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【扇風機orサーキュレーター】部屋干しの洗濯物にはどっちがおすすめ?干し方のコツも解説

悪天候のときや仕事で自宅にいられないときは、洗濯物を部屋干しする機会が多いでしょう。効率よく乾かすためには、扇風機やサーキュレーターを使用するのが効果的です。しかし、扇風機とサーキュレーターは、どちらを選ぶべきなのでしょうか。

この記事では、部屋干しする際に使用するには扇風機とサーキュレーターのどちらがよいのかを解説し、部屋干しで洗濯物を早く乾かすコツなどを紹介します。

〈2ndSTREET セカンドストリート〉では、扇風機やサーキュレーターを数多く取り扱っています。購入を検討する際は、ぜひご利用ください。

扇風機とサーキュレーターの違いは?

そもそも、扇風機とサーキュレーターの違いをご存じでしょうか。洗濯物を乾かす際に使用するには、まずそれぞれの違いを理解することが大切です。

扇風機の特徴

扇風機は、人が涼をとるために使用するものです。エアコンを使用するほどではない暑さのときや、エアコンの風が苦手な人がいる空間などで涼む際に適した家電と言えるでしょう。

扇風機は、大型のファンで広範囲に風を送れることが特徴です。風が届く距離はそれほど遠くありませんが、人が心地よいと感じる穏やかな風が送られます。

また、人の行動範囲に合わせられるように、本体部分の高さを変えられる機能や、左右への首振り機能があります。使用する状況に応じて風の送り方を調整できるため、いつでも心地よい風で涼をとることが可能です。

人が涼をとるために使うため、扇風機は夏などの暑い時期に使用するのが一般的です。そのため、寒い時期には収納している人も多いでしょう。

サーキュレーターの特徴

サーキュレーターは、空気を循環することために使用します。風を送る対象は人でなく空間ですが、基本的な構造は扇風機とほとんど変わりありません。

空気を循環させるためには、直進性のある強い風を狭い範囲に送る必要があります。そのため、扇風機よりもファンが小型で、風を直線的に送れるよう設計されているのが特徴です。

サーキュレーターは本体の高さが低く、上下左右の首振り機能があります。扇風機にも首振り機能はありますが、サーキュレーターのように真上に風を送ることは困難なため、可動域の広さで比較するとサーキュレーターに軍配が上がるでしょう。

サーキュレーターは主に空気を循環させるために使用するため、暑い時期だけでなく年間を通して活躍する家電です。

洗濯物を乾かすために扇風機やサーキュレーターを購入する際には、それぞれの特徴をしっかり理解しておきましょう。

部屋干しの洗濯物を早く乾かすには風の通り道が必要

部屋干しの洗濯物を早く乾かすためには、風の通り道を作る必要があります。そのためには、サーキュレーターを使用するのが効果的です。

その理由を具体的に解説するので、自身の部屋干し環境とどのような違いがあるのか比較してみましょう。

サーキュレーターで風の通り道を作る

洗濯物を部屋干しする場合、湿度の高い空間では洗濯物の水分がなかなか蒸発せず、乾くまで時間が掛かってしまいます。少しでも早く乾かすためには、洗濯物の水分が部屋に留まらないように、空気の流れを作ることが大切です。

家の中に空気の流れができるとすれば、給気口と排気口の間にある空間です。築年数が比較的浅い住宅には24時間換気設備が付いていることが多く、給気口と排気口が住宅のどこかに設けられているでしょう。

給気口が設置されている場所としては寝室やリビング、排気口が設置されている場所としては浴室やトイレが挙げられます。つまり、その間を結ぶ廊下に空気の流れができます。

24時間換気設備がない住宅では、常に浴室の換気扇を回すことで隣接する脱衣所にも空気の流れが発生するため、脱衣所に洗濯物を干すのもひとつの方法です。

そして、サーキュレーターを併用して強い風を送ることで、風の通り道を作ります。そのため、少しでも早く洗濯物を乾かしたいときは、サーキュレーターを活用すると効果的です。

洗濯物が早く乾くことのメリット

洗濯物を干して乾くまでに時間が掛かると、雑菌が増えて部屋干し特有とも言える「生乾き臭」が発生します。そのため、湿気が滞らないように空気の流れを作り、少しでも早く洗濯物が乾くように工夫することが大切です。

