おしゃれも。暮らしも。新ライフスタイルマガジン。

AV・生活家電

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

トースターは、食パンだけでなくピザやグラタン、餅などを焼く際にも活躍する調理家電です。日常的に使う頻度が多い調理家電であり、パンくずや油分が付着しやすく、放置すると頑固な汚れになります。こびりついた汚れは発火や故障にもつながるため、定期的な掃除が重要です。

今回は、トースターを掃除する手順や頑固な汚れの落とし方などを解説します。トースターの正しい掃除方法を理解したい方は、ぜひご一読ください。

トースター掃除の基本手順

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

一般的なトースターは、以下の4つのステップで掃除可能です。まずは、基本的なトースター掃除手順について見ていきましょう。

トースター掃除に必要なアイテムを準備する

トースターの掃除をする前に、以下のアイテムを準備しましょう。

・中性洗剤
・スポンジ
・古い歯ブラシ
・マイクロファイバークロス
・綿棒
・小さめのほうきとちりとり

庫内やトレーに付着した汚れには、柔らかいスポンジが役立ちます。硬いスポンジは、傷がつく可能性があるので避けたほうがよいでしょう。庫内の隅に溜まったパンくずや細かい部分の汚れは、古い歯ブラシや綿棒が便利です。トースターの外側は、マイクロファイバークロスを使うときれいになります。

汚れが落ちにくい場合は、以下のアイテムを追加してみてください。

・重曹
・ウタマロクリーナー
・消毒用エタノール

これらを活用すると、落ちにくい油汚れや焦げ付きもきれいに除去できます。

パーツを取り外して洗浄する

必要なものを準備したら、焼き網やパンくずトレーなどのパーツを取り外して洗浄しましょう。ただし、製品によっては外せないタイプもあります。無理に取り外すと故障してしまうため、事前に説明書を確認するようにしてください。

また、電源プラグをコンセントから抜いて、本体が冷めた状態で作業することも重要です。本体に熱があるまま作業を行うと、やけどや火災につながる可能性があるので注意しましょう。

パーツを取り外したら、水で薄めた中性洗剤を使用して汚れている部分を優しくこすってください。金属やプラスチック製のタワシで洗うと傷がつくため、柔らかいスポンジを使用するのがおすすめです。

トースターの内部と外部を水拭きする

トースター本体の内部と外部に付着した汚れは、マイクロファイバークロスを活用するときれいに落とせます。なお、庫内の隅に溜まっている食品カスは、古い歯ブラシや綿棒を使って除去しましょう。

電気部品に水分が付着すると故障する可能性があるため、しっかりと絞り切ってから作業を行うようにしてください。また、内部に備わっているヒーターは割れやすいパーツです。無理に掃除せず、優しく拭くようにしましょう。

汚れが目立つ場合は、マイクロファイバークロスに中性洗剤を2~3滴程度つけて水拭きすることをおすすめします。なお、洗剤が残ると食品の調理に支障が出るため、汚れを落としたあとは水拭きを忘れないようにしてください。

乾拭きをして仕上げる

水拭きが完了したら、乾いたマイクロファイバークロスで水分を拭き取ります。水分が残ったまま放置すると、金属部分にサビが発生してしまうため、入念に拭き取るようにしてください。

また、取り外したパーツも忘れないように乾拭きしましょう。本体、パーツともに水分を拭き取ったあとは、元の位置に戻します。最後に、空焼きを短時間行い、庫内を乾燥させて掃除完了です。

オーブントースターの頑固な汚れを楽に落とす掃除方法

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

長期間オーブントースターの掃除をしていなかった場合、パンくずや油が焦げてこびりついているのが大半です。ここからは、蓄積された頑固な汚れを楽に落とす掃除方法を解説します。

汚れの原因と種類を把握する

オーブントースターの汚れは、食品カスや食材から出る汁、油などが原因です。特に、油が多い揚げ物を加熱したり、グラタンに焼き目をつけたりする際は、庫内の天井や扉部分に飛び散る可能性があります。

これらを放置すると、使用するたびに熱で焦げて硬くなり、普段の掃除で落としにくくなるため注意が必要です。

効率的に掃除をするには、汚れの種類を把握する必要があります。汚れには、石鹸汚れや水垢に代表される「アルカリ性」と皮脂や油汚れなどの「酸性」の2種類があり、オーブントースターに付着した頑固な汚れのほとんどは酸性です。

汚れに適した洗剤や方法を選ぶ

基本的に酸性の汚れは、アルカリ性もしくは中性の洗剤を使用するときれいに落とせます。たとえば、屋内のさまざまな場所の掃除に役立つ重曹やセスキ炭酸ソーダはアルカリ性であり、トースターにこびりついた汚れを落とすのに最適です。

また、中性洗剤のウタマロクリーナーもあらゆる汚れに対応できます。トースター内部にこびりついたしつこい汚れを落とす際にも役立つため、用意しておくとよいでしょう。

トースターの外側に汚れが付着している場合は、水に消毒用エタノールを混ぜたアルコール水が活躍します。汚れに直接吹きかけて、マイクロファイバークロスを使って拭き取りましょう。

なお、〈Aladdin アラジン〉のアルミ製のトースターは、アルカリ性洗剤を使うと変色や腐食につながる可能性があります。そのため、掃除を行う際は、セスキ炭酸ソーダや重曹以外の中性洗剤を選ぶようにしてください。

汚れを柔らかくして拭き取る

蓄積した汚れは、焦げ付いて硬くなっています。そのため、重曹やウタマロクリーナーを含ませたマイクロファイバークロスで柔らかくしてから拭き取ると簡単に除去することが可能です。

