CROCKETT&JONES

クロケット&ジョーンズ
HISTORY

靴工場から一流ブランドへと転換。
1879 | NORTHAMPTON,ENGLAND | James Crockett / Charles Jones

1879年、イギリス・ノーサンプトンにてジェームズ・クロケットとその義兄弟であるチャールズ・ジョーンズの2人によって創設された、クロケット&ジョーンズ。1890年にはグッドイヤーウェルト製法のための機械を導入し、新工場も設立するなどして生産力を拡大。 第二次大戦期間中には100万足もの靴を製造するなど、生産力のある靴工場としての面が強かったという。

1977年に現社長であるジョナサン・ジョーンズが就任して以降、クロケット&ジョーンズのブランディングを図るとともに、より高品質な靴作りを行うべく、転換を図る。その結果、素材や作りの良さから多くの評論家や靴好きからもコストパフォーマンスの高い靴として評価されるようになった。

同ブランドの代表モデルとして挙げられるのが、流行に左右されない普遍的なデザインが魅力の「モールトン」。292ラストは日本人の足にもフィットしやすく、グリップ性の良いリッジウェイソールにより履き心地も抜群で、天候の変化にも対応可能。スーツにも合わせられる上品な顔立ちで、様々なスタイリングにマッチする。

近年までその高い技術力を生かしOEM(委託製造)でも有名だったクロケット&ジョーンズ。ジョン・ロブやジョージ・クレバリー等の一流ブランドがこぞって依頼をかける技術力の高さに加えて、柔軟にオーダーに対応する姿勢により、世界一多くのラスト(木型)を持つブランドと呼ばれている。

「10年以上履いても常に趣味のいい靴といわれ続ける靴を作る」をモットーに、時代のニーズを取り入れながら、長年受け継がれた伝統的な技術や手法から作り出された靴を製造している。

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