ドライヤーから焦げ臭いにおいがして驚いたことがある人もいるでしょう。掃除などの対処法で改善することがある一方で、使用し続けることで大きなトラブルにつながることもあります。この記事ではドライヤーが焦げ臭い原因や対処法などをご紹介します。
なお焦げ臭いにおいがするドライヤーは、セカンドストリートで買い替えるのも方法の一つです。有名メーカーのドライヤーや高機能なドライヤーなどをリーズナブルな価格で販売しているため、ぜひご利用ください。
ドライヤーが焦げ臭い原因として考えられること
ドライヤーから焦げ臭いにおいがする原因は、いくつか考えられます。ここでは主な原因を3つご紹介します。
ほこりや髪の毛が詰まっている
ドライヤーが焦げ臭い原因の一つとして、吸込口や吹出口にほこりや髪の毛が詰まっていることが挙げられます。
吸込口に異物が詰まると、ドライヤー内部に冷たい空気を取り入れにくくなります。電熱線の温度調整が難しくなり、発熱し続けることが焦げ臭いにおいの原因です。
また吹出口に異物が詰まっている場合は、温風がうまく外に排出されません。内部に熱がこもって焦げ臭くなることもあります。
上記以外の理由としては、内部のヒーターによって異物が加熱され焦げてしまうことも考えられるでしょう。特にドライヤー内部にほこりが入りこんでしまった際は、焦げ臭いにおいがしやすいです。
コードが劣化している
コードの劣化が焦げ臭いにおいの原因かもしれません。見た目に変化がないとしてもコードの内部で断線が起きていると、使用中に焦げ臭いにおいを感じることがあります。
特にコードを本体に巻き付けて収納していると、付け根が折れ曲がり断線しやすくなります。収納時にはコードの付け根をまっすぐ伸ばすことを意識しましょう。また付け根以外の部分も折れ曲がらないよう、軽くまとめるのがポイントです。
内部パーツに不具合が生じている
使い続けるうちに、ドライヤーの内部パーツは劣化していきます。内部パーツの劣化も、焦げ臭いにおいを発する原因になることを覚えておきましょう。ヒーターコイルの不具合による異常な発熱や、その他のパーツが加熱されることなどによって焦げ臭いにおいがします。
なおドライヤーは消耗品のため、内部パーツの劣化は防げません。ただし、注意して使用することで長持ちさせることは可能です。ぶつけたり落としたりしないよう丁寧に取り扱うことや、ドライヤー使用時の最後に、冷風に切り替えて冷やしてから収納することなどを日頃から意識しておくとよいでしょう。
使っても大丈夫?ドライヤーが焦げ臭いときの対処法
ドライヤーが焦げ臭いときは、原因に合わせて対処することが大切です。
一方で、原因が分からない場合は、修理や買い替えが必要になることもあります。ここでは3つの対処法をご紹介します。
吸込口や吹出口を掃除する
ほこりや髪の毛の詰まりが原因の場合は、吸込口や吹出口の掃除が有効です。歯ブラシや綿棒、掃除機などを使うと簡単に掃除できます。
吸込口に関しては、空気を吸い込む際にほこりが付着しやすいため、歯ブラシや綿棒で丁寧に取り除きましょう。なお内部に押し込んでしまうと取れなくなる点に注意が必要です。
吹出口を掃除する際は、本体とパーツが取り外せる場合は、外した方が掃除しやすいです。特に網の部分にほこりや汚れが溜まるため吸込口と同様、内部に入らないよう注意しつつ、きれいにしましょう。
メーカーに修理を依頼する
原因が分からないときや故障しているようなときなどは、メーカーに連絡して修理を依頼しましょう。焦げ臭いにおいがするということは、どこかに不具合がある可能性が高いといえます。使い続けると、発火や爆発などの恐れがあります。
特に新品にも関わらず焦げ臭いにおいがする場合は、異常がある可能性が高いといえるでしょう。早めにメーカーや購入した店舗に問い合わせることをおすすめします。
寿命を超えている場合は買い替えを検討する
ドライヤーの経年劣化が原因で、焦げ臭いにおいがすることもあります。修理すれば再び使えるようになる可能性はありますが、当然修理費用がかかります。
長く使っていて寿命を超えている可能性が高い場合は、修理よりも買い替えの方がおすすめといえるでしょう。ドライヤーの寿命目安は、3~4年程度といわれています。
全国に750店舗以上を展開するセカンドストリートは、さまざまな種類のドライヤーをリーズナブルな価格で販売しています。セカンドストリートであれば、修理費用より安い価格でドライヤーを購入できるかもしれません。ぜひ以下のリンクから、オンラインストアやお近くの店舗をチェックしてみてください。
ドライヤーの焦げ臭いにおいを予防する方法
ドライヤーの使い方によっては、焦げ臭いにおいを予防できます。ドライヤーを長持ちさせることにもつながるため、以下でご紹介する3つのポイントをぜひ試してみてください。
