春は自転車で出かけよう!セカストの中古自転車で、気軽で安全なサイクリングを。
気候も穏やかになり、季節はまさに春!
春は新しい年度の始まり。入学、就職など新しい環境で新生活がスタートしたり、心機一転、新しく何かを始めたい!と思っている方も多いのではないでしょうか。
新鮮な気持ちになれる春は、新しい何かを始めるのにうってつけの季節です。
しかし、新しいことを始めたくても忙しくてなかなかプライベートな時間が取れない…。そんな方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方におすすめなのが、「自転車」!
実は近年、人気漫画の影響や健康志向の影響で自転車を趣味にする人が増えてきているんです。
そんな人気の自転車趣味ですが、プライベートな時間を捻出するのが難しい人におすすめなポイントは、やはりその始めやすさ!
本格的なロードレースに挑戦したり長距離サイクリングに行ってみるのももちろんいいですが、まずは仕事や学校への通勤通学手段を自転車に置き換えるだけでも、十分新鮮な気持ちになれます。
毎朝の満員電車のストレスがなくなり、運動にもなる自転車通勤のメリットはかなり大きいですよね。
マイペースに一人で楽しむことも、仲間を作って一緒にサイクリングを楽しむこともできる自転車。
ちょっとした旅行や愛車をカスタムするなど楽しみ方は無限大!
実は全国の500店舗以上のセカンドストリートでも、自転車の買取と販売を行っており、高価なイメージで手を出しづらいロードバイクやマウンテンバイクから、お子様向けのキッズサイクルまで幅広くお取り扱いしています。
今回は、全国のセカストスタッフの中でも屈指の自転車好きとして知られる、スーパーセカンドストリート所沢トコトコスクエア店の細井店長に、セカンドストリートでの自転車の取り扱いから、自転車趣味の魅力や楽しみ方まで詳しくお伺いしてきました!
細井 勇士(ホソイ ユウジ)
1983年10月14日生まれ。専門学校卒業後、セカンドストリート越谷谷中店にて勤務し、2011年に正社員として入社。
埼玉、千葉県で8店舗を経験し、2021年にスーパーセカンドストリート所沢トコトコスクエア店に着任。
体を動かすことが大好き。最近はYouTubeで家でできるトレーニングを学び中。ゲームも大好き、特にFPS。撃合いが得意です。
電動アシスト自転車やクロスバイクも。
セカストならリユース価格で購入できる!
-細井さんは、セカストスタッフの中でも屈指の自転車好きなんですよね。ぜひ、自転車のこと色々教えてください!
細井 はい、もちろんです!
-早速ですが、セカストでは洋服やバック、靴などの服飾雑貨や、家具家電、楽器やアウトドアアイテムなど様々なものを買取・販売していますが自転車も取り扱っているんですよね。
細井 そうなんです。セカストの中でも、トータルリユースやフルスペックリユース、アウトドア専門店などのショップタイプの500以上の店舗では、自転車の販売と買取を行っています。
自転車本体はもちろん、ホイールなどのパーツやヘルメット・サイクルウェアやサイクルシューズなどの自転車用品を買取・販売しています。
自転車本体だけでなくパーツや用品まで!自転車に乗るときにぴったりのウェアも!
-どのような種類の自転車が取り扱いされているのでしょうか?
細井 はい、自転車といっても様々な種類がありますが、ママチャリと呼ばれ広く知られている「シティサイクル」や、最近では多くの方が乗られている「電動アシスト自転車」、コンパクトで小回りが利く「折りたたみ自転車」、子供用の「キッズサイクル」も取り扱いしています。
-とりあえず1台ほしいというときに手軽なシティサイクルや、新品で買うと高くてなかなか手が出せない電動アシスト自転車まであって、リユース価格なら自分の生活や環境に合ったものを選べるからいいですね!
細井 そうですね。新生活に思い切って買ったものの、生活していくと意外に自転車より車や交通機関を使うことの方が多かった…なんていうこともあるかもしれませんし、まずはリユース品で挑戦してみるものいいかもしれませんね。
また、趣味性の高い自転車は、舗装された道を走る「ロードバイク」と「クロスバイク」、未舗装路を走る「マウンテンバイク」も取り扱いを行っています。
こういった自転車はパーツをカスタムしていけるので、リユース品を上手に使ってお財布と相談しながら、自分好みの自転車を作っていくのもいいと思います。
リユースパーツを利用して自分好みにカスタムできる!
