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明るい部屋で使うプロジェクターの選び方!メリットやおすすめの機種も

一般的なプロジェクターは、明るい場所では見えにくくなる傾向にあります。ただし、いくつかのポイントに気を付けてプロジェクターを選べば、昼間や電気が点いた部屋でも快適にプロジェクターを使用可能です。

この記事では、明るい部屋でプロジェクターを使うメリット・デメリットを紹介したうえで、明るい部屋で使うプロジェクターの選び方や、使用時の工夫を解説します。おすすめの機種も紹介するので、プロジェクター選びの参考にしてください。

なお、リユースショップの〈2nd STREET セカンドストリート〉なら、リーズナブルな価格でプロジェクターを購入できます。お近くの店舗やオンラインストアを、ぜひご利用ください。

プロジェクターは明るい部屋では見にくい?

プロジェクターは、大画面で映画やゲームなどを楽しめるのが魅力です。あえてテレビを持たず、プロジェクターをテレビ代わりに使用することもできます。

そのため、真っ暗な環境だけでなく、昼間や電気が点いた明るい部屋でプロジェクターを使うケースも多いでしょう。

プロジェクターは光を使って映像を投影するため、明るい部屋では基本的に見づらくなります。暗めの映像やコントラストが低い映像は、とくに見えにくいかもしれません。

しかし最近では、明るい部屋でも使えるプロジェクターが多く存在します。加えて、ちょっとした工夫でさらに見やすくすることも可能です。

明るい部屋でプロジェクターを使うメリット・デメリット

まずは、明るい部屋でプロジェクターを使うメリット・デメリットを確認しておきましょう。

メリット

明るい部屋でプロジェクターを使用できれば、食事や家事などをしながら映像を見ることが可能です。時間帯やシチュエーションを問わず、プロジェクターを使いたいときに使えるため、よりテレビに近い存在になります。

また、使用環境の制限が減る分、プロジェクターの設置場所の自由度が上がる点もメリットです。プロジェクターの置き場所については、以下の記事をぜひ参考にしてください。

デメリット

明るい部屋で使えるプロジェクターは増えているものの、テレビと比較すると、映像の色合いの面は劣ります。明るい環境下でも、映像の色合いを忠実に把握したい、少しでも見やすいほうがよいという場合は、テレビを使用するのが無難です。

また、明るい部屋で快適に使えるプロジェクターは、10万円を超えるものがほとんどです。家庭用プロジェクターは10万円以内で購入できるものが多い中で、値が張ってしまうでしょう。

明るい部屋で使うプロジェクターの選び方

ここでは、明るい部屋で使うプロジェクターの、選び方のポイントを解説します。

明るさ(ルーメン)

「ルーメン(lm)」は、光源から放たれる光の量を表す単位です。プロジェクターのルーメンの数値が大きくなるほど、明るい部屋でも鮮明な映像を楽しめます。

明るい部屋で、ストレスなくプロジェクターを使用するには、3,000~4,000ルーメン以上が必要です。ビジネスシーンにおいて、ホールや会議室のような広い部屋で使用する場合は、5,000ルーメン以上が目安になるでしょう。

ルーメンとANSIルーメンの違い

ルーメンとANSIルーメン(アンシルーメン)は、どちらも画面の明るさを表す単位です。

しかし、ルーメンはメーカーの公表値であり、統一された基準ではありません。よって、ルーメンの値が同じでも、実際の明るさはメーカーによって異なることがあります。

一方のANSIルーメンは、アメリカ国家規格協会(ANSI)が定めた統一的な規格です。異なるメーカーのプロジェクターの明るさは、ANSIルーメンの値を比較するとよいでしょう。

なお、明るい部屋でプロジェクターを使用する場合は、200ANSIルーメン以上が目安となります。

投影方式

家庭用プロジェクターの投影方式は、「LCD方式(液晶方式)」と「DLP方式」が主流です。

LCD方式(液晶方式)の中には、3枚の液晶ディスプレイを用いた「3LCD方式」と呼ばれるものがあり、明るくきれいな映像を投影できる特徴があります。3LCD方式のプロジェクターは、手ごろなモデルから業務用まで価格帯が幅広いのも特徴です。

また、よりハイスペックな製品には、「LCOS方式」と呼ばれるものもあります。価格もさらに高くなるため、予算とのバランスを考慮しながら投影方式を選びましょう。

解像度

解像度は、投影される映像のきめ細かさを表す単位です。プロジェクターの解像度が高いほど、高画質と判断できます。

具体的には、1,920×1,080の「フルHD」や、3,840×2,160の「4K」のプロジェクターを選ぶのがおすすめです。フルHDや4Kのプロジェクターなら、明るい部屋でも映像情報を正確に把握しやすくなるでしょう。

コントラスト比

コントラスト比は、最も明るい白と、最も暗い黒の輝度の差を表したものです。

例えば、コントラスト比「1,000:1」と「3,000:1」の製品があった場合、後者のほうが明暗のメリハリが効いた映像になります。

明るい部屋でプロジェクターを使用するなら、コントラスト比がある程度大きいプロジェクターを選ぶのがポイントです。

明るい部屋でプロジェクターを見やすくする3つの工夫

明るい部屋でプロジェクターを使用する際には、プロジェクターそのものの選び方以外にも、自らできる工夫があります。ここでは、大きく分けて3つのポイントを見てみましょう。

