リユースでSDGs!身近にできることからはじめよう。セカンドストリートの「リユースのレキシ」展示イベントに行ってみた。
最近よく耳にするようになった「SDGs」という言葉ですが、調べると何やら難しいことがたくさん…。
カンタンに「SDGs」を説明するなら”世界中の環境問題・差別・貧困・人権問題といった問題をみんなで2030年までに解決していこう”といった取り組みです。皆さんもここ数年、ビニール袋が有料化してエコバッグの活用が活発になったりと、SDGsを意識したライフスタイルを実感している場面もあるかと思います。
でも、自分たちにできることって何か分からなかったり、興味はあるけど日々の暮らしの中でSDGsを意識するのは難しいと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方は、まず「リユース」から始めてみるのがオススメです!
実はリユースを活用するのは、SDGsの取り組みにも繋がっていて環境にもお財布にも優しい「エコでお得な活動」なんです。
そんなリユースとSDGsについて、セカンドストリートでは「リユースでSDGsをはじめよう!」をテーマにした『リユースのレキシ』展示イベント(※)を、2023年4月1日(土)から4 月16 日(日)まで、全国のスーパーセカンドストリート7店舗で開催していました。
今回は「リユースのレキシ」展示イベント(※)の体験レポートをお届けいたします!
(※):こちらのイベントは既に終了しています。
【取材店舗】
スーパーセカンドストリート 大宮日進店
・住所:〒331-0823埼玉県さいたま市北区日進町3丁目372番地
・営業時間:10:00〜22:00(※営業時間は、WEBサイトをご確認ください。)
・駐車場台数:108台
・店舗タイプ:フルスペックリユース
「リユースのレキシ」展示イベントとは?
「リユースのレキシ」展示イベントとは一体どんなイベントなのか。
今回は実施店舗の中でも屈指の広さと商品数を誇る旗艦店「スーパーセカンドストリート大宮日進店」で、イベントの企画を担当したマーケティング部の渡辺さんにご案内いただきながら、イベントを紹介していきます。
ー本日はよろしくお願いします!
渡辺 はい。よろしくお願いします!
ーまずは「リユースのレキシ」の展示イベントということで、そもそも「リユースのレキシ」について教えてもらえますか?
渡辺 はい。もちろんです!「リユースのレキシ」はセカンドストリート公式サイト内コンテンツなんですが、リユースとは何か?だったり、リサイクルやリデュースとの違い、我々リユースショップの従業員でも意外と知らないようなリユースの歴史などを紹介しているコンテンツページです。
ーなるほど…。セカンドストリートの公式サイトにそんなページがあったんですね!
渡辺 そうなんです。今回の展示イベントは「リユースのレキシ」について、多くのお客様に知っていただきたいという想いから企画を発案しました!
ーそうだったんですね。では、実際にこの展示イベントについて詳細を教えてもらえますか?
渡辺 もちろんです!今回の展示イベントは「リユースでSDGsをはじめよう!」をテーマとしたタペストリーの展示と、リユースの歴史や文化にまつわるクイズに挑戦するクイズラリーを、全国のスーパーセカンドストリート7店舗で4月1日(土)~4月16日(日)まで実施しています。(※)
(※)既にイベントは終了しています
ーSDGsは最近よく聞きますよね。でも、SDGsとリユースって何か関係あるんですか?
渡辺 そうですね。今回のイベントでSDGsをテーマにしたのは、リユースのレキシを紐解いていくと、必ずそこには「少ない資源で豊かな生活を送ろう」という先人たちの知恵があるなと思ったんです。これはSDGsの考えに繋がっているなと思い、リユースのレキシと共に、リユースでSDGsをはじめられるということを伝えられると良いのではないかという想いから「リユースでSDGsをはじめよう!」をテーマにしてみました。
ーたしかに、現代でも大切なテーマですね。
①「リユースでSDGs をはじめよう!」タペストリー展示リユースとリサイクルの違いは?なぜリユースを活用するとエコになるの?
実際にイベント店舗でどんな風にタペストリーが展示されているのか、どんな内容なのか。渡辺さんに説明してもらいながら見ていきましょう!
-では、タペストリーの展示スペースからご案内いただけますか?
渡辺 はい!こちらがタペストリーの展示スペースです。
渡辺 こちらは先ほど少し説明した「そもそもリユースって何?」の部分や、「3R」の説明や「リユース」と「リサイクル」の違い、リユースを活用することでどのような環境配慮ができるのかをご紹介しています。
ーなるほど。特に見てほしいポイントはどこですか?
