「Snex」に2nd STREETが初参戦!目玉は“〈NIKE ナイキ〉の名作 50足+α”が当たる超巨大スニーカーガチャ!その全貌に迫る!
さらに最大の目玉として、ブースの入り口にそびえ立つのが“ハイプスニーカーが当たる”超巨大スニーカーガチャ。モンスターカプセルを使用した、この1回5,000円のガチャで手に入るのは、近年のスニーカーシーンを大いに盛り上げた〈NIKE ナイキ〉の名作モデル50足+α! だが当選数以上に気になるのがその中身。当日まで秘密にしておきたいところではあるが、『knowbrand magazine』読者だけに特別でラインアップを一挙公開!それではご覧いただくとしよう、この日の為だけに用意された各賞の全貌を!
※本記事内における各モデルの呼称は、2nd STREET独自のものに準拠しています。
S賞1本は、今では入手困難な
殿堂入りの超名作を1名に!
ゴールデンサイズ&超美品の
通称「シュプダン」こと
初代「“Supreme”DUNK」降臨
やはり最初は、僅か1本のみしか存在しないS賞から紹介しておくべきか。ベースモデルは、今や定番として完全復権を果たしたノンエアバッシュの名機「DUNK ダンク」。ストリート黎明期の80年代、ノンエアゆえ薄めに設計されたソールがデッキコントロールを容易にし、しかも安価で入手可能という理由からスケーターたちに愛用されたことでも知られる。この歴史的事実を踏まえ、2002年にローカットタイプをスケーター仕様に再構築して誕生したのが「DUNK SB ダンクSB」だ。
日本国内では1stエディションが展開されず、同年11月に〈SUPREME シュプリーム〉とコラボレーションした、この「DUNK LOW PRO SB“White Cement” ダンク ロー プロ SB “ホワイトセメント”〉で華々しくデビューを果たすことに。最大の特徴は、「AIR JORDAN 3 エア ジョーダン 3」にも採用されていた通称“セメント柄”のオーバーレイ。このディテールこそが、“コンクリートジャングル”N.Y生まれのスケートブランドという出自を象徴するIDとなり得るのだ。本作を手に入れるために繰り広げられた争奪戦がストリートに大きな爪痕を残し、今へと続くシュプリームとのコラボレーションの礎となったことは言うまでもない。
A賞3本は、
“ザ・ハイプスニーカー”な
3足をピックアップ!
誰しもが羨む「“トラヴィス”AJ1」&
「“キス”AF1」が登場
続いての A賞は3足。内2足は、ヒューストン出身の超人気ラッパー「TRAVIS SCOTT トラヴィス・スコット」とのコラボによる「AIR JORDAN 1 LOW OG SP エア ジョーダン 1 ロー SP」がエントリー。2017年より自身のレーベル「Cactus Jack Records カクタスジャック レコード」を設立し、音楽プロデューサーとしても活動する彼は、巧みなセルフプロデュースにより、ファッションアイコンとしても世界中から注目を集め、“ユースカルチャーの象徴”となった。そんな彼のコラボモデルのアイコンとなっているのが、スウッシュを反転させたリバーススウッシュ。従来の常識を次々に打ち破る彼自身のキャリアを象徴するかのように、唯一無二の存在感を演出する。オールブラックの“Black Phantom”とシリーズ初のウィメンズ仕様で展開された“Medium Olive”、どちらが当選しても嬉死に必至だ。
そしてもう1足が、N.Y発のセレクトショップ「KITH キス」が手掛けた「AIR FORCE 1 LOW エア フォース 1 ロー」。同店がハワイ・ホノルルに新たな旗艦店を出店した際に記念として制作された。真っ白な砂浜を想起させるサイドパネルと、そこに型押しされたロゴの主張もほどほどに、ハワイの海のようなブルーラグーンカラーが、真冬の横浜を南国ムードへと誘う。
B賞5本は、人気の「AJ1」&
「DUNK」から5足を厳選!
ヘッズの熱視線を足元に集める、
問答無用のお宝セレクション
僅かながらもチャンスの枠が広がるB賞。S.F生まれのスケートブランド〈HUF ハフ〉の「SB DUNK LOW“New York” SB ダンク ロー“ニューヨーク”」や、m-floのメンバーとして活躍するVERBALと、その妻YOONが手掛けるジュエリーブランド〈AMBUSH アンブッシュ〉の「DUNK HIGH“Black” ダンク ハイ“ブラック”」、メキシコの清涼飲料ブランド「Jarritos ハリトス」との「SB DUNK LOW“Phantom and Malachite” SB ダンク ロー“ファントム&マラカイト”」といった個性豊かなコラボモデルが先陣を飾る。
さらに物欲を刺激する猛攻は止まることを知らない。小児病院への寄付を目的とし、同病院に入院する子供たちにデザインしてもらうプロジェクトから生まれた「AIR JORDAN 1 LOW OG“Doernbecher” エアジョーダン1 ロー OG“ドーレンベッカー”」。1985年当時のデッドストックの風合いを再現して令和に蘇った「AIR JORDAN 1 HIGH OG “Lost & Found / Chicago” エア ジョーダン 1 ハイ OG “ロスト&ファウンド / シカゴ”」が後に続く。どれも“ハイプスニーカー”と呼ぶに相応しい逸品揃いのため、これが初見という人も多いのではないだろうか。会場には実物も展示されるので、ぜひ自身の目で確認されたし。
C賞15本はどれもマニア垂涎。
夢とチャンスが大きく広がる15足!