サーキュレーターを使うことで空気が流れ、洗濯物の水分を運んでくれます。首振り機能があるサーキュレーターであれば、通常より早く乾かすことも可能です。

風を送る目的で言えば「扇風機でもよいのでは」と思う人もいるでしょう。しかし、扇風機は人が涼むためのものであるため、風の通り道を作れるほどの強力な送風は期待できません。

また、扇風機は真上を向くことができず、洗濯物に直接風をあてるのが難しい場合もあるでしょう。サーキュレーターを使用すれば、高い場所を目掛けて風を送ることができ、高い位置の洗濯物に直接風をあてられます。

サーキュレーターで部屋干しの洗濯物を早く乾かすコツ

部屋干しの洗濯物を早く乾かすためには、サーキュレーターをどのように使えばよいのでしょうか。効果的な使い方を具体的に解説するので、自身の環境に適した方法を見つけましょう。

洗濯物の干し方を工夫する

洗濯物を早く乾かすためには、干し方を工夫しましょう。例えば、下着類を干すピンチハンガーを利用しているのであれば、内側には小さな洗濯物、外側には大きな洗濯物を干すことで、乾燥時間の短縮が期待できます。

また、シーツやバスタオルなど大きなものは、ピンチハンガーの外側を囲むように干すのが効果的です。これは、上側から順に乾いていく洗濯物の性質を利用した方法と言えるでしょう。縦に長い洗濯物は、横にして干すだけでも乾燥時間を短縮できます。

洗濯物の間隔をあける

先述したように、生乾き臭が発生する原因は、洗濯物が乾くまでの時間が掛かることで増殖する雑菌です。生乾き臭を防ぐためには、少しでも乾くまでの時間を短縮しなければなりません。

洗濯物を干す際に空気を循環させて風の通り道を作れば、乾燥時間を短縮することは可能です。ただし、無造作に洗濯物を干してしまうと、洗濯物で風の通り道をふさいでしまうことがあるので注意しましょう。

より効率よく洗濯物を乾かすためには、洗濯物同士が触れない程度に間隔をあけることが有効です。10cmほど間隔を空けるのが理想ですが、物干しスペースに余裕がない場合は指3本分ほどのスペースを確保するようにしましょう。

サーキュレーターのあて方を工夫する

サーキュレーターはコンパクトなものが多いため、洗濯物の真下に設置することも可能です。送風角度を真上に向けて洗濯物に直接風を送れば、洗濯物がより速く乾きます。

洗濯物の量が多いときは、広い範囲に風を送ったほうが効率よく乾かせるでしょう。その際は、洗濯物から距離をとった場所にサーキュレーターを置き、洗濯物全体に風を送るようにします。

タオルなど長めのものを干すときは、洗濯物に対して斜めにサーキュレーターを置くのがポイントです。そうすることで、長い洗濯物でも縦ライン全体に風を送れます。

このように、洗濯物の量や種類に応じて、サーキュレーターのあて方を変えてみてください。

エアコンや除湿器を利用する

洗濯物を部屋干しすると室内の湿度が高くなるため、適度に窓を開けて湿気を逃がすことが大切です。ただし、雨が降っているなど天候が悪い場合は屋外の湿度も高くなり、湿気を逃がすことが難しくなるでしょう。

部屋干しする場所にエアコンが設置されている場合は、エアコンの除湿機能を利用するのがおすすめです。ランドリーモード(部屋干しモード)が搭載されているエアコンであれば、サーキュレーターと組み合わせることで洗濯物の乾燥時間を短縮できます。

エアコンがない場所でも、除湿機とサーキュレーターを組み合わせることで効率よく湿度を下げられます。それぞれの強みを活かし、生乾き臭を防ぎましょう。

サーキュレーターはお手入れが必要

部屋干しでサーキュレーターを使用する際は、定期的にお手入れしておく必要があります。お手入れが必要な理由や具体的なお手入れ方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。

サーキュレーターはホコリが付きやすい

強力な風を送れるのはサーキュレーターの特徴のひとつですが、空気を取り込む際に空気と一緒にホコリも吸い込んでいます。そのまま放置してしまうと、頑固な汚れとまではならないものの、羽根やカバーにはホコリが蓄積されていくでしょう。

