スキーやスノーボ―ドをリユースでお得に楽しむ。セカストがおすすめするボードやブーツの選び方は?
2023.12.29/2024.09.11
本格的に寒さも厳しくなってきて、今年もウインタースポーツの季節がやってきた!
白いゲレンデ、肌を切り裂く冷たい風、銀世界を思う存分滑走したら、まるで空を飛んでいるかのような特別な爽快感を感じられる…!
待ちに待ったスキーやスノーボードのベストシーズン、皆さん準備はバッチリでしょうか?
近年、多くのスキー場ではレンタルウェアやボードの取り扱いも充実していて、道具を自分で手配しなくても気軽にウインタースポーツを楽しめるようになりました。
おしゃれなウェアやボードの取り扱いも増えてきて、どれを使うか選ぶ時間も楽しいですよね。初めてのウィンタースポーツへの挑戦や初心者の頃なら、もちろんレンタルでも十分。でも、せっかくだったら「自分の相棒」を見つけて、一緒にゲレンデに繰り出したい…!
こんな風に、そろそろマイウェア・マイボードの購入を検討したい…なんていう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
だけどやっぱり安くはない買い物。失敗したくないし、できれば安く、確実に良いものを手に入れたいですよね。
そんなときにおすすめなのが、〈2ndSTREET セカンドストリート〉のウィンタースポーツ用品!
実は全国の500店舗以上のセカンドストリートとアウトドア用品を専門に取り扱う〈2ndOUTDOOR セカンドアウトドア〉では、定番からトレンド、時にはヴィンテージのウィンタースポーツウェア・用品を多数お取り扱いしており、まだまだ使えるウィンタースポーツ用品がリユース価格でご購入できちゃうんです。
スキーやスノーボードが最盛期を迎えるこれからの季節、セカストでも関連商品の取り扱い数は最大に。
安く・賢くウィンタースポーツ用品をGETする大チャンスがやってきます!
今回は、ウェアをはじめ、キャンプ・フィッシング・トレッキング・サイクル・スポーツ用品を専門に販売、買取しているセカンドアウトドア船橋14号店にて、店員の浅沼さんにおすすめ用品やリユース用品の選び方を伝授していただきました!
浅沼 政幸(アサヌマ マサユキ)
1986年10月8日生まれ。茨城県出身。学生時代にアルバイトとしてセカンドストリート龍ヶ崎店にて勤務し、2010年に正社員として入社。茨城、栃木、千葉県で8店舗を経験し、2020年にセカンドアウトドア船橋14号店に着任。
最近のマイブームはバイクキャンプ。いかに荷物を少なくできるかを日々模索中。
店内商品10,000点以上の圧巻の在庫量!
豊富で充実した品揃えが自慢のアウトドア専門リユースショップ。
国内に850以上の店舗を構えるセカンドストリート。衣料品や服飾品、家具や家電など幅広いアイテムを取り扱っているイメージがあると思いますが、実は、アウトドアの専門店があるのをご存知でしょうか?
セカンドアウトドアではアウトドア用品を専門店ならではの豊富で充実した品揃えで展開しています。
-浅沼さん、本日はよろしくお願いします!
早速ですが、まずは「セカンドアウトドア」について教えていただいてよろしいでしょうか?
浅沼 はい!「セカンドアウトドア」は全国に10店舗に展開されているアウトドア専門のリユースショップです。
ウェアをはじめ、キャンプ・フィッシング・トレッキング・サイクル・スポーツ用品を専門に販売、買取を行っています。
店内商品数量は10,000点以上もあり、全国850店舗以上で展開しているリユースショップのアウトドア専門店だからできる豊富な品揃え・在庫数が自慢です。
そしてリユース品だけでなく新品も充実していて、シーズン用品から、さまざまな便利用品を数多く取り揃えております。
10,000点以上の豊富な商品数
キッズサイズのスキー板やウェアまで並ぶ!
-10,000点以上もあるんですね!リユースショップでもこれだけ選べる幅があるのはとても嬉しいですね!
