすく、使い勝手のよさが魅力です。
そして、同じく幅60cmで使い勝手がよい「MR-CX37H」も2人暮らしにおすすめの冷蔵庫です。このモデルは、生鮮品の鮮度を保つ「氷点下ストッカーA.I.」を搭載し、傷みやすい肉や魚の変色を抑え鮮度を保ちます。食材を新鮮な状態で保存できるため、食事の質を高めたい人におすすめです。
〈AQUA アクア〉
アクアの「AQR-V43P」は、430Lの大容量でありながら、高さが175cmというロータイプの冷蔵庫です。上部まで手が届きやすく、一目で庫内を確認できます。
そして、コンパクトなサイズの冷蔵庫をお探しの人には、容量272Lの「AQR-SV27P」がおすすめです。機能面に優れており、速やかに冷却しながら鮮度を長く保つ「旬鮮チルド」を搭載。トップテーブルは耐熱100℃仕様で、オーブンレンジを置くことも可能です。狭いキッチンでもコンパクトにまとまり、スペースを有効活用できます。
〈HISENSE ハイセンス〉
ハイセンスの「HR-G280H」は、高さ159.3cm、幅66.8cm、奥行き55cmのコンパクトサイズで、キッチンの隙間にもぴったりと収まる冷蔵庫です。容量は280Lと小ぶりですが、保存する食材に合わせてチルドと冷蔵・野菜室を切り替えられる「セレクトゾーン」を備えており、スペースの有効活用ができます。
そのほか、木目調のデザインが特徴的な「HR-G2802BR」も、2人暮らしにおすすめです。容量は282Lと小さめですが、野菜室やチルド室に高さのゆとりがあり、食材を収納しやすい点が魅力です。
【容量別で比較】2人暮らしにおすすめの冷蔵庫選び方
2人暮らしに適した冷蔵庫を選ぶ際は、生活スタイルに合った容量を選ぶことが大切です。
ここでは、冷蔵庫の容量別に、それぞれどのようなニーズに対応するかを解説します。自分たちの暮らしに最適な冷蔵庫を見つけるための参考にしてみてください。
容量200L台
容量200L台の冷蔵庫は、スリムなモデルが多く、狭いキッチンに設置したい人におすすめです。また、キッチンのスペースにゆとりを持たせたい人にも適した容量といえるでしょう。
そして、外食やデリバリーを使う頻度が多く、料理をあまりしない人にも適しています。ただし、200L台の冷蔵庫は自動製氷機能を備えていないものが多いため、氷を多く使う人は事前に確認してから選びましょう。
容量300L台
毎日料理をする人は、容量300L台の冷蔵庫がおすすめです。特に350Lを超えるモデルは、冷蔵室・野菜室・冷凍室が分かれており、3ドアタイプが主流です。野菜室が中段にあるタイプが多く、使い勝手がよい点も魅力といえるでしょう。また、庫内のスペースにゆとりがあるため、作り置きやまとめ買いをする際も安心です。
さらに、300L台の冷蔵庫は、比較的リーズナブルな価格で購入できるところもメリットです。コストを抑えつつ、十分な容量をお求めの人にもおすすめです。
容量400L以上
将来的に家族や同居人が増える予定がある人は、400L以上の冷蔵庫をおすすめします。初めからファミリーサイズの冷蔵庫を選べば、家族が増えるたびに買い替える必要がありません。
さらに、400Lを超える冷蔵庫は高性能なモデルが多く、機能性を重視する人にも適しています。
ただし、サイズが大きくなるので、購入前にキッチンの設置スペースを確認してから購入するようにしましょう。また、省エネ性能を搭載していると電気代が抑えられるため、安心して長く使い続けることができます。
2人暮らしにおすすめの冷蔵庫を選ぶ際のポイント
ここからは、2人暮らしにおすすめの冷蔵庫を選ぶ際のポイントを解説します。
冷蔵庫はモデルによって容量やドアの開き方、搭載している機能が異なるため、購入前に確認しておくことが大切です。
冷蔵庫の容量
冷蔵庫を選ぶ際は、ライフスタイルに合ったモデルを検討することが大切です。
例えば、料理を頻繁にする場合は、大容量の冷蔵庫や冷凍庫が広めのモデルを選ぶと、まとめ買いや作り置きがしやすくなります。
一方で、外食が多い人は、コンパクトなサイズの冷蔵庫でも十分に役立つでしょう。また、将来的な家族構成も考慮すべきポイントです。人数が増える可能性がある場合は、少し余裕のある容量のモデルを選ぶとよいでしょう。
冷蔵庫のドアの開き方
冷蔵庫のドアは、「右開き」「左開き」「観音開き(フレンチドア)」「両開き」の4つの開き方があります。
冷蔵庫を設置する際は、ドアが壁側に開くことを考慮すると作業動線に影響を与えずに済みます。片開きのモデルは、左右どちら側にドアを開けるか選べるケースが多いため、設置場所に合わせて適した開き方を検討しましょう。
