古くなった掃除機に関して、いつまで使えるのかは気になるところでしょう。掃除機の寿命は、種類や使用頻度などによって変化します。
この記事では掃除機の買い替え時期の目安を知りたい人のために、寿命の目安や買い替えを検討すべきサイン、買い替え時のポイントなどについてご紹介します。
なお全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートでは、さまざまな種類の掃除機をリーズナブルな価格で販売しています。掃除機の買い替えを決めた際は、セカンドストリートをぜひご利用ください。
掃除機の買い替え時期はいつ?種類ごとの寿命目安
掃除機にはいくつかの種類があり、種類によって目安となる寿命が異なります。
ここでは、掃除機の買い替え時期を考えるヒントとなる、種類ごとの寿命目安についてご紹介します。
ただし、掃除機の使用頻度や使い方によって寿命は異なります。ここで紹介する寿命はあくまでも参考として、実際の掃除機の状況を見ながら買い替え時期を検討してみてください。
1:サイクロン式掃除機
サイクロン式掃除機とは、本体内にあるダストカップにゴミがたまるタイプの掃除機です。カップを開けてゴミを捨てる仕組みです。紙パック不要のため、サイクロン式掃除機を使う人は近年増えてきています。
寿命目安は使用状況によっても異なりますが、6~8年程度といわれています。吸引力が落ちてきたと感じたら、寿命が近づいているのかもしれません。
2:紙パック式掃除機
かつて主流だったのが紙パック式掃除機です。掃除機内部の紙パックにゴミを集め、たまったら紙パックを交換してゴミを捨てる仕組みです。
ゴミを直接触らずに済むというメリットがある一方で、紙パックのコストがかかるというデメリットがあります。なお紙パック式は掃除機の中では寿命が比較的長く、15年程度は使用できるとされています。
3:カプセル式掃除機
カプセル式掃除機とは、本体にあるカプセルにゴミをためるタイプの掃除機です。ゴミがたまったらカプセルを開けて捨てればよいため、取り扱いが簡単です。
ただし、カプセル内が汚れやすいことから、定期的にきれいにする必要があります。カプセル式掃除機の寿命目安は、10年程度です。サイクロン式と紙パック式の中間と考えておくとよいでしょう。
4:ロボット掃除機
ロボット掃除機とはバッテリー内蔵で、スイッチを入れれば自動で掃除するタイプの掃除機です。ロボット掃除機の場合、寿命目安はバッテリーと本体で異なります。
使用頻度によって異なるものの、バッテリーの方が寿命は短い傾向にあります。2年程度が目安と考えておくとよいでしょう。
一方で、ロボット掃除機の本体の寿命は2年より長いとされています。メーカーや販売店に依頼してバッテリーを交換すれば、引き続き使い続けられる可能性があるでしょう。
なおロボット掃除機のバッテリーが劣化してくると、吸引力が弱くなったり途中で稼働が止まったりすることも考えられます。バッテリーの持ちが気になってきた際には、バッテリーの交換を検討するのがおすすめです。
5:コードレス式掃除機
コードレス式掃除機とはその名の通り電源コードが付いておらず、内臓のバッテリーで動く仕組みの掃除機です。コードの長さやコンセントの位置を気にする必要がないため、さまざまな場所を掃除できます。
ロボット掃除機同様、本体よりも先にバッテリーが消耗する傾向にあります。コードレス式掃除機のバッテリーの寿命の目安は、5年程度です。
フル充電しても使用できる時間が短くなってきたと感じたら、バッテリーの寿命が近づいているのかもしれません。買い替えを検討した方がよいといえるでしょう。
掃除機の買い替えを検討すべきサインとは
掃除機の様子がいつもと違うと感じたら、買い替えを検討すべきかもしれません。ここでは、掃除機の買い替えを検討すべきサインを4つご紹介します。
掃除機の電源が入らない
「電源が入らない」「使用中に動かなくなる」などの症状は、買い替えを検討すべきサインといえます。掃除機内部や電源コードに問題が生じている可能性があるからです。自身では直せないため、買い替えまたは修理が必要になるでしょう。
なお電源が入らない、急に動かなくなってしまったなどのトラブルが起きた際は、掃除機の電源プラグを一度抜いてみてください。コードレス式掃除機の場合は電源プラグがないため、電源スイッチのオン・オフを切り替えて様子を見ます。