でも、こんなにたくさんある中から、自分が欲しいものを探したり、自分に合ったアイテムを探すのは大変かも…。
浅沼 そこはご安心ください!私たちアウトドア専門スタッフ常駐していますので、欲しいアイテムのお探しのお手伝いはもちろん、これから一式揃えたいけど何を買ったらいいかわからないというご相談や用品選びのアドバイスなどにもお応えさせていただきます。
-そうなんですね!アウトドア用品やスポーツ用品など専門的なものは情報や選択肢も幅広くあって自分自身で選ぶのはハードルが高いなと思っていたので、スタッフさんに相談しながら買い物ができるのはとてもありがたいですね。
浅沼 セカンドアウトドアのコンセプトは「地域密着型ショップ」なんです。
買取や販売だけでなく、用品のメンテナンスアドバイスや使い方のレクチャー、また地元のおすすめポイントの情報提供まで、幅広くサポートさせていただくことがセカンドアウトドアの特徴です。
初めてご来店する方も、遠慮なくスタッフに相談していただきたいですね。
-それは心強い!
用品選びや商品に関することは専門スタッフが丁寧にアドバイス!お気軽にお声がけください。
浅沼 また、当店ではアウトドア用品の買取査定も行っています。豊富な知識を持つ専門スタッフならではの丁寧な取り扱いと買取を心がけていますので、そちらも是非安心してご利用いただきたいですね!
-売るのも買うのも安心ですね!
セカンドアウトドアがおすすめするスキー・スノボブランド3選!
ファッション性や歴史、製造技術など幅広い角度で解説。
「スノーボードやスキー用品を買いたいけど色んなブランドがありすぎて選びきれない!」と悩んでしまい、なかなか購入に踏み切れない方も多いのではないでしょうか。初心者の方は特に、板の違いや値段の違いがわからない方も多いかもしれません。
そこで、今回はそのブランドの歴史や特徴から、おすすめブランドを紹介していただきたいと思います!
-それでは浅沼さん、早速おすすめブランドをご紹介いただけますか?
浅沼 はい!まず1つ目のおすすめブランドは〈SALOMON サロモン〉です。
サロモンは近年、〈ATOMOS アトモス〉や〈MM6 エムエムシックス〉、〈Maison Margila メゾンマルジェラ〉とのコラボスニーカーの発売などファッションシーンでも人気ですが、1940年代、フランスの山域の町でスキーエッジ(スキーの部品)の製造から始まったブランドです。
世界的なスキーの流行により成長を続け、90年代にはバインディング(ビンディング)、ブーツ、スキーを販売する世界初のブランドとなりました。日本国内のスキーブームにおいても当初からスキーブランドとしてシェアを獲得していました。
-スニーカーでは見たことがあるブランドでしたが、元々はスキー用品の製造から始まったブランドだったんですね!
セレクトショップにも並んでいるのを見かけるので、ファッションブランドかと思っていました。
浅沼 最近は「サロモン=スキーブランド」とイメージが無い方も多いかもしれませんね。
実はサロモンにはアスリートと共にシューズを開発したり、自動車メーカーとタイアップを行ったりなど積極的にさまざまな取り組みを行ってきた背景があるんです。
総合的な開発を得意としていて、1997年からはスノーボードの開発もスタート。
2008年には生産の環境コストを大幅に削減しながら製品のパフォーマンスを向上させるという目標を達成し、「ボルボスポーツデザイン賞」のエコデザイン賞も受賞しているんですよ。
平昌五輪で独特の解説者で話題になったプロスノーボーダー中井孝治をリーダーとしたJAPANチームもオーガナイズしていて、スキーブランドでありながら日本のスノーボードシーンにおけるマーケティングも積極的に行っているんです。
こういった背景から「サロモン=スキーブランド」という特定のイメージではなく、ファッションブランドや人によってはスノーボードブランドと認識している方もいるのではないかなと思います。
店舗に陳列されているサロモンのウィンタースポーツ用品
浅沼 そんなスキー・スノーボードどちらの歴史も持つサロモンはセカストでも商品を見つけやすく、年式が古くても優れた板やブーツが沢山あるので、これからウインタースポーツに挑戦したい!という方におすすめできるブランドです。
-そんな歴史があったんですね…!色んなことに挑戦しているブランドの姿勢にも好感が持てます!
