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テレビに縦線・横線が入るときの直し方5選!テレビの平均寿命も解説

テレビ画面に縦線や横線が入るようになった場合、テレビの故障を疑う方も多いと思います。

故障の原因が分からなければ、メーカーなどに問い合わせて修理を依頼するか、新しいテレビを購入することになるでしょう。

しかし、テレビに縦線や横線が入る原因が分かれば、自分で直すことも可能です。

この記事では、テレビに縦線や横線が入る原因や直し方を紹介します。併せて、テレビの寿命や、買い替えにおすすめのメーカーについても詳しく解説するので、テレビの不具合にお悩みの方は参考にしてください。

なお、〈2ndSTREET セカンドストリート〉では、大手メーカーの人気モデルから、リーズナブルなモデルまで幅広いテレビを取り扱っております。テレビの買い替えを考えているなら、ぜひセカンドストリートにご相談ください。

故障?テレビに縦線・横線が入る原因とは

基本的にテレビに入る線が縦線・横線のいずれでも、原因は変わりません。落ち着いて対処できるよう、原因がどこにあるのかを知っておくことが大切です。ここでは、テレビに縦線や横線が入る原因を5つ紹介します。

ケーブルの劣化・断線

テレビに線が入る原因のひとつは、テレビ内部の基盤に使われるフレキシブルケーブルという部品の劣化や断線です。

フレキシブルケーブルは、信号や電力を運ぶ役割を持つ部品です。長期間使用することで劣化・断線が起こり、正常に機能しなくなると、テレビ画面に線が入る可能性があります。

長年使用しているテレビや、毎日テレビを長時間つけている場合は、ケーブルの劣化・断線の可能性を疑いましょう。

コネクタの不具合

コネクタとは、テレビ背面にあるケーブルの接続部分のことです。このコネクタが接触不良を起こし、テレビに縦線・横線が入るケースもあります。

一般的なテレビには、音や映像を伝えるHDMI端子のコネクタが備わっています。HDMI端子とは、テレビとチューナーまたはレコーダーを接続している部品です。HDMI端子のコネクタで接触不良が起こっていると、テレビ画面に線が入ることがあるため、正しく接続されているかを確かめましょう。

また、DVD・BDレコーダーやストリーミングデバイスと接続している、コネクタの不具合が原因の可能性も考えられます。

コネクタとの接続の緩みやコネクタ周りにホコリがたまるといった些細なことから、接触不良が発生することもあります。テレビ背面のケーブルがすべて正しく接続されているか、しっかり確認することが大切です。

周辺機器の故障

テレビ本体ではなく、周辺機器の故障によってテレビ画面に線が入る可能性もあります。

テレビ番組を観ているときは線が入らず、DVD・BDレコーダーなどの録画映像を観ているときのみに線が入る場合は、レコーダーの故障が原因かもしれません。

録画した映像のみに縦線や横線が入っている場合は、基本的にレコーダーの修理が必要と考えられます。

ただし、たまたま録画した際の受信状況に問題があった可能性もあるので、しばらく様子を見て、原因を正確に把握したうえで対処方法を決めましょう。

基盤や液晶パネルの異常

テレビ本体の問題で線が入るケースもあります。その場合、テレビの基盤もしくは液晶テレビのパネル部分の異常が考えられるでしょう。

テレビ自体の修理は個人での対応が難しいため、メーカーや購入店舗などへ早めに相談することをおすすめします。

屋外アンテナの不具合

画面にモザイクがかったような線(ブロックノイズ)が出る場合は、テレビの電波を受信している屋外アンテナの不具合が原因として考えられます。

アンテナの不具合が疑われる場合、修理業者へ依頼して調べてもらってください。

ただし集合住宅の場合は、全戸のテレビで同じ不具合が起きているか調査する必要があるため、管理会社へ連絡しましょう。正常にテレビが映る部屋もあったり、不具合が一部屋のみだったりする場合は、分配器やブースターといった周辺機器が原因かもしれません。

テレビに縦線・横線が入るときの直し方5選

テレビに縦線や横線が入る場合、原因によっては自分で直すこともが可能です。ここでは5つの直し方を紹介します。テレビに線が入って見づらいとお悩みの方は、ぜひ試してください。

