生活しているうちに物が増えてしまい、過ごしにくい部屋になってしまったという人もいるでしょう。整理整頓が苦手という人は、まず整理整頓時のコツを押さえることをおすすめします。
この記事では整理整頓のやり方や、押さえておきたいコツなどをご紹介します。また整理整頓した後、きれいな状態を維持する方法も併せてご紹介するため、ぜひご覧ください。
整理整頓する際の一般的な流れ
まずは整理整頓する際の一般的な流れを、4つのステップに分けてご紹介します。
1:物を全て取り出して並べる
まず整理整頓する場所にある物を全て取り出しましょう。収納されていた物を取り出すことで、手元にどういった物があるのかを把握できます。中には持っていることを忘れていた物もあるでしょう。
2:必要な物と不要な物に分ける
取り出した物を「必要な物」と「不要な物」に分けていきます。使用頻度が高い物や今後使う可能性がある物は、必要な物に分類しましょう。
対して数年使っていない物の中で、今後も使う可能性が低い物は不要な物に分類します。迷った際は、前回使った時期によって判断するのがおすすめです。1年以上使っていない物は再度使用する可能性が低いため、不要な物に分類するとよいでしょう。
3:必要な物を収納する
今後も必要と判断した物を一つずつ棚やボックスに収納していきます。使用する際を思い浮かべた上で、取り出しやすい場所に収納することが大切です。
また文房具・洗面用具などの種類ごとや、メイク道具・掃除道具などの使う場面ごとに分けるのも方法の一つです。
なお棚や引き出しに収納する場合は、使用頻度が高い物を手前、低い物を奥に収納すると使い勝手がよくなります。自身にとって使いやすい収納場所を見つけてみてください。
4:不要な物を処分する
最後に不要と判断した物を処分することで、整理整頓は完了です。買取してもらえる物はリユースショップ・リサイクルショップに持ち込み、買取してもらえない物はゴミとして処分するとよいでしょう。
整理整頓の流れが理解できたら、実践してみましょう。セカンドストリートでは家電や衣類、生活雑貨など、さまざまな物の買取に対応しています。整理整頓で出た不要品の買取に関しては、ぜひセカンドストリートへご相談ください。
整理整頓する際に押さえておきたいコツ
整理整頓の主な目的は物を減らし、必要な物だけを使いやすいように収納することです。むやみに物を減らそうとしたり、収納スペースを増やして物を収納したりするだけでは、使いやすい状態にはならないでしょう。
ここでは整理整頓時に押さえておきたいコツを6つご紹介します。
使用する頻度で収納場所を決める
整理整頓時には、使用頻度に合わせて収納場所を決めましょう。使用する頻度が高い物は、取り出しやすい場所に置くことがポイントです。使う際にストレスを感じにくい上、使用後に片付けるのにも手間がかかりません。
用途を考慮して収納する場所を決める
物の用途に合わせて収納場所を変えることも、整理整頓のコツの一つです。
書類はデスク周辺、調理用具はキッチン周辺というように、使う場所の近くに収納しましょう。必要な場合にすぐ取り出せるため、ストレスがありません。
整理整頓は少しずつ進める
一度にやろうとせず少しずつ進めることは、整理整頓を成功させるコツの一つです。
物を残すか捨てるか判断したり、収納場所を考えたりするのは時間がかかる上、精神的な疲労も感じます。棚や引き出しの1段ずつ収納するというように、範囲を決めて少しずつ進めるとよいでしょう。
また時間をかけすぎると疲れてしまうため、1回あたりの時間を区切って整理整頓を進めるのもおすすめです。
収納スペースに物を詰め込みすぎない
整理整頓では収納スペースに余裕を持たせることを意識しましょう。
収納スペースに物を詰め込みすぎると、今後物が増えた際に収納する場所がなくなってしまいます。収納スペースの8割程度を活用し、2割程度の余裕が残るよう意識するとよいでしょう。
収納した物が分かるよう明記する
使用頻度が低い物を段ボールに入れて、押し入れや納戸などに置いておくこともあるでしょう。
その際に実践しておきたいことが、蓋を開けなくても中身が分かるよう中に何が入っているのか明記しておくことです。なお段ボールやプラスチックのケースなどであれば、ラベルシールを貼るのも方法の一つです。
一目見て中身が判断できれば、箱を開けて確認する手間が省けます。物を探す時間短縮につながるでしょう。
捨てるか迷う物は一旦保留する
捨てるか残すか迷う物に関しては、一旦保留するのも方法の一つです。悩むことで整理整頓の時間がなくなってしまったり、なかなか片付かないことでモチベーションが下がってしまったりする可能性があります。
整理整頓という目的を達成するためにも判断に迷う物はしばらく保留して、できる部分から片付けていきましょう。