昔からの人気ブランドだと安心感もありますし、たしかに初心者にもうってつけかもしれませんね。
では、続いてのブランドをご紹介いただけますか?
浅沼 2つ目におすすめするブランドは〈BURTON バートン〉です。
バートンはスノーボードの父と称されるJake Burton Carpenter(ジェイク・バートン・カーペンター)が自宅のガレージでスノーボードの原型を開発したことから始まったブランドです。
ジェイクはスノーボードや周辺カルチャーを現在の形に発展させた立役者であり、製造・開発だけでなく、ボードを持って多くのスキーゲレンデを巡り、リフト乗車の許可を得る為の実演プロモーションまで自ら行いスノーボードの発展に努めました。
浅沼 また日本のファッション・カルチャープロデューサー藤原ヒロシやプロスノーボーダー竹内正則をプロダクトディレクターに迎えた〈AK 457 エーケー 〉(現〈AK GUID COLLECTION エーケーガイドコレクション〉)、 ファッションデザイナー相澤陽介による〈BURTON THIRTEEN バートンサーティーン〉をリリースするなど日本のスノーボード・ファッションシーンとも深い関係性を持っています。
店舗に陳列されているバートンのウィンタースポーツ用品
浅沼 2022年北京冬季オリンピック、スノーボード男子ハーフパイプで念願の金メダルを獲得した平野歩夢のウィナーボード「BURTON CUSTOM 」が、平野歩夢の監修のもと22-23年のシーズンに「CUSTOM WINNING LTD」としてリリースされたこともスノーボーダーの間では記憶に新しいですね。
そんなスノーボードを語る上で欠かすことの出来ないバートンは、今日まで常に最新鋭の技術を盛り込んだボードをリリースしており、日本におけるスノーボードブームの当初から他のブランドよりも性能が高いと称賛されてきました。
セカンドストリートでも多数バートンのボードを取り扱っており、初心者から上級者の方まですべての方におすすめできるブランドです。
ボードやウェアのグラフィックにはシーズンごとに各国のアーティストを起用しており、年式が古いボードでもコレクターが存在する程、そのデザイン性も注目のポイントです。
-ウインタースポーツの用品はファッション性も高いものが多いイメージがあります!
デザインの好みでボードやウェアを選ぶのもいいですね。せっかく買うのであれば自分らしさが出せるものがいいですもんね。
では、3つ目のおすすめブランドを教えていただけますか?
浅沼 はい、最後にご紹介するのは日本のスキーメーカーの第1号であり、100年以上のスキー開発の歴史を持つ老舗ブランドの〈OGASAKA オガサカ〉です。
オガサカは長野県のスキーの発祥の地・飯山で、当時家具職人であった小賀坂濱太郎が1912年より創業を開始しました。
創業以降、アメリカ・デュポン社のケブラー繊維やアルミナ繊維など新素材を積極的に採用し、世界に先駆けた開発を追求。
オリンピックやワールドカップに出場する多くの競技スキーヤーのパフォーマンス向上を支えてきました。
浅沼 1985年からスノーボードの開発もスタートしました。
創業から変わらず国内工場で生産し続けてきたオガサカの高い品質は多くの評判を呼び、現在ではオガサカブランドだけではなく、多くの国内スキー・スノーボードブランドのOME生産(※)も手掛けています。
※メーカーが自社ではないブランドの製品を製造すること
そんなオガサカは国内の技術選(※)において愛用者も多く特にこれから滑りの技術を向上させたい方におすすめのブランドです。
日本人の技術向上に努めてきたスキー・スノーボードは誰もが乗りやすいパフォーマンスとクオリティを備えており、初めてウインタースポーツに挑戦する方にもおすすめです!
※スキーやスノーボードの総合技術を競う大会
また〈Vectorglide ヴェクターグライド〉や〈GENTEMSTICK ゲンテンスティック〉などオガサカが製造を担当するハイエンドブランドからも目が離せません。
-日本のブランドも負けていないですね!どのブランドも三者三様の良さがあって、魅力がすごく伝わってきました…!
幅広いブランドを取り扱っているのもリユースショップの魅力的なところですよね!