スニーカーシーンを沸かせた、
名作コラボモデルが一堂に会す
ここまでは当選数も極小のため、「どうせ当たらないだろう」と半ば諦めムードを漂わす読者諸氏に朗報。C賞の当選数も一気にアップ!とはいえ、数が増えれば中身が薄くなる……なんて考えるのは早計。ここでは先述のトラヴィス・スコットを筆頭に、シュプリーム、ハフ、L.Aストリート生まれの老舗セレクトショップ〈UNION ユニオン〉、デザイナー・阿部千登勢率いる日本を代表するモードブランド〈sacai サカイ〉、さらには東京五輪で世界中を沸かせたプロスケーター・堀米雄斗と、超強力な名作コラボをジャンルレスにフィーチャー。
それ以外では、デニム素材が印象深い「WMNS AIR JORDAN 1 HIGH OG “Denim” ウィメンズ エア ジョーダン1 ハイ OG“デニム”」、〈STAPLE ステイプル〉提案カラーの「SB DUNK LOW TRD QS “Black Pigeon” SB ダンク ロー TRD QS“ブラックピジョン”」、1985年当時のシルエットを忠実に再現し、かつ人気の黒×白カラーが嬉しい「AIR JORDAN 1 HI 85 “Black White” エア ジョーダン1 ハイ 85“ブラック ホワイト”」、SB仕様で話題を呼んだ「AIR JORDAN 4 RETRO SP “Pine Green” エア ジョーダン4 レトロ SP“パイングリーン”」、通称“ツマ黒”のセルティックスカラーが目を引く「SB DUNK LOW “Classic Green”」と怒涛の15連コンボで攻める。
D賞26本のファーストテイクは、
泣く子も黙るブランドコラボなど12足!
〈シュプリーム〉〈サカイ〉etc.…
どれも文句なしの逸品揃い
ラストはD賞26本。“ハイプスニーカー”が当たるのは実質ここまで……ということで、見逃し不可避の26モデルがスタンバイ。数も多いため、3つのセグメントに分けて見ていこう。まずは、泣く子も黙るブランドコラボを主とした12足。ピックアップするのは、ここで新たに登場した2ブランド。1つは、Z世代を中心に新たなファン層を獲得中の〈STUSSY ステューシー〉。この「AIR FORCE 1 MID “Black and Light Bone” エア フォース 1 ミッド“ブラック アンド ライトボーン”」では、00年代に人気を博したAF1のミッドカットタイプを採用。当時のストリートにおける熱気を感じさせる仕上がりが支持され、リリース後即完売となったのも記憶に新しい。
そしてもう1つは、世界に誇る日本のトップブランド〈COMME des GARÇONS HOMME PLUS コム デ ギャルソン オム プリュス〉だ。ベースは、玄人の好みのノンエアバッシュ「TERMINATOR HIGH ターミネーター ハイ」。上質なプレミアムレザーのアッパーを包むカレッジ調のカラーリングにも、オリジンのDNAを感じさせる。誇らしげにヒールに刻まれた“CDG”の文字が、ハイファッションのフィールドにもよく映えるに違いない。
D賞26本の2陣目は、
屈指の人気モデル
「AJ1」バリエを中心に7足!
スニーカーヘッズ歓喜、
即戦力確定のOGモデルとレアカラー
まだまだD賞は終わらない。お次は、屈指の人気モデル、AJ1のバリエーションを中心に取り揃えた。特に人気が高いのが、人気配色“ツマ黒”を汎用性の高いローカットにアレンジした「AIR JORDAN 1 RETRO LOW OG “Black Toe” エア ジョーダン 1 レトロ ロー OG“ブラックトゥ”」や、「AIR JORDAN 1 RETRO HIGH OG “Celtics / Black and Lucky Green” エア ジョーダン 1 レトロ ハイ OG“セルティックス / ブラック アンド ラッキーグリ―ン”」だろう。後者も同じく“ツマ黒”だが、こちらは2009年に登場したセルティックスカラーの復刻版。オリジンはDMPパックとして発売され、ヒールにもジャンプマンロゴが配されていたが、本モデルではファンには嬉しいOG仕様となっている点が異なる。
またAJ1でこそないが、その前身モデル「AIR SHIP エアシップ」も実に興味深い。この「EVERY GAME “Diffused Blue” エヴリゲーム“ディフューズド ブルー”」は、マイケル・ジョーダンがNBA時代に毎試合、シカゴ・ブルズのユニフォームの下に、母校であるノースカロライナ大学の練習用ショーツを着用して幸運を祈っていたことに由来する。ファンにはたまらないエピソードが込められた珠玉の1足だ。
D賞26本のラストは、
歴代「AJ」&「エア マックス」の7足!