焼き網やトレーなどにこびりついた焦げ付きは、アルカリ性の洗剤とキッチンペーパーでパックして5分程度放置すると落としやすくなります。汚れが柔らかくなったら、ブラシやヘラを使用してきれいに落としましょう。

汚れが落ちたあとは、水分が残らないように乾いたクロスでしっかりと拭き取るようにしてください。

トースター掃除の頻度とタイミング

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

トースターを清潔な状態に保つには、1週間に1回の頻度で掃除することをおすすめします。

1回使用するだけでは、トースターが汚れる可能性は低いです。しかし、1週間経てばパンくずや油が溜まる可能性があります。また、食パンにバターを塗ってから焼いたり、具材をのせたピザを焼いたりする場合は、油や食材からの汁が落ちて頑固な汚れにつながるため注意しましょう。

汚れがこびりついてしまうと、落としにくくなるだけでなく、発火や故障の原因にもなってしまいます。トースターを使用したあとは、早めに掃除をするように意識して、汚れの蓄積を防ぐようにしてください。

オーブントースターの寿命と買い替えのタイミング

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

一般的なオーブントースターの寿命は、5~6年程度とされています。ただし、あくまでも目安であり、使用頻度が高い場合やメンテナンスの度合いによっては、さらに短くなるケースもあるでしょう。

以下のような症状が発生した場合、寿命がきている可能性があります。

・電源が入らない
・ヒーターが熱くならない
・異音や異臭が発生している

買い替えを検討する場合は、パーツが簡単に取り外せるタイプや庫内が広いタイプなど、手入れが楽で掃除がしやすいモデルがおすすめです。

買い替え前のトースターがまだ使用できる状態であれば、リユースショップ・リサイクルショップへ買い取りを依頼してみてはいかがでしょうか。

オーブントースターを長持ちさせるコツ

トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

オーブントースターを長持ちさせるには、日頃から掃除をするほか、使い方にも注意する必要があります。以下では、オーブントースターを長持ちさせるコツを3つ紹介します。

こまめに掃除を行う

先述した通り、オーブントースターは使用するうちにパンくずや油が溜まるため、掃除を怠ると焦げ付いてしまいます。また、焦げ付きなどの汚れがヒーターに付着すると、加熱効率が低下したり故障したりする可能性もあるため、注意が必要です。

故障を避けて長持ちさせるには、こまめな掃除が欠かせません。使用後は、トースター内の汚れをきれいに取り除きましょう。なお、油汚れは重曹水を含ませたキッチンペーパーで拭き取ってください。

また、本体の外部も定期的に掃除することをおすすめします。特に、コンセント周りはホコリやゴミが溜まりやすい場所です。外側の拭き掃除と併せて、ホコリがあれば取り除くようにしてください。

汚れを未然に防ぐ

汚れが付着しないように工夫することも、オーブントースターを長持ちさせるポイントです。たとえば、アルミホイルやトレーを使用することで、庫内にパンくずや油が落ちにくくなります。使用後は、アルミホイルを捨てたりトレーを洗ったりするだけで済むため手間もかかりません。

また、グラタンやピザなどの水分が多く含まれている食品を加熱する際は、受け皿を使用するとよいでしょう。こうした小さな工夫によって掃除が楽になるだけでなく、トースターを長持ちさせることが可能です。

正しい方法で使用する

オーブントースターの使用方法を誤ると、故障や安全性の低下を招きます。たとえば、プラスチックの容器に食品を入れて加熱したり、長時間空焼きしたりすると火災のリスクがあるので、大変危険です。

また、メーカーによって使用方法が異なるため、事前に取扱説明書を確認したうえで、適切な設定温度や加熱時間などを守りましょう。取扱説明書と違う操作方法をして壊れた場合は、保証が受けられなくなります。

トースターの種類については、以下の記事も参考にしてみてください。

まとめ

トースターは、多くの方が頻繁に使用する調理家電の1つです。トーストだけでなく、ピザやグラタンなどに焼き目をつける際にも役立つ便利なアイテムですが、パンくずや油が付着しやすいので、定期的に掃除をする必要があります。

掃除を怠ると、加熱効率の低下や故障につながる可能性があるため、1週間に1回程度は汚れを拭き取るようにしましょう。また、使用するたびに掃除をする習慣をつけると、汚れが蓄積しにくくなります。

汚れが取れなくなった場合や故障した場合は、買い替えを検討するタイミングです。できるだけリーズナブルな価格で購入したい方は、リユース品を検討するのがおすすめです。

全国に850店舗を超える実店舗とオンラインストアを運営する〈2nd STREET セカンドストリート〉でも、トースターを多数取り揃えています。購入をご検討中の方は、お気軽にご利用ください。


AV・生活家電記事をもっと見る

  • 記事を書いたライター
  • ライターの新着記事
Nakazima

Nakazima

ジャンルを問わず、さまざまな情報を執筆するWebライターです。 リサーチ好きでお得な商品を探しに出かけることもしばしば。趣味を生かしながら、生活のヒントになるような記事をお届けしたいと思っています。

  1. 炊飯器の使い方がわからない?失敗しない基本的な炊飯方法とは

  2. トースターの掃除方法は?油汚れなど頑固な汚れを楽に落とすコツ

  3. トースターとオーブンの違いとは?代用の可否と選び方のポイント

セカンドストリート オンラインストア セカンドストリート 買取サービスのご案内 セカンドストリート 店舗を探す

おすすめ記事

関連記事

PAGE TOP