エレキギターを始める際には、ギター本体以外のアイテムも必要です。エレキギターを始めたいが、どういったものが必要なのかよく分からないという人もいるでしょう。
この記事では、初心者がエレキギターを始める際に必要なものをご紹介します。セカンドストリートではギター本体はもちろん、アンプやエフェクターなどのアイテムも販売しています。必要アイテム一式をリーズナブルにそろえられるため、ぜひご利用ください。
エレキギターを弾く際に必要なもの
ここでは、エレキギターを弾く際に必要なものをご紹介します。以下でご紹介するアイテムは、本体と一緒にそろえておくようにしましょう。
弦をはじいて音を出す「ギターピック」
エレキギターを弾く際には、ギターピックが必要です。エレキギターは爪で弾く奏法もありますが、基本的にはピックを用います。人差し指の先端の側面にピックを置き、親指を添えて持った状態で弦を弾くと音が出ます。
ピックの種類は、涙のしずくのような形をしたティアドロップ型や、三角おにぎりのような形のトライアングル型などがあります。素材に関しては、べっこうやナイロンなどのものもありますが、圧倒的に多いのはセルロイドです。
ピックの形状や素材によって、弾きやすさや音色が変わってきます。なおピックは使っているうちに削れたり紛失したりすることがあるため、余分に用意しておくのがおすすめです。
エレキギターの信号を増幅して音を出す「ギターアンプ」
ギターアンプもエレキギターを弾く際に必要なものの一つです。アンプがなくても音は出せますが、エレキギターは本来アンプを通して音を出す楽器です。生音とアンプを通した音は全く異なり、大きな音で聴くことで細かいニュアンスも聴き取れます。
なお部屋が狭くてアンプを置けない場合は、プラグ一体型のヘッドホンアンプがおすすめです。ギタージャックに差し込むだけで使用できます。
エレキギターとアンプをつなぐ「シールド」
エレキギターとアンプをつなぐシールドも必需品です。シールドはエレキギターやギターアンプに付属していることがありますが、あまりに安いものだとノイズが出る可能性があります。そのため、付属品のシールドではなくメーカー品の購入がおすすめです。
セカンドストリートではシールドやギターアンプなど、楽器の周辺機器も販売しています。店舗に出向く時間がないという人は、ぜひオンラインストアをご利用ください。
エレキギターを弾く際にあると便利なもの
ピック・アンプ・シールドなどがあれば、最低限エレキギターを弾くことは可能です。一方で、必需品に加えて以下のアイテムがあると、練習やライブの際に重宝します。
ここからは、エレキギターを弾く際にあると便利なものをご紹介します。
ギターの音程を合わせる「チューナー」
チューナーがあると、エレキギターのチューニングを素早く正確に行えます。ギターは時間が経つと音程が変化するため、定期的なチューニングが欠かせません。
チューナーの使い方は非常に簡単です。ディスプレイを見ながらペグを回して、弦の音を正しい高さに合わせるだけでチューニングできます。なおクリップ式とペダル式の2種類がありますが、正確さを重視するのであればペダルチューナーがおすすめです。
弦が切れたときのための「交換用の弦」
交換用の弦を用意しておくと、弦が切れた際にすぐ対応できます。弦は消耗品であり、経年劣化で切れやすくなることを覚えておきましょう。特に1弦と2弦が切れやすいです。
なおたとえ切れなくても、1ヵ月に1回程度のペースで全ての弦を交換することをおすすめします。1~6弦の全てを新品に交換することによって、きれいな音が出るようになるでしょう。
ギターを肩から掛けるために必要となる「ストラップ」
ギターを立って弾く際には、ギターを肩から掛けるストラップが必要です。また座って弾く際もストラップを掛けると安定します。ストラップの素材としては、綿や革、ポリエステル、ナイロンなどが挙げられます。
ギターを立てかけておく「ギタースタンド」
ギタースタンドがあると、ギターを安定した状態で立てかけておけます。壁に立てかけたり横倒しにしたりするとネックが曲がる恐れがあるため、ギタースタンドの使用がおすすめです。
