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スピーカーは置き方で聴こえ方やが変わる?正しい配置なども解説!

室内で音楽や映像作品の音などを楽しむために欠かせないスピーカーは、スマホで音を聴くのが当たり前となっている今の時代に、注目すべき魅力的な要素があります。

スピーカーの置き方を工夫して、より音楽や映像作品を楽しんでみませんか?

この記事では、スピーカーを家庭で設置する方法を調べている方向けに、置き方一つで聴こえ方や音質が変わるという事実をご紹介します。そしてスピーカーの置き方の基本を解説しつつ、より音を楽しむ方法などのポイントもあわせてご紹介します。

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スピーカーの置き方にこだわるべき理由とは?

べき理由とは?

スピーカーと聞いて、コンポやミニコンポをイメージし、一昔前の音楽の視聴スタイルだと思った方も多いのではないでしょうか。しかし、ホームシアターなども浸透してきており、より本格的に音を楽しむ環境は整っています。ここではスピーカーを使用することの魅力と、置き方一つで聞こえ方が変わることをご紹介します。

スマホで音楽を聴くのとは違うスピーカーの魅力

最近では、音楽を聴くというと外出時にも手軽に利用できることから、スマートフォンを利用する機会が増えているのではないでしょうか。音楽は配信サービスが普及しており、レコードはもちろんのこと、CDやMD離れが起きていることも背景にあります。

しかしヘッドホンやイヤホンを通してではなく、自宅などの室内で音を思い切り楽しみたいときもあるのではないでしょうか。

このような時代だからこそ、普段はスマホで音楽を楽しみ、自宅ではスピーカーを通した本格的なサウンドで、音楽や映像の鑑賞を楽しんでみてはいかがでしょうか。

実はスピーカーは適切な置き方というものがあり、その方法を守ることで、より音の広がりや深みに触れられるのです。

スピーカーは配置によって聴こえ方が変わる

スピーカーは、ステレオ再生の場合、左右二つに分かれますが、それぞれを配置する場所をなんとなく決めているかもしれません。

しかしスピーカーは置き方によって聞こえ方が変わったり、音が完全な状態で届かなかったりすることがあり、音響に大きな影響をもたらします。例えば、次のようなことが生じます。

例1 左右の距離を離しすぎると中抜けが起きることがある
スピーカーの左右間の距離も理想的なものがあります。あまりに離れすぎているとバランスが崩れ、「中抜け」と呼ばれる、センター部分の音が薄くなってしまい、通常の音楽や音声をきちんと再現できなくなる状態になることがあります。

例2 特定の帯域が強調されるなど性能を発揮できない
スピーカーの配置が適切でないと、低音域、中音域、高音域といった特定の周波数の帯域が強調されてしまったり、定位がぼやけてしまったりすることがあります。定位とは、音が聞こえてくる方向を意味します。ステレオ再生の場合、左右2つのスピーカーの音が合成されるため、定位はスピーカー間のどこかの空間に位置します。

例3 床に直置きすると振動音が混ざりあい、音質が低下する
スピーカーは一般的に机などの何らかの台に置きますが、床に直接置く必要があるケースもあるでしょう。しかし直置きすると床に音の振動が伝わってしまい、振動音が響くことでノイズとなり、聴こえてくる音の音質が低下してしまいます。

このように、スピーカーの置き方一つで、聴こえ方が変わってしまいます。

スピーカーの置き方をご紹介! 配置や壁からの距離は?

スピーカーの置き方をご紹介! 配置や壁からの距離は?

スピーカーは、基本的には自由に置いてかまいませんが、適切な置き方というものがあります。その置き方は、スピーカーの性能を最も発揮できるため、音楽や音声も理想的な音で聴くことができるでしょう。ここではスピーカーの置き方の基本をご紹介します。

スピーカーの置き方1:配置の基本は正三角形

ステレオ再生のスピーカーは左右対象に置くのが基本です。

先ほどお伝えした通り、左右のスピーカーは定位がスピーカー間になるため、リスニングポイントも間のどこかになります。リスニングポイントとは、人間が音を聞くのに最適な位置を意味します。

一般的に、左右のスピーカーとリスニングポイントが正三角形、または二等辺三角形になる位置に配置するのがよいとされています。つまり左右のスピーカーとリスニングポイントまでの距離がそれぞれ同じということです。