テレビの本体リセットを行なう

テレビ本体の不具合が原因で線が入る場合、本体を一度リセットしてみましょう。一度リセットすることで、正常に機能するようになる場合があります。

本体リセットの手順は、以下の通りです。

  • テレビの電源をOFFにしたうえで、電源プラグをコンセントから抜く
  • 1~3分程度時間をおいてからコンセントに電源プラグを差し込む
  • テレビ本体の電源をONにする

なお、メーカーや機種によってリセット方法が異なる場合があるため、取扱説明書を確認しながら行なうことをおすすめします。

テレビのケーブル接続をチェックする

テレビ本体をリセットしても線が入る場合、ケーブル類が正しく接続されているかをチェックしてください。

ケーブルの接続不良は、わずかな衝撃や小さな地震の積み重ねなど、些細なことが原因で起こってしまうことも多々あります。

HDMIケーブルやアンテナケーブルを抜き差しして緩んでいないかを確認し、画面から線が消えるか確かめてみましょう。

テレビ背面のホコリを取り除く

テレビ背面にホコリがたまっていたら、取り除きましょう。背面のホコリを綺麗に取り除くことで、テレビ画面に入る線が解消される可能性もあります。

ホコリがテレビ内部に入り込むと、基盤などの精密機器に不具合が発生する場合があります。そのため、特に背面のファンやケーブルにはホコリがたまらないよう、こまめに掃除をすることが大切です。

なお、お手入れには、ハンディモップや柔らかい布を使用しましょう。目の粗い雑巾やアルコール成分の入ったウェットティッシュは、変質・ひび割れの原因になるため使用しないようにしてください。

画面サイズを確認する

テレビ画面の上下左右を囲うような黒線が出る場合は、画面サイズが適当でない可能性があります。

テレビによっては「フル」「シネマ」「ワイド」など、画面サイズを設定できるものがあります。リモコンの「画面表示」から画面サイズの切り替えボタンを押して画面サイズを変更してみましょう。

リモコンに「画面表示」ボタンがない場合は、リモコンの「設定」から「画面設定(もしくは映像設定)」を選択、「画面表示(もしくは画面サイズ)」の手順で変更が可能です。

メーカー窓口や購入店舗へ問い合わせる

上記の4つを試してもテレビに入る線が解消されない場合、素人では直せない可能性が高いでしょう。

無理に自分で直そうとせず、テレビのメーカー窓口や購入店に相談し、修理・買い替えの検討をおすすめします。

メーカーへの問い合わせ方法は、各メーカーのホームページで確認してください。また、家電製品を取り扱う販売店では、お客様窓口を店内に設置している店もあるため、店舗で直接相談してみてもよいでしょう。

ただし、保証期間を過ぎていると修理費用が高額になる可能性があります。購入してからしばらく期間が経っているテレビは、無理に修理に出さずに買い替えを検討するのも選択肢のひとつです。

テレビの縦線・横線が直らない!チェックしておきたい平均寿命

テレビに入る線が直らないときにチェックしておきたいポイントとして、使用年数が挙げられます。ここでは、テレビの種類別に寿命の目安を紹介します。

テレビの平均寿命は10.7年

内閣府が令和5年3月に実施した「消費動向調査」によると、カラーテレビの平均使用年数は10.7年という結果でした。

買い替え理由としては、過半数の64.8%が「故障」のためとしています。
参照:内閣府「消費動向調査 令和5年3月実施調査結果

この調査結果から、テレビの平均寿命は10.7年と考えてよいでしょう。

ただし、テレビを毎日長時間つけている、直射日光の当たるスペースに置いているなど、使用環境によって平均よりも早く寿命を迎える可能性も十分にあります。

【種類別】テレビの寿命

カラーテレビの平均寿命は10.7年と説明しましたが、テレビにもさまざまな種類があります。テレビの寿命を種類別に見てみましょう。

•液晶テレビ
6万時間程度視聴できると言われています。1日10時間使用した場合、16年間利用できる計算です。

しかし、一般的には液晶テレビの寿命は8~10年くらいと言われており、購入後8年が経過すると買い替えを検討する人が多い傾向にあります。

有機ELテレビ
3万時間程度視聴できると言われています。1日10時間使用した場合、8年間利用できる計算です。

•プラズマテレビ
6~10万時間程度視聴できると言われています。1日10時間使用した場合、16~27年間利用できる計算です。

なお、上記はあくまでも理論上の目安であり、前述の通り使用環境によってテレビの寿命は変化すると考えてください。

縦線・横線が入るテレビの買い替え!5つの代表メーカーを紹介

テレビ画面に入った縦線や横線が直らない場合の対処法としては、買い替えを検討するのもおすすめです。ここでは、テレビの買い替えを検討する際の代表的なメーカーを紹介します。