蓄積されたホコリをさらに放置してしまうと、風とともにホコリをまき散らしてしまいます。その他、風量が落ちたり、故障の原因につながったりすることにもなりかねません。

前面カバーや背面カバーの隙間は狭く、掃除が大変かもしれませんが、近年は利便性の高い掃除アイテムが販売されています。そのため、所有しているサーキュレーターに適した掃除アイテムを有効活用するとよいでしょう。

普段のお手入れが大切

サーキュレーターの掃除は、月に1回程度の頻度で行なうのがおすすめです。なお、使用頻度によりホコリの溜まり方は異なるため、ホコリが気になったときに掃除してください。

ホコリが少しでも溜まってきたら、気付いたときに掃除機を掛けておくことで分解して行なう掃除の頻度を減らせます。毎日でなくても、週に1~2回ほど掃除機を掛けておけば、分解して行なう掃除も数ヵ月に1回程度で済むようになるかもしれません。

ホコリの付着を未然に防ぎたい場合は、背面カバーを取り付けるのがおすすめです。サーキュレーターに適したサイズのカバーが見つからなければ、扇風機用のカバーで代用することも検討しましょう。

また、ホコリの付着は、静電気スプレーを使うことで軽減されます。使用する際は、電源プラグを抜いてからスプレーし、完全に乾いたことを確認してからサーキュレーターを使用しましょう。

洗濯物の部屋干しに活躍するサーキュレーターの選び方

洗濯物を部屋干しするにあたり、どのようなサーキュレーターを選べばよいのか分からない方もいるでしょう。ここでは、サーキュレーターの選び方を解説するので、購入する際にお役立てください。

部屋の広さに合わせて選ぶ

サーキュレーターの主な用途は、室内の空気の循環です。部屋が広いほど強い風力が必要になるため、サーキュレーターのスペックをチェックして購入しましょう。

サーキュレーターの風力は、記載されている適応畳数をもとに確認できます。適応畳数とは、空気を循環できる部屋の広さです。

販売されているサーキュレーターには、「○畳~○畳」と表記されていたり、「○畳」と表記されていたりと、メーカーや機種によって異なります。満足のいく効果を得るためにも、使用する部屋に適した適応畳数のサーキュレーターを選びましょう。

機能で選ぶ

部屋干しに利用するなら、自動首振りモードのあるサーキュレーターを選ぶのがおすすめです。部屋の構造によっては左右の首振り機能だけでも十分ですが、より広い範囲の空気を循環させたい場合は、上下の首振り機能も搭載されている製品を選ぶとよいでしょう。

また、衣類乾燥モードが搭載されていれば、洗濯物の乾燥ムラを防止できます。メーカーや機種によって機能には違いがあるため、自身の部屋に適した製品を選ぶことが大切です。

広い部屋で使う場合は、リモコン付きのサーキュレーターを選ぶことで移動のストレスを軽減できます。外出中に使いたいのであれば、長時間のタイマー設定が可能な製品を選びましょう。

お手入れの簡単なものを選ぶ

サーキュレーターの中には、カバーを外すためにドライバーが必要なものもあれば、そもそも外せない仕様のものもあります。定期的に掃除したくても、カバーを外しづらいとなれば掃除を怠ってしまう可能性があるでしょう。

近年では、カバーをスライドして手軽に外せるサーキュレーターもあるため、そういった製品を選べば取り外しの手間やストレスが軽減されます。子どもがいる家庭では、ロック解除しなければカバーが外れないタイプの製品を選ぶと安全です。

まとめ

部屋干しした洗濯物を早く乾かすためには、風の通り道を作る必要があります。そのためには、直進的で強力な風を送れるサーキュレーターを使用するのがおすすめです。サーキュレーターのあて方や洗濯物の干し方を工夫することで、より乾燥時間を短縮できるでしょう。

どのサーキュレーターを選べばよいか迷ってしまう場合は、部屋の広さや機能などをしっかり確認し、自身に適した製品を選ぶことが大切です。

〈2ndSTREET セカンドストリート〉では、扇風機やサーキュレーターを数多く取り扱っています。年間を通して使うものだからこそ、妥協せずにじっくり選びましょう。


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YAMAGATA

YAMAGATA

好奇心旺盛で調べもの好き。納得が行くまで調べます。週末は自然を満喫し、山登りや写真撮影に没頭。幅広い趣味を文章に生かし、皆様に共感いただける内容をお届けできればと考えています。

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