1:ドライヤーをこまめに掃除する
前述したように、ドライヤーの焦げ臭いにおいの原因は、ほこりや髪の毛の詰まりであることが多いです。ドライヤーは空気を吸い込み、熱して放出するという仕組みであることから、吸込口や吹出口に異物が溜まりやすい構造になっています。日頃からこまめに掃除して異物を取り除いておくと、焦げ臭いにおいを予防できるでしょう。
2:髪の毛とドライヤーの距離を10cm以上空ける
髪の毛とドライヤーの距離が近すぎると、ドライヤー内部に髪の毛が巻き込まれる可能性があります。内部に髪の毛が残ることも、焦げ臭いにおいの原因になる点を覚えておきましょう。届く範囲にある場合は、すぐに取り除きましょう。
なお手が届かず髪の毛を取り出せない場合でも、放置するのはおすすめできません。早めに修理または買い替えを検討した方がよいでしょう。
また髪の巻き込みは、火傷やケガにつながる可能性もあります。ドライヤーを使用する際は、髪の毛から10cm以上離すことを意識しましょう。
3:コードを本体に巻き付けない
ドライヤーを収納する際は、コードを本体に巻き付けないようにしましょう。巻き付けると付け根部分が折れ曲がり、コードが断線しやすくなります。また使用後のドライヤーは熱を持っていることから、コードを傷める可能性もあるでしょう。
ドライヤーを収納する際はコードを伸ばした状態にする、もしくはゆるく束ねてから収納するのがおすすめです。またコードが絡まらないよう、カゴや箱などを活用するのも方法の一つです。
焦げ臭い以外にもある!ドライヤーの寿命が近いときの主な症状
ドライヤーの寿命が近づくと、焦げ臭い以外にもさまざまな症状が見られるようになります。
特に以下の5つの症状が見られるときは寿命が近いと考えられるため、買い替えることをおすすめします。
温風や熱風が出ない
ドライヤーの電源を入れても冷風しか出ない場合は、寿命が近い可能性が高いでしょう。温風が出ない理由として、内部のヒーターが故障していることが考えられます。
また温風と冷風の切り替えができるドライヤーでは、切り替えスイッチに不具合が生じていることが原因かもしれません。いずれにせよ自身で修理するのは難しいことから、買い替えを検討しましょう。
ただし、単にほこりが溜まっているのが原因のこともあります。一度掃除してみて改善しない場合に、買い替えを検討するとよいでしょう。
ドライヤーから異音がする
使用中のドライヤーから異音がする場合も、買い替えた方がよいかもしれません。異音の原因の多くは、吸込口にほこりが詰まることです。詰まりによってドライヤー内部の温度が上昇し、加熱しすぎを防ぐための保護装置が作動するという仕組みです。
吸込口のほこりを取り除いて、症状が改善するかを確認しましょう。異音が解消されない場合は、買い替えることをおすすめします。
ドライヤー本体やコードが発熱する
ドライヤー本体が熱くなる場合は、配線のショートや故障が考えられます。ドライヤーが寿命を超えた際によく見られる症状です。特に取手部分まで熱くなると、火傷することもあるため非常に危険です。すぐに使用を中止し買い替えましょう。
またコードが発熱している場合は、断線の可能性も考えられます。コードの断線も放置すると事故につながることがあるため、早めに買い替えるのがおすすめです。
電源周りのトラブルがある
「電源が入らない」「付いたり消えたりする」などのトラブルが見られるようになった際も、寿命を超えたサインかもしれません。内部のモーターの異常や、コードの断線などが電源周りのトラブルの原因として考えられます。
ドライヤー内部のモーターやコードは、経年劣化する物です。寿命を超えて使い続けると発火や故障の恐れがあるため、早めに買い替えを検討しましょう。
ドライヤーから火花が出る
寿命が近づいたドライヤーからは、火花が出ることもあります。火花の原因は吸込口にほこりが入ったり、内部が高温になったりすることです。
放置すると焦げ臭いにおいがするだけでなく、電源が入らなくなることもあります。購入して間もないドライヤーであれば、ほこりを取り除くことで症状が改善することもあるでしょう。一方で、掃除しても改善しない場合は、買い替えることをおすすめします。
まとめ
ドライヤーが焦げ臭い場合は、ほこりや髪の毛が溜まっていることやコードの断線などが原因として考えられます。吸込口や吹出口を掃除することで解消されることもありますが、改善しない場合は、寿命が近づいている可能性もあるため買い替えを検討しましょう。
なおドライヤーを買い替える際は、ぜひセカンドストリートをご利用ください。有名メーカーの商品を含む、さまざまな種類のドライヤーを新品よりもリーズナブルな価格で販売しています。できる限り費用を抑えたい人は、ぜひセカンドストリートでの購入をご検討ください。