玄人泣かせのカラーアレンジで
周囲と差をつけるチャンス
ドン尻に控えし7足には、歴代AJシリーズと初代「AIR MAX エア マックス」を集めた。名作揃いのAJの中でも屈指の人気を誇るのが、マイケル・ジョーダンの第1期現役時代に登場したナンバーズ。注目は「AIR JORDAN 3 RETRO “White Cement Reimagined” エア ジョーダン 3 レトロ“ホワイトセメント リイマンジド”」と「AIR JORDAN 4 “Bred” エア ジョーダン 4“ブレッド”」。前者はソールとヒールパネルに経年変化を再現したセイルカラーを採用。後者はオリジンの特徴であったデュラパックではなく、風合いの良い上質なレザーをアッパー素材に使用するなど、ともにオリジンの雰囲気を纏いながらも絶妙なアレンジを効かせ、目の肥えたスニーカーヘッズも納得させる出来栄え。
ユニークなところでは、「AIR MAX 1 MASTER エア マックス 1 マスター」も推したい。1987年の誕生以来、数々の名作を輩出してきたエア マックス1の生誕30周年を記念し、歴代の人気モデルのカラーや素材を抽出して再構築。ナイキの象徴的テクノロジー“エア”のビジュアル化に初めて成功した記念碑的モデルをベースにした本作こそ、この前代未聞の巨大スニーカーガチャを締め括るに相応しい1足と言えるのではないだろうか。
最後のラストワン賞は、
市場取引価格20万円以上!
HF(藤原ヒロシ)も称賛した
「AJ」の始まりを告げる
コレクターズパック
……と良い感じにまとめたものの、実は正真正銘のラスト1足は他に存在する。2日間にわたって数多のスニーカーヘッズの淡い期待を飲み込んできたモンスターガチャ。その最後に1つ残ったカプセルを引いた者に贈られるのがLAST ONE賞だ。もちろん、それに値するスペシャルなモデルであることは言わずもがな。あのストリートのカリスマことHF氏も「美しい」と称賛した「AIR JORDAN 1 RETRO HIGH & AIR SHIP “New Beginnings Pack” エア ジョーダン 1 レトロ ハイ & エア シップ“ニュービギニングスパック”」が、有終の美を飾る。
2色に区切られた巨大なシューズボックスの左サイドに収納されているのは、先述したエア シップのマイケル・ジョーダン着用カラーを忠実に再現したもの。対となる右サイドには、1985年当時の仕様を再現し、同じくチームカラーをまとったAJ1が鎮座する。ちなみに現在の市場取引価格は20万円以上。AJシリーズの35周年を記念し、“新たな始まり”を予感させるコレクター垂涎の逸品だ。パンドラの箱に最後に残された希望を見事その手に掴むのは、アナタかもしれないー。
以上、50足+αの全ラインアップをご覧いただいたわけだが、気になるモデルは見つかっただろうか。
この超巨大スニーカーガチャに挑戦するチャンスは1人最大2回まで。全身全霊を賭けて挑む価値はあるが、もし残念ながらハイプスニーカーを逃してしまったとしても嘆くことはない。E賞として、セカストでのショッピングに利用可能な5,000円分のプリペイドカード「Lueca ルエカ」が100本、F賞として〈adidas アディダス〉〈NEW BALANCE ニューバランス〉などの各種ブランドスニーカーが150足用意されているのだ。要は実質ハズレなしで、ハイプスニーカー獲得の挑戦権が手に入るという仕組みだ。しかもさらには、買取金額20%UPクーポン+販売金額500円OFFクーポン(税抜3,000円以上の会計時に利用可能)まで配布されるというから実に気前が良い。これは挑まずにはいられない。
また、SNEX出店を記念してX(旧Twitter)セカスト公式アカウントにて、AJ1が当たるフォロー&リポストキャンペーンも開催中。応募期間はイベント開催前日までなので、こちらも併せてチェック。さぁ、イベントまでに残されたタイムリミットは1週間。スニーカーを愛するすべての人々に幸運があらんことを。
(→動画クリエイター ハルキさんによる「Snex 2023」潜入レポはこちら)
(→「AIR JORDAN1」のオンラインストアはこちら)
(→「DUNK」のオンラインストアはこちら)
(→「AIR FORCE1」のオンラインストアはこちら)
(→「AIR MAX」のオンラインストアはこちら)