2nd STREET POP-UP第二弾「NIKE ARCHIVE」。セカストがナイキに染まる。
2019年7月、この街で「2nd STREET セカンドストリート」として第二弾となる期間限定の「POP‐UP ポップアップ」イベントが幕を開けた。
圧倒的な在庫数と専門性が創り上げた
特別な空間「NIKE ARCHIVE」。
大好評を博した第一弾の「Supreme POP-UP シュプリーム・ポップアップ」に続き、「NIKE ARCHIVE ナイキ・アーカイブ」と題された今回もファッションの魅力を深掘る当WEBコンテンツ『knowbrand magazine』の世界観が「2nd STREET セカンドストリート」の誇る圧倒的な在庫数と専門性によって具現化され、特別な空間が創り上げられた。
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今回は2019年7月26日(金)〜9月16日(月・祝)の期間で、東京・福岡・北海道の都市部にあるセカンドストリート3店舗 (原宿店、福岡天神店、狸小路3丁目店)で順次開催。
「ARCHIVE アーカイブ」とは、いうなれば過去の貴重な記録を保存し、未来へと橋渡し、伝達してゆくことだ。その意味において、ヒトからヒトへと大切なモノを橋渡ししている我々セカンドストリートが、超重要文化財のひとつといっても過言では ない〈NIKE ナイキ〉の歴史を、ポップアップを通して現在に伝えるコトは、もはや必然だったのだ。
ナイキの歴史を紐解く
非売品コレクションの数々。
ポップアップ店内でまず目を惹いたのが、あたかもアートピースのように希少モデルがアーカイブされたショーケース。非売品ながらナイキの歴史、ひいてはスニーカーの歴史を紐解く上で外せないまさしく傑作コレクションの数々が当時のエピソードとともに展示された。
また店内にはタブレットPCも設置され、ポップアップと紐づいた『knowbrand magazine』の記事が閲覧可能に。WEB上の記事コンテンツと実店舗、まさにオンラインとオフラインが融合・連動したポップアップならではの試みである。
開催前夜のスペシャルトークセッション。
グッドウォーキン 上田歩武 × MFC STORE 近藤浩人。
また原宿店での開催前夜である2019年7月25日(木)には、ポップアップ開催を記念したスペシャルイベントとして、芸能界随一のスニーカーギーク、グッドウォーキン上田歩武さんと「MFC STORE エムエフシー・ストア」ディレクターの近藤浩人さんによるスペシャルトークセッションが催された。抽選によって選ばれた30名のオーディエンスが見守る中、マニアックなスニーカートークが繰り広げられ会場は大盛り上がり、ポップアップに花を添える特別な夜となった。
(→トークセッションの動画はこちら )
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国内外の人気・希少モデルが所狭しと並ぶ圧巻の品揃え。
さて気になるポップアップの店内はというと、国内外で人気の希少モデルを中心に、ナイキ一色で彩られた圧巻の空間。さらに日本未発売モデルもアメリカのセカンドストリートから厳選し取寄せられた。また1990年代後半から2000年代頭にスニーカーヘッズ達が夢中になって読み込んだ過去の人気雑誌もズラリ。ナイキアーカイブと掲げたポップアップに相応しい空間となった。
この圧巻の品揃えを実現するために、全国に630以上(当時)あるセカンドストリートが保有する数万点のナイキ商品の中から、商材のプロフェッショナルであるストアディレクターにより、モデル・サイズ・コンディションを考慮した妥協のない商品選定が行われたという。その辺りの内情は、このイベントのプランニングとディレクションを担当したストアディレクター井澤拓也とアパレルブランド〈EXAMPLE エグザンプル〉のプロデューサーであるBBさんとの対談で明かされている。ぜひそちらもチェックして欲しい。
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さてナイキ・アーカイブは、ストリートカルチャーの世界的聖地・原宿からスタート。セカンドストリート原宿店のB1スペー スが、2019年7月26日(金)から8月4日(日)の10日間、ナイキで埋め尽くされた。
原宿での熱気冷めやらぬまま、ナイキアーカイブは九州へと移動。 2019年8月16日(金)から8月25日(日)の10日間、セカンドストリート福岡天神店がその舞台となった。エントランスの雰囲気抜群の空間演出から始まり、原宿店とはまったく違った魅せ方で、こちらも大盛況となった。
そしてポップアップは、九州から一気に北上し北海道へ。ナイキ・アーカイブの最終開催店舗となったのは、セカンドスト リート狸小路3丁目店。ストアディレクターによって選りすぐりの在庫が追加投入された店内は、隅から隅までナイキ一色。 多くの方々にご来場頂き、有終の美を飾ることができた。
期間中、ある来場者からは「まさに夢の国」という言葉を頂いた。
若かりし頃に想い描いた夢や希望と少なからずの折り合いをつけながら歳を重ね、ヒトはオトナになっていく。そんな我々にとって、オトナになってもなお「好きなモノ」「愛すべきモノ」は、もはや癒しを与えてくれる心の拠り所だ。もしもその拠り所がナイキであったなら、ナイキ・アーカイブという空間はまさに「夢の国」となり得たのかもしれない。
であれば本望。先の言葉は我々にとって最高の賛辞だ。
ゆえにセカンドストリートは、これからも夢のような体験空間を提供し続けていきたいと思うのだ。