ギタースタンドにエレキギターを立てかけておくと、弾きたいと思った際にすぐ弾くことができます。一方で、ギターケースに入れておくと取り出すのに時間がかかるでしょう。
ギターを手入れするための「メンテナンス用品」
メンテナンス用品には、ギターを拭くためのギタークロスや、指板・ボディを保護するための指板オイル・レモンオイル・ギターポリッシュなどがあります。
なお弦を交換する際には、ニッパーが必要です。ストリングワインダーがあると弦の交換をスムーズに行えます。また指板潤滑剤(フィンガーイーズ)を使用することで、弦の寿命が長くなり、かつ弾きやすくなることも覚えておきましょう。
ギターを持ち運ぶ際に活用したい「ギターケース」
ギターを持ち運ぶ際には、ギターケースの使用がおすすめです。ギターケースには、ソフトケースやハードケース、セミハードケースなどの種類があります。より安全に持ち運びたいのであれば、ハードケースやセミハードケースを用意しましょう。
セカンドストリートでは、エレキギターを弾く際に活用できるものをいくつも販売しているため、気になった人はぜひ店舗やオンラインストアを覗いてみてください。
エレキギターを弾く技術を向上させるために必要なもの
次に、エレキギターの演奏技術を向上させるために必要なアイテムをご紹介します。必要に応じて購入を検討しましょう。
ギターのネックに装着する「カポタスト」
カポタストとは、ギターのネックに装着するものです。カポタストがあることで、押さえるのが難しいコードも楽に押さえられるようになります。またボーカルの音域に合わせて曲のキーを簡単に変えられるため、弾き語りをする際に重宝します。
カポタストはエレキギター用とアコースティックギター用の2種類がありますが、必ずエレキギター用のものを購入しましょう。
ギターの音を変換する「エフェクター」
エフェクターを使用すると、ギターの音を多様な音に変化させられます。エフェクターはギターとアンプの間につないで使用しますが、複数のエフェクターをつなぐことも可能です。エフェクターを使いこなせると、自分にしか出せない音でギターを演奏できるようになります。
一定のリズムをきざむ「メトロノーム」
メトロノームを使って練習すると、ギターの演奏に欠かせないリズム感を養えます。アナログ振り子式とデジタル式がありますが、アナログ振り子式の方が大音量です。ただし、音量の調整ができないため、夜間は近所迷惑にならないよう注意が必要です。
エレキギターを長持ちさせるコツとは
エレキギターを長持ちさせるためには、日ごろの手入れをきちんとすることが大切です。ここからは、エレキギターを長持ちさせるコツをご紹介します。
演奏終了後のお手入れを欠かさない
演奏終了後はそのままケースに保管せず、必ず手入れをしましょう。特に直接指が触れる弦は手汗がついているため、ギタークロスで拭き取っておきます。指板潤滑剤の使用もおすすめです。
なお弦を交換する際は、指板の汚れをクリーナーで落とし、オイルを塗り込んで保湿しておきましょう。保湿ケアを怠ると、指板が乾燥して割れてしまうことがあります。
長期間演奏しない場合は弦を緩める
長期間演奏しない場合は、弦を緩めた状態で保管するようにします。チューニングされた状態では常にネックに負荷がかかっており、長期間放置することでネックの反りが起こる可能性があるからです。一方で、毎日演奏するのであれば弦を緩める必要はないでしょう。
まとめ
エレキギターを弾く際に必要なものとして、ピック・アンプ・シールドの3点が挙げられます。またストラップやギタースタンド、メンテナンス用品なども一緒に用意しておくのがおすすめです。
セカンドストリートでは、エレキギターの買取ならびに販売を行っています。アンプやエフェクターなどの周辺機器も多数取りそろえているため、エレキギターを始める際はお気軽にご利用ください。
また楽器専門のリユースショップ「楽器館」の運営も行っています。豊富な知識と技術を有するスタッフに相談することが可能です。
なおエレキギターや周辺機器の情報をもっと詳しく知りたい場合は、WEBコンテンツ「talkabout」でも楽器についての記事を掲載しています。こちらもぜひご覧ください。