ドライヤーから「パチパチ」や「ジーッ」といった変な音がすることがあります。こういった変な音がする場合、故障やトラブルにつながる可能性があることを覚えておきましょう。異音に気づいた際は、早めに原因を特定することが大切です。
この記事ではドライヤーから変な音がする際に考えられる原因や対処法、またドライヤーを長持ちさせられる使い方などについてご紹介します。
なお異音の原因によっては、ドライヤーの修理や買い替えが必要かもしれません。買い替えの際は、新品よりもリーズナブルな価格で購入できるセカンドストリートをぜひご利用ください。
ドライヤーから変な音がする原因

まずはドライヤーから変な音がする原因として考えられることを4つご紹介します。
ほこりや汚れが溜まっている
初めに、ドライヤーの吸込口にほこりが溜まっていないかを確認しましょう。溜まったほこりに温風が当たり内部の温度が高くなりすぎることで、保護装置の作動音がしているのかもしれません。ドライヤーの使用中に「パチッ」という音がする場合は、ほこりや汚れが原因の可能性があります。
またイオン機能付きドライヤーの電極部が汚れていると、異常放電によってパチパチとした音が聞こえることもあります。なおほこりや汚れが原因の場合は、掃除することで異音は解消されるでしょう。
本体内部のパーツが外れている
ドライヤーの異音の原因として、内部パーツに問題があることも考えられます。落としたりぶつけたりした拍子に内部のパーツが外れることがあります。聞こえている異音は、外れたパーツが送風時に動いてぶつかり合っている音かもしれません。
なお電源を入れていないときにドライヤーを振り「カラカラ」とした音が鳴るのであれば、パーツが外れている可能性が高いといえます。ドライヤーが突然使えなくなることも考えられるため、早めの修理または買い替えをおすすめします。
イオンの発生音が鳴っている
イオン機能付きドライヤーでは、使用中に「ジーッ」という変な音がすることもあります。これはイオンを発生させる際に出る音です。
イオン機能付きドライヤーに使い慣れていないと気になるかもしれませんが、故障ではないため使い続けても問題ありません。ただし、いつもと違うような音の場合は、故障の可能性も考えられる点には注意が必要です。
ドライヤーの寿命が近づいている
ドライヤーから聞こえる変な音は、寿命が近づいているサインかもしれません。モーターが使われているドライヤーの寿命は意外に短く、寿命目安は3~4年程度といわれています。
特に異音以外にも不具合が出ている場合は、急に動かなくなったり事故につながったりする前に買い替えを検討すべきといえるでしょう。
なお買い替えの際は、リーズナブルな価格でドライヤーを販売しているセカンドストリートをぜひご利用ください。思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。以下のリンクからオンラインストアやお近くの店舗をぜひチェックしてみてください。
ドライヤーから変な音がするときの対処法

ドライヤーから変な音がするときは、使用を中止し適切に対処する必要があります。ここからはドライヤーの異音を改善するための具体的な対処法をご紹介します。
取扱説明書を確認する
ドライヤーの取扱説明書が手元にある場合は、似たようなケースについて書かれていないか確認してみましょう。取扱説明書には、よくあるトラブルの原因や対処法が記載されていることがあります。
記載されている対処法を試してみて、実際に異音が改善されるか様子を見てみましょう。一方で、取扱説明書を確認して故障に分類されることが分かった場合は、使用を中止する必要があります。
ほこりや汚れを取り除く
前述したように変な音の原因がほこりや汚れの場合は、掃除することで改善する可能性が高いです。ドライヤー後方の吸込口に溜まったほこりや汚れなどを綿棒や歯ブラシを活用し、丁寧に取り除きましょう。
なお温風が出る吹出口は、取り外せることが多いです。取り外してウェットティッシュなどで拭いてみてください。一方で、ドライヤー内部に入り込んだほこりや汚れは取り除けません。掃除の際は、ほこりや汚れを内側に押し込んでしまわないよう注意が必要です。
販売店やメーカーに問い合わせる
取扱説明書を読んでも解決しなかったり、掃除しても異音が続いたりする場合は、販売店やメーカーに問い合わせることをおすすめします。どのような音がするのかや、変な音がするタイミングなどをまとめておくと、問い合わせ時にスムーズに伝えられます。
変な音以外で気を付けたいドライヤーの不具合