浅沼 そうですね。その他にもおすすめブランドや、ブランドの中でもおすすめな用品もあるので、是非店頭に足を運んで実際に選んでもらえると更に楽しいと思います!
リユースのスキー・スノーボード用品、何から買うべき?
購入時の注意点やチェックポイントもまるっと解説!
-先程はおすすめのブランドを教えていただきましたが、実際にリユースショップで用品を購入するとなると、何から購入するのが良いのでしょうか?
浅沼 そうですね、まずはスノーボードやスキー板から購入するのがおすすめです。
ボードは、ウインタースポーツを始める上では最もお金がかかるアイテムなので、ぜひリユース品を利用してお得に始めて頂きたいです。
ウインタースポーツ用品の中では耐用年数が長い用品なので、リユース品を購入しても長い期間お使いいただけます!
浅沼 新品では手が届かないハイエンドの商品や台数限定のアイテムもお得なプライスで見つけることが出来ますし、積雪のコンディションによって違うタイプの板を使い分けたい!という方のセカンドスキー・ボードにも、是非リユース品を利用して頂きたいです。
スキー学習のある降雪地域では、お子様の成長に合わせて何度も買い替える必要があると思いますので、リユース品を利用して頂ければ家計の助けにもなりますね。
-なるほど!確かに高頻度で買い替えるのであればリユース価格で購入できるのはありがたいですね。一番最初は小物とかからの方が良いのかな?と思っていたので、意外でした。
ちなみに、ウィンタースポーツの経験がない初心者の方がボードを選ぶ時のポイントってあるのでしょうか?
浅沼 初心者の方はスノボなら身長からマイナス10~15cmの長さ、スキーなら身長からマイナス10cmの長さを基準に、軽くてしなりが柔らかい物が扱いやすくオススメです。
セカストでは年式やモデル名等を調べて査定を行っていますので、購入の際は参考にしてみて下さい!
長さを確認して自分に合うボードを探そう。
浅沼 次におすすめするものは「ブーツ」です。
滑っている最中にブーツの中で足が当たり、痛くて滑れくなってしまった!なんてこと、一度は経験があるのではないでしょうか?
ボードやスキーと体を繋ぐブーツは、メーカーごとに採用している足型が異なるので、自分にあったブーツを見つけるまでに何足も買い替えることになってしまうというケースもあります。そんなブーツも新品で購入すると高価なので、是非リユース品を利用していただきたいアイテムです。
浅沼 自分にあったブーツを見つけるには、しっかりと試着を行っていただくのがポイントです。
足を入れてみるだけではなく、バックルやレースなどを締めて歩いたり、体重移動をしていただくと実際の使用に近い状態で試着できます。
かかとやつま先が詰まる感覚や、くるぶしからふくらはぎにかけて締め付けられる感覚があればワンサイズ上げてリトライしてみましょう。実際にゲレンデで履くソックスがあればよりフィットした物が探せますよ。
リユース品ならさまざまなブランドを試すことが出来るので、是非試着しながら、フィットするブーツを探してみてください。
シューレースをしっかり締めてフィット感をチェック!試着のお手伝いやアドバイスももちろん対応いたします◎
-実際にウィンタースポーツをする際は分厚い靴下を履きますもんね。試着を考えている場合は持ってくるか、履いてくるの が良さそうですね。ちゃんとフィットするブーツを見つけられて安心して購入できそうです!
ちなみに、ウィンタースポーツ用品を購入するときの注意点などあれば教えていただけますか?
浅沼 はい、ご説明しますね。
まず、スキー・スノーボードは形は同じような構成で造られています。グラフィックが入っているトップシートの下にはコア材と呼ばれる板の硬さを調整する素材(木材・金属など)が入っています。
滑走中の転倒や接触、長期間の使用によってトップシートが削れていきコア材が露出してしまう場合がありますが、そのままメンテナンスをせず長期で使い続けるとコア材に水が浸透し、素材の剥離や破損に繋がってしまうことがあるんです。
ご購入される際には、コア材の露出がないか、素材の剥離や破損がないかは要チェックですね。
もちろん、リペアをされることを前提にご購入される方もいます!
