浪速ファッションカルチャーの祭典「カジフェス2019」。セカストも最初で最後の出店。
ところでカジカジは休刊前、創刊20周年を迎えた2014年より年に1度のマーケットイベント「カジフェス」を開催していた。 2019年11月、このイベントに「2nd STREET セカンドストリート」もブースを出店。今回は最初で最後の参加となったその模様をご紹介する。
年に一度のお祭り
浪速の大型ファッションマーケット
「カジフェス」。
大阪府浪速区にある湊町リバープレイスにて開催された2019年の「カジフェス」。出店ショップ数はなんと70店舗以上。〈 BEAMS JAPAN ビームスジャパン〉や〈JOURNAL STANDARD ジャーナルスタンダード〉など全国規模の大手ショップから 「古着屋JAM ジャム」などの関西のローカルショップまで、多くの服好きから支持されている幅広い企業の出店ブースが軒を連ねた。
古着詰め放題1000円
&アウトドアブランド古着の販売で
セカストブースは大盛況!!。
当日は朝から見事な秋晴れに恵まれ、会場に到着すると汗ばむほどの陽気に。「 2nd STREET セカンドストリート」のブース では、スタート3時間前の午前8時から着々と準備が進められていた。
この日用意されたのは「古着の詰め放題1,000円」と「OLD OUTDOOR BRAND」の2コーナー。詰め放題コーナーでは、セカン ドストリートで買い取られた掘り出しものをこれでもかと陳列。その様はまさしく山の如し。OLD OUTDOOR BRANDコーナー にも、全国のセカストから集められた選りすぐりアイテムが所狭しと並べられた。
品揃えや陳列のユニークさもあってか、開始30分前にはすでに人だかりが発生。そして販売開始の11時になると待機していた 来場者が一斉に押し寄せ、セカストブースは、瞬く間に熱気に包まれた。その様子を観た行き交う来場者からは「なにこのブース!?」という驚きの声も。
そして開始から30分ほどで用意していた商品の約半分が売れてしまいうという予想だにしなかった事態が発生。急遽近隣のセカンドストリートから追加商品を投入するほどの大盛況となり、終了時間の17時までセカストブースから熱気が消えることは なかった。
家にいながらWEB上であらゆるモノが手に入る時代。昨今のパンデミック以降、社会生活は劇的に変化しニューノーマルな生き方への適応を余儀なくされる中で、我々はその便利さを享受している。
だがその便利さと引き換えに、直接手に触れながらモノを探すというアナログだけれどこの上な楽しい体験が失われつつあるのも確かだ。だからこそセカンドストリートは、その体験の場としての店舗を全国に出店し続けている。今回のカジフェスへの参加もしかり。
セカストの世界観を普段とは違う「フェス」という形に昇華することで、ご来場頂いた方々はもちろん、参加スタッフにとってもスペシャルで楽しい体験の場となったはずだ。