30分ほど放置した後、電源プラグをもう一度挿し直しても電源が入らない場合は、買い替えた方がよいでしょう。一方で、再び電源が入るのであれば問題ないと考えられます。モーターが高温化するのを防ぐ装置が作動したことで、一時的に使えなくなっていたと考えられるからです。
ただし、掃除機の使用中に止まってしまうことが頻繁に起きる際には注意が必要です。故障の前兆の可能性もあるため、買い替えを検討しましょう。
吸引力が弱まっている
以前よりもゴミを吸引しにくくなっていると感じたら、買い替えを検討した方がよいです。吸引力が弱い掃除機はゴミをきれいに吸えないため、使い勝手が悪くなります。
ただし、買い替えを決める前に、掃除機内部にゴミがたまっていないかを確認しましょう。特にサイクロン式やカプセル式の掃除機は、ダストカップやカプセル内が汚れていると吸引力が落ちやすくなります。ゴミを取り除いても吸引力が戻らない場合は、買い替えるのがおすすめです。
コードの巻き取りに問題がある
コード付き掃除機の買い替え時期を考える上では、コードの巻き取り具合もポイントの一つです。購入当初はコードがスムーズに収納できたにも関わらず、使用しているうちに絡まるようになったり最後まで巻き取りできなくなったりすることがあります。巻き取りに問題がある原因としては、いくつか考えられます。
巻き取り機能の故障が原因で問題が起きているのであれば、すぐに買い替えを検討する必要はないでしょう。一方で、コードの内部の断線により巻き取りしにくくなっている場合は、買い替えを検討した方がよいです。
掃除機から異臭がする
掃除機から焦げ臭いにおいがしたり、本体が高温になっていたりする際も買い替えのサインかもしれません。異臭や高温の症状が見られる場合、モーターが寿命を超えている可能性が考えられます。
そのまま使用を続けると、最悪の場合発火する可能性があり大変危険です。すぐに使用を止め、買い替えることをおすすめします。
掃除機の買い替えを検討すべきサインに気付いたら、お近くのセカンドストリートの店舗やオンラインストアをぜひ確認してみてください。セカンドストリートでは、さまざまな種類の掃除機をリーズナブルな価格で販売しています。
掃除機を買い替える際にチェックすべきポイント
ここからは、さまざまな種類の掃除機の中から自身にあった物を選ぶためのポイントについてご紹介します。
掃除機のタイプ
使用頻度や掃除したい範囲、重視する部分を考慮した上で、掃除機のタイプを選ぶことが大切です。主な選択肢として「キャニスタータイプ」「スティックタイプ」「ロボット掃除機」の3種類が挙げられます。それぞれについて以下で詳しくご紹介します。
キャニスタータイプ
キャニスターとは、蓋付きの保存容器のことです。掃除機でいうキャニスタータイプとは、バケツのような本体にコードが付いている物を指します。
吸引力が安定している点がメリットです。以前は本体部分が重くて使いにくいイメージもありましたが、最近はコンパクトで取り回ししやすいデザインの物が増えています。
スティックタイプ
スティックタイプの掃除機は、先端から本体までが1本の棒のような形をしています。コードレスの物が多く、軽量でさまざまな場所を掃除しやすい点が特徴として挙げられます。またパーツを付け替えることで、ハンディタイプとして使える物もあります。
ロボット掃除機
ロボット掃除機はスイッチを入れるだけで、自動で部屋の中を動いて掃除してくれるタイプの掃除機です。機種によっては、水拭きや乾拭きにも対応しています。
忙しくて掃除に時間をかけられない人や、ペットがいて頻繁に床を掃除する必要がある人などにおすすめの掃除機です。
ヘッドの種類
掃除機を選ぶ際は、ヘッドの種類にも注目しましょう。代表的な掃除機のヘッドとしては「床ブラシ」「モーターヘッド」「タービンヘッド」の3種類が挙げられます。
床ブラシは、ヘッドに短いゴム板やブラシがセットされた物です。価格の安い掃除機によく使われています。シンプルで軽量な点がメリットですが、ゴミを集める力はそれほど強くありません。
モーターヘッドとは、吸い込み口にモーターが内蔵されたタイプのヘッドです。吸引力が強い点がメリットとして挙げられます。一方で、モーターが入っていることから、重くなりやすい点がデメリットです。また他のヘッドの種類と比べると、やや価格が高い傾向にあります。