素材が剥離してしまった板。セカンドアウトドアでも取り扱いをしていますが、ご使用前のリペアが必須です!
浅沼 裏面には滑走性を高める為のソール材が張られており、外周を囲む様に金属製のエッジが付いています。
こちらは滑走中に雪面にダイレクトに当たる部分になるので消耗しやすい部分ですが、状態の良し悪しが滑走性にも影響します。
エッジ
浅沼岩や障害物を踏んでしまったり、パーク用品と呼ばれるレールやボックスの上を滑走するとソールが抉れてしまったりエッジが摩耗してグリップが弱くなってしまうこともあります。
シーズンオフの保管の仕方を間違ってしまった板にはソールに変色や剥離、エッジには錆による腐食がでてしまうこともあります。トップシート・ソール・エッジはチューンナップ(※)でリペアが可能な部分なので、状態とリペアにかかる費用も吟味しながら欲しい板を探してみて下さい。
※使用済みのスキーやスノーボードを機械や職人の手仕上げで磨きあげ、滑りやすくする加工の事。
またスノーボード・スキーにはブーツを固定するバインディング(ビンディング)が付いています。
使用中は脱着を繰り返すので傷やダメージが蓄積しやすい部分になります。
主にプラスチックで構成されているので、遠目では気づかない経年劣化が発生している場合もあります。
滑走中の安全性に関わる部分なので、固定部分やベルト・ラチェットなど全体的に状態を吟味してみて下さい。
特にベルトの劣化が多いのでしっかりチェック!
浅沼 ブーツはスキーとスノーボードでは構成が変わる用品です。
スキーブーツで特に重要なのは、バインディング(ビンディング)に接続する前後のコバの部分とソールのつま先・かかと部分です。使用中の着脱や駐車場やゲレンデでの歩行によって傷や消耗が生まれやすい部分になります。消耗が進むとスキーへの安全な取り付けが出来ず、滑走中の事故や怪我に繋がる恐れもありますのでしっかり確認しておきましょう。
また全体がプラスチックで形成されているスキーブーツは、プラスチック樹脂自体の劣化にも気を付けたい用品です。
劣化が進むんで、シェル部分にひび割れや白く変色してくると、使用中に割れてしまうことも。
スキー業界では買い替えの目安は約5年または120~150日程度と言われていますから、年式や全体的な状態もチェックしてみてくださいね。
劣化がないか全体をチェック!
浅沼 スノーボードブーツはタウンユースのシューズと同じ様なポリウレタンやレザーで作られています。
特にチェックしておきたいのはソールとレース部分です。スニーカーに近い造りになっていますので使用や経年によって、だんだんとソールが剥離してくる場合があります。
ソールとアッパー部分に変色や浮きがないか、ソールのゴムは硬くなっていないかという所がチェックポイントです。
レース部分は使用中に何度も閉め直したり、滑走中には強い力が加わる消耗部分です。
レースの解けや毛羽立ちがあると遠くない内にブーツが緩みやすくなって来るので要チェックです。レースを掛けるフック部分や固定部分も併せてご確認しておきましょう。
またアッパーの傷や履きジワなど、タウンユースのシューズと同じ視点でチェックしていただくとより良い商品を見つけることができます!
加水分解しやすいソール部分
-確認するところがかなり多いですね…!自分でチェックするのは少し不安ですね…。
浅沼 初めてリユースショップでボードやブーツを買うのはとても不安だと思います。
なので、商品選びと同様にここも店頭スタッフを頼ってください!リペアをすることを考えて購入したいか、そのまま使用できるものを購入したいかなど、お客様のご要望をお伺いしながら一緒に最適なものを選ばせていただきます!
-ありがとうございます!
来年も楽しむために大切なメンテナンス
-せっかく購入したウィンタースポーツ用品。できることなら長く愛用したいのですが、長く安全に使用するためのポイントを教えていただけますか?
浅沼 はい。ウインタースポーツ用品を長く安全にご愛用いただくために大切なのは、オフシーズン期間の保管方法とメンテナンスです!詳しくお伝えしていきますね。
-ぜひお願いします!