ただし、保留しすぎると片付かない点には注意が必要です。独自のルールを設けた上で、本当に迷う物のみ保留しましょう。なお判断を保留した物はそのままにせず、少し日を空けてから再考することが大切です。
整理整頓時の注意点とは
整理整頓を円滑に進めるために押さえておきたいコツもあれば、しない方がよいこともあります。
ここでは整理整頓する際の注意点を2つご紹介します。
他の人の物を整理する際は必ず確認する
家族で住んでいる人が整理整頓する際は、他の人の物が気になっても勝手に整理するのは避けましょう。収納場所が分からなくなって持ち主が困ったり、整理整頓時に紛失してしまったりなどのトラブルにつながる恐れがあります。
不要な物のようでも、本人にとっては大切な物かもしれません。どういった物であっても他の人の物は極力触らない、また触ったり動かしたりする場合は、事前に許可を得ることなどを心がけましょう。
時間がかかりそうな箇所は後回しにする
アルバム・写真・書類などは、必要か不要かの判断が難しい物といえます。時間がかかる可能性が高いため、後回しにするのがおすすめです。思い出の品を見返しているうちに、いつの間にか時間が経過していたという経験をした人もいるでしょう。
なおキッチンやリビングのように分かりやすい箇所から取りかかる方が、効率よく整理整頓できます。
整理整頓することで得られるメリット
整理整頓した方がよいと分かっていても、具体的にどういったメリットがあるのか考えたことない人もいるでしょう。ここでは整理整頓することで得られる主なメリットを3つご紹介します。
探し物にかかる時間を短縮できる
物が多すぎると、探したい物を見つけるのに時間がかかります。整理整頓することで物の置き場所を把握しやすくなり、結果として探し物にかかる時間を短縮できます。急いでいるときや忙しいときに、探し物で慌てることも少なくなるでしょう。
無駄な出費を抑えられる
無駄な出費を抑えられる点も、整理整頓のメリットです。以前に購入した記憶はあるが、見つからないため購入し直したという経験をしたことある人もいるでしょう。保管している物が把握できると、同じ物や似たような物を購入してしまうことを防げます。
掃除しやすくなる
整理整頓することで掃除しやすくなる点もメリットの一つです。床やテーブルの上にある物をどかす手間が省けます。掃き掃除や拭き掃除を短時間で終わらせられるでしょう。
整理整頓された状態を維持するためのコツ
整理整頓ができたのであれば、次に大切なのはきれいな状態を維持することです。いつの間にか元通りになってしまうと、もう一度整理整頓するのに時間や労力がかかってしまいます。ここでは整理整頓された状態を維持するために押さえておきたいコツをご紹介します。
片付けを習慣にする
整理整頓で物の置き場所を決めた後は、使用した物はすぐ元の場所に戻すことを意識しましょう。習慣化させることで物が散らかりにくくなり、一度に整理整頓をするよりも片付けにかかる時間を短縮できます。
使用後すぐに片付けられなかった物は、1日の終わりや週末などに片付けるのも方法の一つです。少しずつでもこまめに取り組むことで、整理整頓された状態を維持できるでしょう。
物を購入する前に収納スペースのことを考える
何かを購入する前に購入後の収納スペースを確保しておくことも、整理整頓された状態を維持するコツの一つです。収納スペースが十分確保されているのであれば、持ち物が増えても部屋は散らかりません。
一方で、スペースが限られている場合は、すぐに物であふれかえってしまうでしょう。他の物を処分してスペースを確保してから購入するか、購入を断念するかを検討することをおすすめします。また購入前に収納スペースについて考えることは、不要な買い物を防止する効果も期待できます。
物を購入する基準を明確にする
整理整頓された状態を維持するには、物を多く持たないことも大切です。物を購入する基準を明確にし、不要な物を持たないよう意識しましょう。
洋服は1ヵ月に1度まとめて購入する、日用品のストックはそれぞれ1つずつ用意するなど、自身のライフスタイルや価値観に合わせてルールを決めることが大切です。
まとめ
整理整頓する際は、持ち物を必要な物と不要な物に分けること、使用する頻度が高い物は使いやすい場所に収納することなどが大切です。きれいになった部屋は過ごしやすく、気分もよくなるでしょう。この記事でご紹介したコツを実践して整理整頓を進めてみてください。
なお整理整頓で出た不要品は、捨てるのではなく買取してもらうことをおすすめします。セカンドストリートではさまざまな物の買取に対応しています。まとめて買取してもらうことで部屋がスッキリする上に、臨時収入を得られるかもしれません。
また物によっては宅配買取サービスや出張買取サービスも利用可能です。セカンドストリートの買取サービスを利用して、豊かな生活実現につなげましょう。