暑い夏や寒い冬を快適に過ごすために、エアコンと扇風機を併用している方も多いかもしれません。快適性や節電効果など、エアコンと扇風機の組み合わせにはさまざまなメリットがあります。
ただし、その効果を最大限に引き出すにはいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。そこでこの記事では、エアコンと扇風機の併用によるメリットやそのコツを詳しく紹介します。
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扇風機とエアコンを併用するメリット
まずは、扇風機とエアコンの併用により期待できるメリットを2つ紹介します。
電気代の節約効果がある
扇風機とエアコンを併用すれば、暑い夏や寒い冬に、エアコンの設定温度を極端に上げたり下げたりする必要がなくなります。扇風機によって、エアコンの冷たい風や温かい風をより均等に部屋全体に広げられるからです。
エアコンと扇風機を併用すれば、夏場は設定温度を上げられ、冬場は設定温度を下げることができ、節電につながるでしょう。例えば、夏場にエアコンの温度をわずか1度上げるだけでも、約10%の消費電力を抑えられると言われています。もしエアコンの電気代が一日あたり340円だとすると、たった1度の調整で34円も節約できる計算です。扇風機のほうがエアコンよりも電気代が低いため、同時に使っても節電効果のほうが高くなるのです。
空気を循環させるという意味では、扇風機の代わりにサーキュレーターを使用するのもよいでしょう。より効率的に空気循環でき、さらなる節電効果が見込めます。
温度ムラを解消できる
温度ムラをなくすことは、快適性以外にもメリットがあります。例えば、洗濯物を部屋干しする際にも、エアコンと扇風機の併用でより早く乾かせるため、雑菌の繁殖や生乾き臭などの問題を抑えやすくなるでしょう。
また、扇風機とエアコンの併用を冬に活用すれば、結露防止にも役立ちます。エアコンを使うと、どうしても窓が結露しやすくなります。しかし、扇風機の風で空気を循環させて空気中の水分が窓に付着するのを防げば、結露の発生を抑えられるでしょう。
扇風機とエアコンを併用するときの置き方・向き
エアコンと扇風機を併用するには、配置や位置にいくつかのコツがあります。ここでは、扇風機の置き方・向きについて、3つのパターンに分けて紹介します。
エアコンの近くに扇風機を置く場合
エアコンから近い位置に扇風機を配置する場合、まずエアコンの風向きは水平にしましょう。扇風機はエアコンの風下に配置し、扇風機の風向きはエアコンと同じ方向、首は上向きに設定します。これにより、エアコンから出た空気を扇風機が受けて上方向に飛ばし、室内の空気を循環させられるのです。
なお、このとき扇風機の首振り機能をオンにする必要はありません。首振りにより風の方向を分散させるよりも、一方向に飛ばして空気循環させたほうが、より効率的に快適な環境を作れます。
エアコンから離れた位置に扇風機を置く場合
広いスペースでエアコンから離れた位置に扇風機を置く場合には、エアコンの風は下向きにしましょう。扇風機はエアコンと向かい合わせるように置き、首は上向きに設定します。
さらに、扇風機とエアコンを部屋の対角線上に配置すると、より効率的に空気を循環させられます。風の対流が促進され、部屋全体に均一に広がるため、快適な室内環境を実現できるでしょう。
エアコンのない部屋へ送風する場合
2つの部屋を1台のエアコンでカバーしたい場合など、エアコンのない部屋へ冷風や暖風を送るには、まず扇風機を部屋の境目に置いてください。そして、エアコンのない部屋に向けて水平方向の風が送られるように調整します。
この配置により、エアコンの風がとなりの部屋にも送られ、快適に過ごせるでしょう。
扇風機・エアコンの節電効果を高めるコツとは
扇風機とエアコンを併用するだけで節電につながりますが、ポイントを押さえることでさらに節電効果を高めることも可能です。以下では、節電効果を高めるためのコツについて紹介します。
扇風機の節電効果を高めるコツ
扇風機の節電効果を最大限に引き出すためには、まず風量を適切に設定するのが基本です。必要以上に風量を強く設定すると電力消費が増えてしまうからです。
次に、タイマー機能を活用しましょう。就寝時や外出時など、使用しない時間帯はタイマーを設定することで無駄な消費を防げます。また、早朝の涼しい時間帯などは、扇風機を窓際に置いて外気を取り入れるのもひとつの手です。
なお、扇風機にはACモーター搭載モデルと、DCモーター搭載モデルの2種類があります。古い扇風機はACモーター搭載が主流ですが、消費電力を抑える点ではDCモーター搭載の扇風機のほうが優秀です。また、DCモーターのほうが運転音も比較的静かというメリットもあります。そのため、現在ACモーター搭載の扇風機を利用しているのであれば、買い替えを検討してみるのもよいかもしれません。
エアコンの節電効果を高めるコツ
エアコンの節電効果を向上させたいのであれば、まずフィルターを定期的に清掃しましょう。フィルターが汚れたまま使っていると、エアコン本来の性能が発揮できません。また、自動運転機能を活用すれば、必要最低限の冷房や暖房を行ない、省エネ効果を高められます。
さらに、事前に部屋を換気しておくことも重要です。エアコンは稼働し始めるタイミングでパワーを使うため、室内に熱がこもっていると電力を消費しやすくなります。換気によって少しでも室内から放熱すると、節電できるでしょう。
その他、外出するたびにエアコンを消すよりも、つけっぱなしのほうが消費電力を抑えられるケースもあります。エアコンを消すことで部屋の温度がもとに戻ってしまい、再度冷やしたり温めたりするのに電力を使うからです。外出時間が短い場合は、あえてエアコンを消さずに出ることも試してみるとよいでしょう。
まとめ
エアコンと扇風機を併用することで、節電効果や室内の温度ムラの解消といったメリットがあります。さらに節電効果を向上させたいのであれば、DCモーター搭載の扇風機に買い替えることも方法のひとつです。
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