JAMIESON’S

ジャミーソンズ
HISTORY

ケルトと北欧の間で生まれた柄。
1890s | SANDNESS,UK | Robert Jamieson

スコットランドの北東、北海に浮かぶシェットランド諸島最古のニットファクトリー、ジャミーソンズ。

1890年ごろにロバート・ジャミーソンによって創業され、5世代以上の長きに渡って家族経営を続けながら、伝統的な草木染めされたシェットランドウールで美しいフェアアイルニットを編み続けてきた。

フェアアイルニットの大きな特徴が、シェットランド諸島の南の孤島、アイル島(フェアアイル)で生まれたと言われている、複雑な幾何学模様が何段にも組み合わされたフェアアイル柄。この柄はアイル島がグレートブリテン島とスカンディナヴィア半島の間に位置していることから、ケルト文化と北欧文化が混じり合ってできたものとも言われている。

写真のカーディガンのような天然の草木染めならではの柔らかな発色と、多色づかいで細かく編まれた幾何学模様の柄、そして柔らかい風合いが特徴。

湿度が高く寒いこの地で採れるシェットランドウールは毛足が長めのため、保温性が高く軽い着心地。JAMIESON’Sのニットは、スコットランド王室が愛用していた事でもその高い品質が世に知られることになったという。

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