乗らなくなった自転車はセカストへ売ろう!
売るときに必要な持ち物や事前準備について聞いてみた。
心機一転、新しい自転車をお迎えして新しい生活を始めよう!と思ったけど、自宅の駐輪場にはいつから乗っていないんだろう?という自転車が鎮座している…なんていうご家庭もあるのではないでしょうか?
背が伸びて乗れなくなったお子様の自転車や、かつてカゴや荷台に大量の荷物を載せて立ちこぎしていたママチャリも、すっかり埃を被って眠っている…。
新しい自転車を買うのであれば、この機会に乗らなくなった自転車はセカストで売って、駐輪場もスッキリさせてしまいましょう!
セカストで自転車を買取してもらうとき、買取条件や事前に準備するものなど、意外と分からないことが多々あるはず。
細井さんに、自転車の買取についても説明してもらいました!
-細井さん、セカストの自転車の買取について教えてください!
細井 かしこまりました!セカストでは、販売と同じくおもにフルスペックリユース・トータルリユース・アウトドア専門店のショップタイプの店舗で自転車の買取を行っています。お持ち込みいただく際には、まずその店舗が自転車の買取を行っているかどうか、よくお確かめくださいね。
また、買取を行っている店舗でも、ペダルをこがなくてもモーターで自走し続ける「自走式電動自転車」は買取ができないのでご注意ください。
その他、汚れ・変形・変色等の状態が著しくあるもの、必要不可欠な付属品が欠品しているもの、安全性が確認できない状態のものなど、メンテナンスでの対応ができない程の状態の場合は買取ができません。
しっかりと状態確認されたものが店頭に並ぶ。
-細かく基準が決まっているんですね…。大人から子供まで気軽に乗れる自転車だからこそ、安全面に配慮して買取がされているのはとても安心ですね!
細井 そうですね。自転車といえど法律上では軽車両にあたるものですので、買取の際にきっちり確認しています。
また、自転車の買取に関して重要なことのひとつが、防犯登録についてです。
-防犯登録!自転車は購入時に防犯登録をすることが義務付けられていますね。
細井 そうです。なので皆さんお持ちの自転車は基本的に防犯登録がされているかと思うのですが、買取の際には「防犯登録抹消」の手続きが必要になるんです。
-ほう、なんだか難しそう・・・。
細井 この防犯登録抹消手続き、実は同じセカストでも所在する都道府県の法令によって対応が変わってきます。
防犯登録抹消手続きが完了していない自転車の買取ができなかったり、手数料がかかってしまう都道府県もありますので、実際に皆さんが買取でお持ち込みいただく際には、来店予定の店舗にお問い合わせいただいてからお持ち込みいただくことをおすすめします。
今回は、スーパーセカンドストリート所沢トコトコスクエア店がある埼玉県の店舗を例に挙げて、ご説明させていただきますね。
-はい、よろしくお願いいたします!
細井 埼玉県の店舗では、店頭で「防犯登録抹消届」を作成いただくことで、買取は可能になるのですが、この際に「防犯登録用紙の控え」が必要になります。
-自転車の購入時にもらう書類ですね?
店頭で「自転車防犯登録抹消届」を作成。スムーズに防犯登録抹消手続きができる。
細井 そうです。購入してから時間がたっていると思うので探すのが大変かもしれませんが…(笑)
これがないと防犯登録の抹消ができず買取ができなくなってしまいますので、ご用意お願いします。
そして、その防犯登録を行った都道府県が埼玉県である必要があります。「防犯登録シール」に都道府県名が書いてあるのでそこで確認します。
防犯登録が自転車をお持ちいただいたお客様ご本人の名義で行われていれば、買取をすることが可能になります。
防犯登録シールの都道府県名をチェック
-なるほど…。ちなみに、そもそも防犯登録をしていない場合は買取してもらえないのでしょうか?