スピーカーの置き方2:壁からの距離

スピーカーを置くときに、壁からは適切な距離を離しましょう。家であれば15cm~30cm以上は壁から離すのが理想です。

あまりに壁に近づけすぎると、壁に音が反射してしまい、低音域が強調されすぎて、バランスのよくない音になってしまうことがあります。またマンションなどの集合住宅に住んでいる場合、壁に近づきすぎると隣の部屋に響く恐れもあります。

またガラス窓の近くもガラスに反響してノイズが発生する原因となるため、避けましょう。

スピーカーの置き方3:スピーカーの高さは聴く人の耳の高さ

スピーカーの高さは、聴く人の耳の高さが理想といわれています。

またスピーカーには、高音と低音を別々のユニットから発する2Wayスピーカーというものもあります。高音を担当するツイーターと、低音を担当するウーファーを配置する場合、高さはツイーターのほうの高さを耳の高さに合わせると、音響的によいとされています。

スピーカーの置き方4:スピーカーの角度は実際に聴いて決める

スピーカーを置いた後、角度を変えられるものもあります。角度によって音響が変わります。実際に音を流して聴きながら、最もバランスのよい音になる位置を探りながら調整しましょう。

スピーカーの置き方は配置だけではない!さらに音を楽しむポイント

スピーカーの置き方は配置だけではない!さらに音を楽しむポイント

スピーカーの置き方のテクニックは、ただ配置するだけにとどまりません。実際には、手狭な部屋でスピーカーが適切に置けないというケースもあるでしょう。そのような課題を解決する方法をご紹介します。またスピーカーの置き方に関連して、より音を楽しむポイントもあわせて確認していきましょう。

拡張アイテムを活用する

スピーカーの基本的な置き方に沿ってスピーカーを配置するのがむずかしいときには、各種拡張アイテムを使うことで、音響などの課題を解決することができます。

・振動を遮断するインシュレーターを使う
スピーカーから音を流すときには、音によって振動が生じます。先ほど直接床に置くと振動が床に直接伝わってしまうため、音質が低下するとお伝えしました。直接床に置くしかない場合もあるでしょう。その場合は、インシュレーターというアクセサリーを利用することができます。

インシュレーターとは、「絶縁体」などの意味合いを持つ言葉で、オーディオ業界では「音の振動を遮断する道具」といった意味合いがあります。オーディオ機器と設置面の間にはさんで置くことで、振動を抑えることができます。

床ではなく、台の上に置くときも、インシュレーターが利用されることがあります。インシュレーターをはさむことで振動が抑えられるため、振動によるノイズが減り、音質がよくなります。

・スピーカースタンドを使う
振動を抑制させるために、スピーカースタンドを利用することもできます。スピーカースタンドとは、文字通りスピーカーをのせるスタンドタイプの設置具です。スピーカースタンドにスピーカーをのせると設置面からスピーカー本体を離すことができるため、設置面の振動をなくすことができます。これにより音質を向上させられます。

また、スピーカースタンドは、高さを変えられるというメリットもあるため、耳の高さに合わせればより聴こえがよくなります。

・調音パネルや吸音材を使う
壁からの距離が確保できないときには、反響を抑えるための調音パネルや吸音材を使うこともできます。調音パネルはスピーカーと壁の間に設置することで、反響を抑えられるものです。吸音材は、ガラスウールやウレタンスポンジ、フェルトなどの素材のことで、壁や天井の下地に工事を行って施します。

音の指向性を理解する

スピーカーを正しく配置することを覚えた後は、より音を楽しむために、音の指向性を理解しておくとよいでしょう。

音は周波数によって、音の進み方や広がり方が違います。これを音の指向性と呼びます。

周波数が低い低音域になるほど波長は長くなるため、より指向性が高くなり、音が広がりやすくなります。広範囲まで音が届くようになるのです。そのため、スピーカーの背後にまで音が回り込みます。一方で、周波数が高い中音域から高音域になるほど波長は短くなります。そのため、指向性が低く、音は広がらずに直進します。

この指向性を理解した上で、スピーカーの配置を改めて考えてみるのも楽しいのではないでしょうか。

まとめ

スピーカーは基本を押さえて配置することで、より音を楽しむことができるようになるでしょう。また拡張アイテムを用意したり、音の指向性を理解したりすればよりスピーカーの最適な置き方が見つかるはずです。

新しくスピーカーや拡張アイテムを購入するなら、各種メーカーから選べてリーズナブルに購入できる、セカンドストリートをご利用ください。さまざまな種類がありますので、ぜひ最適なものを見つけてください。


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