Berluti

ベルルッティ
HISTORY

世界中の靴好きを虜にする。
1890 | PARIS,FRANCE | Alessandro Berluti

イタリアに生まれたアレッサンドロ・ベルルッティは、パリに渡り靴職人としてのキャリアを積んだのち、ベルルッティのブランドを設立。カスタムメイドの靴作りで上流階級を中心に人気を獲得していった。

ブランド設立当初の1895年にデザインされた「アレッサンドロ」は、創業者アレッサンドロ・ベルルッティが自身の名を付けたホールカットシューズの名作とされ、後継者たちが何世代にも渡って復刻し続けている、ブランドを象徴する一足だ。

世代交代と共に進化し続けるブランドとしても知られ、3代目のタルビーニオは既成靴業界への参入やレディースコレクションの発表などを手がけ、ブランドに様々な変革をもたらした。そしてブランドのアイデンティティとも言われるヴェネチアレザーに美しい色ムラをつけた靴を発表したのが「靴を磨きなさい。そして自分を磨きなさい」の名言でも知られる4代目当主のオルガ・ベルルッティ。職人が手染めで染色を行うパティーヌと呼ばれるムラ染めの手法は、パブロ・ピカソ、ジャン・コクトー、イヴ・サンローラン、アンディ・ウォーホルなど多くのの芸術家やデザイナーに愛されてきた。

近年はブランドのラグジュアリー化を進めており、1993年にはルイ・ヴィトンでも知られるLVMHの傘下に。2005年にはバッグの製造を開始し、2018年からはディオール・オムでデザイナーを務めていたクリス・ヴァン・アッシュがブランドディレクターを務めている。

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