細井 埼玉県の場合、未使用品でない自転車で防犯登録をしていない場合は、購入時のレシートや懸賞当選の通知書があり、自転車買取確認書に署名をいただける場合に限り、買取が可能になります。 こちらも都道府県によって異なりますので、お持ち込みいただく前に店舗に確認してみてください。
店舗に持ち込む前に、お客様の方で防犯登録を抹消していただいている場合は、自転車と一緒に「防犯登録抹消用紙の控え」をお持ちください。
-自転車の買取は、洋服や家電みたいに店舗に持ち込むだけではだめなんですね…。準備がいろいろ必要ですね。
細井 お客様にはお手数おかけしますが、安心安全に買取を行うためには必要な手順になりますので、
わざわざお持ち込みいただいたのに、買取できない!とならないためにも、まずはお気軽に店舗までお問い合わせいただければと思います!
-スムーズに買取をしてもらうためにも、しっかりと準備をしたいと思います!
セカスト屈指の自転車好きが語る!実際に愛用している自転車とは?
セカストでの自転車の取扱や買取方法を教えてもらって、いざ実際に自転車の購入を検討したいと思った方も多いはず!
気になるのが、実際に自転車好きの人が愛用している自転車ってどんなの?というところですよね。
-細井さん、購入の参考に、是非お持ちの自転車を紹介いただけないでしょうか!
細井 はい、もちろんです!私の愛車たち4台をご紹介させていただきますね。
一台目は〈GIANT ジャイアント〉のロードバイクです。これは2016年ごろに購入しました。購入したきっかけは前に乗っていたロードバイクが盗まれてしまい…(笑)緊急で買った安いやつでしたが、結果として一番乗っているバイクです。気兼ねなく乗れるところがいいところです。
ジャイアントのロードバイク
細井 二台目は〈BRIDGESTONE ブリヂストン〉が出しているスポーツバイクブランドの〈ANCHOR アンカー〉のロードバイクです。2022年に、速いバイクが欲しくてお金をつぎ込んだロードバイクですが、真剣に走らなくちゃいけないところがやや難点…。
ブリヂストン/アンカーのロードバイク
-「真剣に走らなくちゃいけない」…とは、どういうことですか?
細井 速い自転車は速く走るために設計されているので、前傾姿勢で漕がないといけないのですが、この姿勢がきついんです(笑)30km前後くらいは勝手に出るのですが、スピードを出さないと気持ちよく走れないのでわざわざロードバイク用のピチピチのウェアに着替えたり、なかなかカジュアルには乗りにくいですね。
こういった理由から、軽い気持ちでふらっと乗るには面倒くさいことが多く、「真剣に乗らなくては!」と思ってしまいます(笑)
-移動や景色を楽しむためというより、レースとかスピードを出すために乗った方がいいんですね。同じロードバイクでもさまざまな特徴がありますね。
細井 そうですね(笑)三台目は今年納車したばかりの、〈CANYON キャニオン〉のGrizl(グリズル)、グラベルバイクです。納車をすごく楽しみに待っていました…!最近はゆるく自転車に乗って旅をしたいと思っているので、今の気分にあわせて購入しました。
キャニオンのグラベルバイク
細井 最後は〈DOSNOVENTA ドスノベンタ〉のピストバイクです。2013年ごろに購入して一番長く愛用しています。
実は元々錆びさせたいなと思って、わざと錆びやすい塗装にしてもらったんですよね。
今それがちょうどリアルな錆だらけになって味が出てきたところがお気に入りです。
ドスノベンタのピストバイク
-そのときにどのような走りをしたいのか、デザインを含めて自分の好みを反映することができるんですね。
ちなみに複数台自転車を所有されていますが、それぞれどのくらいカスタムされたり、お金をかけているのでしょうか?