1.<SONY ソニー>

ソニーが販売している「BRAVIA ブラビア」シリーズの特徴は映像表現にあり、その場にいるような立体感と臨場感のある映像を楽しめます。

オーディオ機器としても有名なソニーらしく、高品質な音響を実現しており、映画やライブ映像も視聴しやすいテレビです。そのため、映画やスポーツ観戦、ライブ映像を視聴するのが好きな方におすすめします。

2.<Panasonic パナソニック>

パナソニックの「VIERA ビエラ」シリーズの液晶テレビでは、液晶パネルの中でも視野角の広い「IPS液晶」を採用しているため、斜めから見ても綺麗に見えやすいのが特徴です。

商品のラインナップが充実しているため、自分好みの1台を選べることも強みでしょう。

スマートな外観でインテリアとも調和しやすく、デザイン重視でテレビを選びたい方はパナソニックのテレビがおすすめです。

3.<SHARP シャープ>

シャープの「AQUOS アクオス」シリーズは、液晶テレビをメインに取り扱っています。あえて液晶テレビにしていることで、有機ELテレビと比べ、長寿命かつ消費電力を抑えられることが魅力です。

また、独自の広色域技術「リッチカラーテクノロジー」が搭載されたモデルであれば、従来のテレビに比べて広域な色彩表現を堪能できるでしょう。

テレビに線が入るとお悩みの方で、コスパのよい液晶テレビをお探しの場合には、シャープのアクオスがおすすめです。

4.<MITSUBISHI 三菱>

三菱の「REAL リアル」シリーズの特徴は、高画質4K対応の液晶ディスプレイが使われていることです。有機ELディスプレイと比較した場合、消費電力が低く、電気代も抑えやすいでしょう。

機種によっては、明るさセンサーやECO画質設定など、節電のサポート機能も備わっています。

なお、三菱のテレビ事業は2024年には撤退を予定しているため、今後新品を入手するのは難しくなるかもしれません。

5.<Hisense ハイセンス>

ハイセンスは中国の電化製品メーカーで、コストパフォーマンスの高いテレビが特徴です。

薄型テレビブランドとして人気を誇った東芝の「REGZA レグザ」シリーズは、2018年よりハイセンスグループの傘下になりました。

レグザシリーズは「レグザエンジン」という独自の高画質処理エンジンが搭載され、リアルな質感のある高精細な映像を楽しめます。

また、「タイムシフトマシン」機能が搭載されたモデルの場合、ハードディスクは別途必要ですが、録画予約なしで視聴したい番組をさかのぼって見ることが可能です。

さらに、他メーカーが通常1年保証のところ、ハイセンスは3年保証がついているため、安心して購入できます。保証を長く付けたい方は、ハイセンスのテレビ購入を検討するのもおすすめです。

まとめ

テレビに線が入る原因には、ケーブルの劣化や断線、コネクタの不具合、周辺機器の故障、基盤や液晶パネルの異常、屋外アンテナの不具合などが挙げられます。

テレビ本体をリセット、ケーブル接続をチェック、テレビ背面のホコリを取り除く、画面サイズの確認をして自分で直すことも可能です。

これらの方法で直らない場合は、専門業者に修理を依頼することになります。ただし、費用が高額になる可能性やテレビの寿命を考えると、買い替えを検討したほうがよいかもしれません。

これからテレビの買い替えを検討するなら、各種メーカーからも選べるセカンドストリートをおすすめします。幅広いモデルを取り揃えているので、ぜひチェックしてみてください。


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YAMAGATA

YAMAGATA

好奇心旺盛で調べもの好き。納得が行くまで調べます。週末は自然を満喫し、山登りや写真撮影に没頭。幅広い趣味を文章に生かし、皆様に共感いただける内容をお届けできればと考えています。

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