浅沼 使い終わったウインタースポーツ用品の適切な保管方法は、まず高温・多湿・直射日光を避けていただくことです。
ウインタースポーツ用品のプラスチックやソール材に使われるポリエチレンなどの樹脂素材は、高温多湿・紫外線に弱く、ベランダや湿気のこもるガレージ、気温変化の激しい屋外倉庫や車のラゲッジスペースなどに長期間置かれると、次のシーズンには使用できなくなってしまう程劣化が進むことがあります。
日光が当たらない様にケースに入れて、風通しの良い室内での保管をおすすめします!
浅沼 また、付着して溶けた雪の水分をそのままにしてしまうと、樹脂素材だけでなくエッジなど金属部分にも錆や腐食が発生してしまいます。
シーズンオフの時はもちろんですが、常日頃からスキーやスノーボードを楽しんだ後にはブラシやウエスなどで汚れと水分をふき取り、乾燥させた上で保管していただくとより長く愛用していただけます。
-シーズンオフのメンテナンスだけでなく、日々の取り扱いも大事なんですね。
浅沼 そうですね。その他、用品別での細かい推奨ポイントもご説明しますね!
①スキー・スノーボード
保管場所と水分の除去の他に、ソールのクリーニングを推奨します。
ソールに残ったワックスや汚れは、そのままにしておくと保管中に酸化被膜を形成し、次のシーズンのワックスの浸透や滑走性が悪くなってしまいます。
チューンショップやメンテナンスキットを利用することも最適ですが、汚れ落としとワクシングが一度にできる「ベースワックス&クリーナー」をソールとエッジに塗っていただくだけでも簡単にシーズンオフのメンテナンスをすることができます。
またスノーボードはバインディング(ビンディング)を付けたまま保管してしまうと、取り付け穴がサビて固着してしまったり締め付けの圧力でトップシートやソール面に跡が残ってしまうことがあるので、必ず取り外して保管して下さい。
外したネジも無くさないように!
②ブーツ
ブーツは使用中に発汗による水分がこもりやすいので、使用後毎にインナーを取り外して陰干しをして、しっかりと乾燥させましょう。ブーツ専用の乾燥剤もブーツメーカーから発売されているので、使用後やシーズンオフ中に入れておくと劣化だけでなくカビや臭いも抑えることができます。
インナーを外してしっかりと乾かそう!
③その他、ウェアやゴーグル・グローブなど
しっかりクリーニングをした上で高温・多湿・直射日光を避けて保管しましょう。
ゴーグルや手袋などの小物も忘れずに乾かして保管。
浅沼 気に入ってご購入いただいたウインタースポーツ用品ですから、正しい保管方法で末永く愛用して下さい!
-せっかく見つけた「自分の相棒」を過ごしでも長く使えるよう、メンテナンスをしっかり行って大切にしていきたいと思います!浅沼さんありがとうございました。
浅沼 ありがとうございました!
さいごに
寒さが本格的になっていくこの季節。
寒い日は、あたたかなアイテムと共にお部屋でぬくぬく過ごす時間もいいものです。
暖められた部屋で温かいご飯を食べると身も心もぽかぽかと温まりますよね。
休日をゆっくりとおうちで過ごすことが多く、外に出るのが億劫になりがちになっていませんか?
ウィンタースポーツは、冬ならではの楽しみを最大限に引き出す方法の一つ。
今年はさらに自分のモチベーションを高めるためにも、マイボードやマイブーツなど自分のお気に入りを手に入れて、真っ白な雪に彩られた銀世界へ飛び込みたい!
全国の500店舗以上のセカンドストリートと セカンドアウトドアでは、これからスキー・スノボ用品のお取り扱いが最大になる大チャンス!
是非、この機会にご自身の「相棒」を見つけてみませんか?
ウインタースポーツ用品のお取り扱いがある店舗はこちらでチェック!
【取材店舗】
セカンドアウトドア船橋14号店
・住所:〒273-0003 千葉県船橋市宮本4丁目16番8号
・営業時間:10:00〜20:00(※営業時間は、WEBサイトをご確認ください。)
・駐車場台数:23台
・店舗タイプ:アウトドア専門店