渡辺 そうですね。やっぱりリユースを活用することでの環境配慮の部分は知っていただきたいポイントですね!
ー洋服1着をリユースすることで、CO2の排出をこんなに抑制できるとは知らなかったです。
渡辺 そうですよね。私は、洋服を生産することでCO2が排出されるということすら認識していなかったので、とても驚きました。
ー意識していないと知らないことですよね。あと、「着なくなった服はどこへいく?」という内容が気になりますね!
渡辺 はい、こちらはタペストリーだけでなくイメージ展開もしています!
渡辺 こちらは、私たちが年間で購入する服と着られなくなった服の行き先が展示されています。
まず、こちらが1年間で購入される洋服の枚数です。
ー年間約18枚。1シーズンで大体4~5枚の服を買っていると思うと、そこまで多くもないような…?
渡辺 そうですね。では続いては年間で手放される衣料の枚数も見てみましょう!
ー年間約12枚、こちらもそこまで多くは感じないですね。
渡辺 はい。でも考えてみてほしいんですが、年間で18枚購入して12枚手放しているとなると家の中にどんどん服が増えていく計算になると思いませんか?
ーたしかに!毎年約6枚ずつ服が増えていく計算になりますね。
渡辺 そうなんです。そうして手放されることなく増えていった洋服の行き場はと言うと…
ー家のクローゼットの中、ということですね(笑)
渡辺 そうなんです(笑)実は家のクローゼットの中には、1年間で1度も着用されていない洋服が約25着もあるんです。この着ていない洋服をリユースショップに売って、次の人の手に渡らせることができれば、それだけでとてもエコですよね。
ーたしかに。そして新しい服をまたリユースショップで買えれば、エコなサイクルができますね!自宅に帰ったら、クローゼットの中を見てみようと思います。
②学べて楽しい「リユースのレキシ」クイズラリー
リユースのはじまりは江戸時代?!
タペストリーの展示でリユースについて学べたところで、次は「リユースのレキシ」にまつわるクイズラリーを紹介します。
店内に散りばめられたヒントを探しながら、クイズに回答していくというもので、全問正解すると景品がもらえるとのこと!
(※こちらは小学生以下限定のイベントですが、今回は特別に体験しています)
渡辺 まずはクイズラリーのチラシをお渡しします。
ーありがとうございます。裏側にクイズの問題が書かれていますね。表面には店内に散りばめられたヒントが記載された地図が…!
地図の星マークの位置にヒントがあるとのこと。
ー星マークが記された売場に行けばヒントがあるってことですね?!
渡辺 はい。そうです!では、星マークが記された売場に行ってみましょう♪
星マークが記載された売場にはヒントが書かれたPOPが…!
この時代のリユースショップは「古着屋」「古手屋」と呼ばれていたらしい。
渡辺 ヒントを見て、クイズの回答が出来たらレジに持っていきましょう!見事全問正解すると景品がもらえますよ!
ーお菓子やノベルティ、クーポンまで入ってるんですね!景品もお得ですね。小学生以下限定ということですが、広い店内でヒントを探すの楽しいし、クイズの内容も難しいのでお子様はきっとワクワクしながらできそうですね。
渡辺 そうですね!こうやって小さいうちから楽しくリユースに触れて学んで欲しいなと思っています。
自分たちにできるSDGsをはじめるなら、リユースが簡単でお得で楽しいかも。
自分や子供たちの未来のために、できることから始めたいSDGs。
でも、実際に何を取り組めばいいのか、何がSDGsなのか分からないなんて人はリユースの活用からはじめてみるのはいかがでしょうか。
自宅を整理して出てきた、もう1年以上着ていない服や使っていない家電や雑貨があれば
“捨てる”という選択をする前に、まだまだ同じ用途で使用できるものはリユースショップを活用して買取に出しましょう!ちょっとした臨時収入をゲットしつつ、環境にも優しくできて自己肯定感も上がるはず‥!さらに買取した後、リユース品で新しい服や雑貨を購入して帰宅すれば、もうすっかりエコの達人ですよ。
もちろん、リユースショップを活用する場合は全国800店舗(※)以上あるセカンドストリートに持ち込んでみてくださいね。洋服やバッグなどのファッションアイテムを中心に家具・家電、生活雑貨、ホビーなどさまざまなお品物を買取いたします。
今回のイベントやこの記事で少しでもSDGsとリユースについて知ってもらい、少しでも自分たちにできることや身近なSDGsの取り組みについて考えるきっかけになれば嬉しいです。
なお、クイズラリーや展示で紹介されていた情報はこちらのWEBサイトでご覧になれます。