1.アクティブブラックスクリーンを使用する

アクティブブラックスクリーンとは、特殊な加工により、不要な光を吸収して鮮明な映像を再現してくれるスクリーンのことです。

アクティブブラックスクリーンを明るい部屋で使用すると、通常のスクリーンの2倍程度のコントラストを得られ、映像が見やすくなるとされています。これからスクリーンを購入するなら、選択肢に加えるとよいかもしれません。

ただし、アクティブブラックスクリーンは、超単焦点・短焦点プロジェクターには対応していないものもあるため注意が必要です。

2.投影面の周囲だけ暗くする

部屋全体を暗くするのが難しくても、プロジェクターを投影するスクリーンや壁の周りだけを暗くすることで、映像は見やすくなります。

遮光カーテンを閉める、近くの照明を消す、扉や家具で影を作るなど、部屋のレイアウトに合わせて工夫してみましょう。

また、プロジェクターの設置場所に制限がない場合は、明るい部屋の中でもできるだけ窓から離れた場所に投影することが大切です。

3.画面のサイズを小さくする

プロジェクターで投影する画面が大きいほど、光が拡散されて映像が見づらくなります。一方で、画面が小さいほど、スポットライトのようにピンポイントで光が集まるため、はっきりと見えやすくなるでしょう。

プロジェクターの魅力は「大画面で投影できること」ではあるものの、一人で視聴する場合などは、なるべく小さめの画面にするのがおすすめです。プロジェクターを投影面に近づければ、画面のサイズは簡単に小さくなります。

昼間や電気が点いた部屋でもOK!おすすめのプロジェクター4選

最後に、明るい部屋でも使いやすい、おすすめのプロジェクターを紹介します。

〈EPSON エプソン〉「dreamio EH-TW750」

エプソンの「EH-TW750」は、ホームプロジェクター「dreamio」シリーズのひとつです。

3,400ルーメンの明るさと、3LCD方式により、明るい部屋でも鮮明な映像を楽しめます。解像度はフルHD、コントラスト比は「16,000:1」です。

また、エプソンのプロジェクターには、「ピタッと補正」と呼ばれる補正機能が搭載されています。台形補正とゆがみ補正を行えるため、プロジェクターの操作に不安がある方でも安心です。

なお、無線LAN内蔵のため、スマートフォンやパソコンなどとのワイヤレス接続もできます。

〈ANKER アンカー〉「Nebula Cosmos シリーズ」

アンカーの「Nebula Cosmos Max」は、解像度4K、1,500ANSIルーメンのホームプロジェクターです。30~150インチでの画面の投影に対応しており、昼夜問わず、透明感のあるきれいな映像を投影できます。

もう少し予算を抑えて購入したい場合は、「Nebula Cosmos Max」よりも明るさは劣るものの、十分な機能を持つ「Nebula Cosmos」を選ぶとよいでしょう。

また、「Nebula Cosmos Max」よりも明るいプロジェクターを希望するなら、さらに高価格帯な「Nebula Cosmos Laser 4K」という選択肢もあります。「Nebula Cosmos Laser 4K」なら、昼間にカーテンを開けたままの明るい部屋でもプロジェクターを使用可能です。

〈BenQ ベンキュー〉「TK850i」

ベンキューの「TK850i」は、解像度4Kのホームシアタープロジェクターです。明るさは3,000ANSIルーメン、コントラスト比は「30,000:1」で、明るい部屋での使用を想定しています。

また、自身で細かい設定をしなくても、明るいシーンでの白飛びなどが起こらないよう、画質が自動で調整される仕組みとなっています。

Android TV内蔵により、映画やテレビ番組、スポーツなどの幅広いエンターテインメントをプロジェクターで楽しめるのも魅力です。

〈JMGO ジェイエムゴー〉「N1S Ultra 4K」

プロジェクター専門の老舗ブランド、JMGOの「N1S Ultra 4K」は、最新テクノロジーの3色(RGB)レーザー光源を搭載したプロジェクターです。赤・緑・青の3色がプロジェクターから高い純度で放出されることで、圧倒的な色鮮やかさを実現します。

また、上下左右に回転するジンバル一体型なので、壁や天井など投影場所を柔軟に選べるのがメリットです。

明るさは3,000ANSIルーメンあり、明るい部屋でもくっきりとした映像を投影できるでしょう。

まとめ

明るい部屋で使えるプロジェクターなら、時間帯やシチュエーションを問わず、映画やゲーム、テレビ番組の視聴などを楽しめます。プロジェクターを選ぶ際には、明るさ(ルーメン)・投影方式・解像度・コントラスト比に注目しましょう。

また、遮光カーテンを閉めたり、投影面の近くの照明を消したりと、ちょっとした工夫でより快適な視聴環境が整います。

セカンドストリートなら、明るい部屋で活用できる便利なプロジェクターも、リーズナブルに購入可能です。店舗やオンラインストアで、お気に入りの一台を見つけましょう。


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YAMAGATA

YAMAGATA

好奇心旺盛で調べもの好き。納得が行くまで調べます。週末は自然を満喫し、山登りや写真撮影に没頭。幅広い趣味を文章に生かし、皆様に共感いただける内容をお届けできればと考えています。

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