また、左右どちらからも開閉できる「両開き」や中央から開閉する「観音開き(フレンチドア)」は、壁の位置に左右されないため、今後引越しを予定している人におすすめです。
冷蔵庫の機能性
冷蔵庫のモデルよって、自動製氷機能や湿度や温度を調整できる機能など、多様な機能が搭載されています。冷蔵庫を選ぶ際は、ライフスタイルや使い方を踏まえて、必要な機能が備わったモデルを選ぶことが重要です。
例えば、買い置きが多い人は、湿度調整可能な野菜室を備えた冷蔵庫がおすすめです。これにより、野菜の鮮度を長く保つことができます。また、氷を頻繁に使う人は、自動製氷機能が搭載された冷蔵庫が適しています。
近年は、多機能な冷蔵庫が次々と登場していますが、実際に使わない機能も少なくありません。無駄なく冷蔵庫を使うためにも、購入前にしっかり検討し、必要な機能を選び取ることが大切です。
2人暮らしにおすすめの冷蔵庫をお得に買うコツ
2人暮らしの冷蔵庫をお得に購入するためのコツを解説します。
購入のタイミングを見極めることで、コストを抑えることができます。さらに、セールやキャンペーンを活用すれば、理想的な冷蔵庫をお得に手に入れるチャンスが広がるため、おすすめです。
購入のタイミングを見極める
冷蔵庫は、決算セール時期やモデルチェンジのタイミングで安くなる傾向があります。特に、6月や12月のボーナス時期や年末年始は、購入のチャンスといえるでしょう。
お得に購入するためにも、家電量販店のCMや広告などをこまめにチェックすることが大切です。また、価格比較サイトを活用すれば、最安値で冷蔵庫を販売している店舗を効率よく見つけられます。
ポイント還元やクーポンを利用する
ポイント還元やクーポンの利用も、冷蔵庫をお得に購入するコツです。たとえ冷蔵庫本体が定価でも、ポイント還元やクーポンを活用すれば価格を下げることができます。
特に、ネット通販では、お得なポイント還元のキャンペーンを実施していることがあります。購入コストを抑えたい人におすすめです。また、メルマガなどで配信されるクーポンも手軽に利用できるため、冷蔵庫を購入予定がある場合は、見逃さずにチェックしましょう。
ただし、ネット通販は実物を確認できないため、実際のサイズや色味が想定と違っていたというケースもあります。購入する際は、十分に注意して選ぶことが大切です。
エネルギー効率を考慮する
冷蔵庫を選ぶ際は、本体価格だけでなく、長期的なコストを抑えるためにも省エネ機能を搭載したモデルをおすすめします。例えば、断熱効率の高い素材や自動節電機能を搭載しているモデルは、省エネ効果が期待でき、節約につながります。
特に、最新の冷蔵庫は省エネ性能に優れたものが多いため、電気代を抑えたい方におすすめです。
中古品やアウトレットを検討する
冷蔵庫をはじめとする家電製品は、新型モデルが登場したタイミングで古いモデルの価格が下がる傾向にあります。そのため、なるべく購入価格を抑えたい人は、型落ちモデルの冷蔵庫を選ぶのも賢い選択です。
さらに、よりお得に冷蔵庫を購入したい人は、リユース品やアウトレットを活用する方法もあります。高性能な冷蔵庫や容量の大きいモデルを、新品よりも安い価格で購入可能です。ただし、店舗によっては状態の悪いものが売られているケースもあるため、購入時には十分な注意が必要です。
〈2nd STREET セカンドストリート〉では、各メーカーの人気冷蔵庫を数多く取りそろえています。高品質な製品をお得に購入できるので、冷蔵庫の購入費用をできるだけ抑えたい人におすすめです。
まとめ
2人暮らしに適した冷蔵庫を購入する際は、ライフスタイルに合うものを選ぶことが大切です。例えば、日頃から頻繁に料理する場合は、容量が大きく高性能なモデルが適しています。一方、外食やデリバリーの利用が多い場合は、小ぶりな冷蔵庫でも十分です。また、将来的な家族構成も考慮して選ぶと、家族が増えた際に買い替える必要がありません。
さらに、リーズナブルな価格で冷蔵庫を購入したい人には、型落ち品やリユース品を検討するのも一つの方法です。
全国に850店舗以上の実店舗とオンラインストアを展開するセカンドストリートでは、各メーカーの人気冷蔵庫を豊富に取りそろえています。新品よりもリーズナブルな価格で購入できるため、買い替えを検討中の人にもおすすめです。
また、不要になった冷蔵庫の処分にお困りの際も、セカンドストリートにご相談ください。新しいモデルは特に買取価格が高くなる傾向があるため、ぜひお早めに買取を検討してみてはいかがでしょうか。