タービンヘッドは、風力によってブラシを回転させることで、ゴミを吸い取る仕組みのヘッドです。モーターヘッドと比べると吸引力が弱い傾向にありますが、軽くて扱いやすいです。性能や重さ、価格の面などで比較すると、モーターヘッドと床ブラシの中間に位置しているといえるでしょう。
ゴミのため方・捨て方
掃除機のゴミのため方には、紙パック式とサイクロン式の2種類があります。紙パック式は、ゴミを紙パックごと捨てられるため衛生的です。ただし、紙パック代がかかることや、ゴミがたまった際に吸引力が落ちやすいことなどがデメリットとして挙げられます。
一方で、サイクロン式は内蔵のダストカップにゴミをためる仕組みです。ゴミがたまっても吸引力に影響しにくいため、お手入れの手間がそれほどかからないでしょう。ただし、衛生面を考慮すると、定期的にダストカップを洗うことをおすすめします。
運転音の大きさ
掃除機を夜間に使うことがある人は、運転音の大きさも確認しておいた方がよいです。掃除機の音は「dB(デシベル)」で表されます。数字が大きいほど、音が大きいことを表しています。
なおセカンドストリートでは、ロボット掃除機を含むさまざまな種類の掃除機をリーズナブルな価格で販売しています。オンラインストアでも購入できるため、ぜひ確認してみてください。
買い替えた掃除機を長持ちさせるために押さえておきたいコツ
掃除機は使い方次第では、寿命目安よりも長く使用できる可能性があります。ここでは、掃除機を買い替えた後に実践したい、長持ちさせるためのコツを4つご紹介します。
衝撃を与えないよう注意する
掃除機を長持ちさせるためには、衝撃による故障に注意しましょう。掃除機は機械であるため、使用中や保管中に倒れるなどで大きな衝撃が加われば、壊れる可能性があります。
また壁にぶつけたり床に勢いよく置いたりなどの小さな衝撃でも、繰り返されれば故障の原因になることもあるでしょう。長持ちさせるためには、掃除機を丁寧に扱うことが大切です。
こまめにお手入れする
こまめにお手入れすることも、掃除機を長持ちさせるコツの一つです。紙パックやダストカップにゴミが詰まったまま使うと、フィルターやモーターに負担がかかります。
なおゴミがある程度たまると、ランプで知らせてくれるタイプの掃除機もあります。ただし、掃除機を長持ちさせたいのであれば、内部にゴミがたまらないよう、ランプが点く前にお手入れすることを心がけましょう。
コードを黄色のテープまで引き出す
コード付き掃除機の場合は、常にコードを黄色のテープまで引き出した状態で使うことも長持ちさせるためのコツといえます。一般的に、掃除機のコードには「赤」と「黄色」のテープが付いており、それぞれに意味があります。
赤は「これ以上引き出さない」という意味であるのに対して、黄色は「ここまで引き出す」という意味の印です。
なおコンセントから遠い場所で掃除機を使う場合だけでなく、近くで使う際にも黄色のテープまでコードを引き出すことが大切です。
掃除機のスイッチを入れると、内部のモーターが動いて熱を持ちます。コードを黄色のテープまで引き出さない状態で使用すると、本体内に残ったコードがモーターの熱で故障する可能性があります。
正しい方法で充電する
コードレス掃除機の場合は、正しい方法で充電することも意識しましょう。バッテリーを長持ちさせることが、掃除機の寿命を伸ばすことにつながるからです。
バッテリーの正しい充電方法に関しては、掃除機ごとで異なります。取扱説明書で正しい充電方法を確認しておきましょう。ここでは参考として、一般的によいとされている充電方法をご紹介します。
コードレス掃除機は、使用するたびに充電するのがおすすめです。ただし、使用直後のコードレス掃除機は熱を持っている点には注意しましょう。熱い状態で充電を開始すると、バッテリーが傷む可能性があります。本体が冷えるのを待ってから充電するのがポイントです。
なお充電せずに放置すると、過放電によってバッテリーの寿命が短くなる可能性がある点も覚えておきましょう。
まとめ
掃除機の寿命目安は、種類によって異なります。また使用頻度や使い方によっても変わるため、掃除機の状況を見つつ買い替え時期を検討しましょう。
買い替えの際は、掃除機をリーズナブルな価格で販売しているセカンドストリートをぜひご利用ください。
新品では高価な物でも、セカンドストリートであればリーズナブルに購入できる可能性があります。掃除機をお得に買い替えて、部屋をきれいな状態に保ちましょう。