細井 一台分ですがいろいろカスタムして一番高くて70万ぐらいですかね(笑)
クロスバイクなどはシティサイクルのようにまるっと自転車一台分買うこともできますし、ひとつずつ自分の好きなパーツで組み立てて一台分になるので、こだわり方で金額は変わっていくと思います。
-そんなに…!でも自分の好きな範囲でこだわったり、ある程度予算を決められるのはいいかもしれませんね。
細井 そうですね。もちろん最初は分からないことだらけだと思うので、目的や用途に合わせて買ってみるのがおすすめです。細かいカスタムやこだわりたい部分は乗っていくうちに出てくると思うので、そうしたらサイクリング仲間や店頭で相談してみるのが良いと思います。もちろん当店に来ていただければ、私がアドバイスしますよ!
-それは心強い!
自転車でぶらりサイクリング旅!自転車好き店長のサイクリングライフとは。
-先ほどは愛用されている自転車をお伺いしましたが、次は細井さんのサイクリングライフ、楽しみ方を教えていただきたいです!
細井 はい。私の場合は、寒いのが苦手で冬場は通勤手段では使用していませんが、通勤時とプライベートな時間での趣味として楽しんでいます。
昔はレースにも出ていましたが、今は自転車に乗って旅をするのが好きですね。
-自転車旅いいですね!今まではどのようなところへ行かれたんですか?
細井 1日で遠くまで行く旅だと、定期的にやるのが茨城県の筑波山まで行って折り返してくるライドです。距離は大体160kmくらいです。今年は筑波山行った帰り道にGPSがおかしくなり、道に迷った挙句180kmを真夏に走ったので疲れました(笑)
栃木県 蔵野町
細井 長距離の旅ですと、さっき紹介したジャイアントのロードバイクで2023年7月に広島県の福山市からしまなみ海道を通り、愛媛県、高知県を周り岡山県までの旅を3日間かけて行ってきました。
今までとにかく早く遠くまで走れるように日ごろからトレーニングしてきましたが、この旅でゆっくり走る楽しみを覚えることが出来て価値観が変わった旅でした。
瀬戸内海の島
-3日間も…!自転車でそれはかなりの長旅ですね。なぜしまなみ海道を選んだのでしょうか?
細井 自転車好きには有名なことなのですが、日本の三大サイクリングロードの一つが「しまなみ海道サイクリングロード」で「サイクリストの聖地」と呼ばれています。そういった聖地に行ってみたいなと思い選びました。
しまなみ海道サイクリングロードは距離にすると70Kmほどなのですが、遠方に行く機会があまりないので、サイクリングロードだけだともったいないなと思い、プラスで岡山県の方まで旅をしました。
-しまなみ海道は観光地としても有名で、絶景スポットやパワースポットなど見どころがたくさんあると聞いたことがあります!車だけでなく自転車でも楽しむことができるところなんですね。
サイクリングに適した旅先は、どのように探しているんですか?
細井 旅先はSNSで情報を得たり、しまなみ海道のように自治体が力を入れているところを行ってみたりしています。そう言ったところは自転車用の道が整えられていて走りやすいのでおすすめです。
最近は、納車したばかりのキャニオンで震災後の復興できれいになった福島県、岩手県の海岸線を走りに行こうかと考えてます。
-それは素敵ですね!ぜひまた感想をお聞かせくださいね。
細井 はい!ぜひ!
さいごに
サイクリングは低コストで始められる上に、健康に良く実用的。
さまざまな楽しみ方ができることから、性別を問わず楽しめることも魅力的です。
本来、道は目的地へのアプローチに使うもの。
ですが自転車旅をしていると、道自体がその土地を訪れる目的になります。
そして、その道を走った時の路面の感触や感動、そして爽快感はいつまでも脳裏に刻み込まれて離れないものになるでしょう。
これから自転車旅の思い出を作ってくれる道を求めて、愛車と一緒に全国各地を巡ってみるのはいかがでしょうか?
ライフスタイルに合わせて自転車を手放さないといけないという方も、これから自転車を手に入れて新しいことに挑戦してみたい!という方も、この春を機に、ぜひセカンドストリートに足を運んでみてください!
【取材店舗】スーパーセカンドストリート所沢トコトコスクエア店
・住所:〒359-1116 埼玉県所沢市東町5丁目22番 トコトコスクエア4F
・営業時間:10:00〜20:00(※営業時間は、WEBサイトをご確認ください。)
・駐車場台数:535台
・店舗タイプ:フルスペックリユースショップ