変な音以外にも不具合が見られるときは、ドライヤーが故障している可能性が高いです。修理や買い替えを検討すべきといえるでしょう。ここでは注意が必要なドライヤーの不具合の例を4つご紹介します。
1:ドライヤーの電源が入らない
ドライヤーの電源が入らない際は、故障の可能性が高いです。内部のパーツが異常発熱で断線したことが原因として考えられます。
なお本体が熱い場合は、保護装置が作動したことで電源が一時的に入らなくなっている可能性があります。しばらく放置してドライヤーが冷めればまた使えますが、同じ症状が頻繁に起こる場合は故障していると判断できるでしょう。
2:ドライヤーから焦げ臭いにおいがする
焦げ臭いにおいがする際は、以下の3つの原因が考えられます。
- 髪の毛が焦げている
- 内部の電気系統に付着したほこりが焦げている
- 使いすぎや寿命によって電子回路がショートしている
髪の毛が焦げている場合は、ドライヤーを髪に近づけすぎているのが原因です。最低でも10cm程度離して使用するようにしましょう。
一方で、内部のほこりが焦げている場合や電子回路のショートが原因の場合は、自身で対処するのは難しいため、修理や買い替えが必要といえます。
3:本体や電源コードが熱を持つ
本体や電源コードが熱を持つようになった際には、ドライヤーの使用を中止しましょう。内部のサーモスイッチの故障が原因かもしれません。サーモスイッチとは、本体の温度が上がりすぎるのを防止してくれる装置のことです。
また電源コードが熱を持っている場合は、コードが断線している可能性があります。ドライヤーを使う頻度が高いほど、本体やコードの故障・断線のリスクが高くなります。
4:温風または冷風が出ない
ドライヤーのスイッチを入れても冷風しか出ない場合や、温風と冷風の切り替えがうまくいかない場合は、内部のヒーターや切り替えスイッチの故障が考えられます。
ドライヤーとしての使用に問題があるだけでなく、使い続けると発熱や異臭などが発生する可能性があるため、早めに使用を中止しましょう。
ドライヤーを長持ちさせるための方法

ドライヤーは、使い方次第で長持ちさせることが可能です。ここではドライヤーを長持ちさせるために日頃から注意しておきたいポイントをご紹介します。
湿気の少ない場所で保管・使用する
ドライヤーを洗面所で使用しているという人は多いでしょう。なおドライヤーを使用・保管する際は、湿気が少ない場所がおすすめです。内部にあるモーターは湿気に弱いため、多湿な場所で保管すると故障する可能性があります。
また多湿な場所では、髪が乾くまでに時間がかかる点もポイントの一つです。使用時間が長引くことで、その分ドライヤーの寿命は短くなるでしょう。
コードを伸ばした状態で収納する
ドライヤー本体にコードを巻き付けて保管すると、コードが断線しやすくなります。特にコードの付け根部分を曲げると断線しやすいことを覚えておきましょう。伸ばしたまま収納するのがおすすめです。
具体的な方法として、ドライヤーを収納するカゴを用意することや、引き出しの中に仕切りを入れて収納スペースを作ることなどが挙げられます。
冷風で冷ましてから電源を切る
ドライヤーの寿命を伸ばすコツの一つとして、冷風モードに切り替えてから電源を切るということが挙げられます。ドライヤー内部にこもった熱を逃すことで、モーターに負担がかかるのを防げます。温風・冷風の切り替えができるドライヤーを持っている人は、ぜひ試してみてください。
また乾かす際の仕上げに少しだけ冷風を当てると、濡れて開いたキューティクルが引き締まり、髪がツヤツヤになる効果も期待できます。ドライヤーを長持ちさせる以外のメリットもあることから、最後に冷風に切り替えて冷ますことを習慣化するのがおすすめです。
定期的にドライヤーを掃除する
こまめに掃除することも、ドライヤーを長持ちさせる方法として有効です。使用直後は熱いため、使っていないときや使う前にお手入れすることをおすすめします。歯ブラシや綿棒、掃除機などを使い、吸込口や吹出口のほこりを取り除きましょう。
なおドライヤーごとで形状が異なるため、掃除のやり方に関しては事前に取扱説明書を確認してみてください。
まとめ
ドライヤーから変な音がする原因としては、ほこりや汚れが溜まっていることやドライヤーの寿命が近づいていることなどが挙げられます。なお原因によっては、使い続けることで発火したり故障したりする可能性があるため、修理や買い替えを検討する必要があるでしょう。
セカンドストリートでは、さまざまな種類のドライヤーをリーズナブルな価格で販売しています。有名メーカーの商品も数多く取りそろえているため、ぜひ店舗やオンラインストアで自身が欲しい商品がないかをチェックしてみてください。