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杉浦さんと佐々木さんの2ショット

セカストを巡る。古着の街、高円寺で見つけたセカンドストリート。

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2023.10.27
※取り扱い商材は取材当時の商材です。

全国に店舗を展開しているセカンドストリート。その数なんと800店舗以上。
セカンドストリートで販売している商品はほとんどがその店舗で買取を行っているため、商品のラインナップは店舗によって様々。店舗の数だけあり、地域の人柄が強く反映されていると言えます。

いわばセカンドストリートは街の縮図。
セカンドストリートを見れば、その街のことが分かるといっても過言ではないでしょう。

では、あの街のセカンドストリートってどんなお店?
逆に、セカンドストリートがあるあの街は、どんな街?

セカンドストリートを巡って、一緒にあの街を探訪してみませんか?

微笑む男性社員
佐々木 亨(ササキ トオル)
1995年11月22日生まれ。広島県出身。大学を卒業後、2018年に新卒社員として入社。中国・四国地方のトータルリユース店舗で経験を積んだ後、アパレルリユース店舗に店長として着任。 2023年4月より東京へ異動し、セカンドストリート高円寺店で勤務。メンズコーナー全体の管理をしている。

笑顔をむける男性社員
杉浦 優(スギウラ ユウ)
1993年6月14日生まれ。長野県出身。大学を卒業後、2016年からアルバイトとしてセカンドストリート高円寺店に勤務。2020年に中途採用で正社員となり、高円寺店に配属。その後渋谷神南店に異動し、現在は再び高円寺店に異動して主にヴィンテージアイテムを担当している。


古着の街、高円寺で出会った「セカンドストリート高円寺店」。

セカンドストリート高円寺店

みなさんは「古着屋の街」と聞くとどこをイメージするでしょうか?
都内で多くの古着屋が集まる街のひとつ「下北沢」。
住みたい街としても人気がある「吉祥寺」。
ファッションの聖地といわれる「原宿」。
そして、数々のミュージシャンやお笑い芸人が愛する街、「高円寺」。

高円寺は、個人店から、人気古着チェーン店、激安店まで、さまざまな古着ショップが立ち並ぶ、東京都内でも有名な古着の聖地です。
東京都杉並区、JR中央線が通る高円寺駅。
多くの古着屋が立ち並ぶ高円寺パル商店街を抜けて少し歩くとセカンドストリート高円寺店にたどり着きます。

今日は、古着の街、高円寺にあるセカンドストリート高円寺店に勤務する佐々木さん、杉浦さんに店舗を案内していただきます。

-今日はセカンドストリート高円寺店についていろいろ教えてください。よろしくお願いします!

佐々木・杉浦 はい!よろしくお願いします!

整列する男性社員メンズコーナー全般を担当する佐々木さん(左)とヴィンテージ担当の杉浦さん(右)

-入口からかなり雰囲気のあるお店ですね。高円寺店は他の店舗と比べても取り揃えているものは違うんですか?

佐々木 高円寺店は「ユーズドセレクト」というショップタイプの店舗で、販売も買取も洋服やバック・靴などの服飾品のみ取り扱っています。
ショップタイプについてはこちら

1Fメンズヴィンテージとレディースコーナー1Fメンズヴィンテージとレディースコーナー

2Fはデザイナーズやストリート系のメンズアイテムが並ぶ2Fはデザイナーズやストリート系のメンズアイテムが並ぶ

杉浦 ドメスティックからインポート、ラグジュアリーまで定番・人気・新進気鋭ブランドの「今欲しい」や「憧れ」のアイテムを取り入れた最新のスタイリングを提案します。

1Fはアメリカ古着を中心としたメンズアイテムとレディースアイテム、〈Louis Vuitton ルイヴィトン〉や〈CHANEL シャネル〉などのラグジュアリーブランドを、2Fにはデザイナーズブランドやストリートブランドなど様々なテイストのメンズアイテムをご用意しています。

-店内もたくさんの古着で迫力がありますね・・・・。〈Levis リーバイス〉のデニムだけでもこんなに!1Fから2Fまで幅広いテイストの洋服があるんですね。

リーバイスのヴィンテージデニムがズラリと並ぶ店内リーバイスのヴィンテージデニムがズラリと並ぶ店内

佐々木 特にメンズに関してはオールジャンルに強いお店だと自信をもって言えます!高円寺という土地柄、ヴィンテージ古着の品揃えも豊富なのですが、デザイナーズブランドやストリートブランドなどもヴィンテージ古着に負けない品揃えです!

杉浦 質の高い商材と豊富な商品量で、幅広いお客様に楽しんでいただけるお店だと思います。

-これだけの商品幅があれば、普段自分が着ているテイストのアイテムを探すだけでなく、普段とは違うテイストのアイテムを探しにくるのも良さそうですね!
店内も2階建てで広くて、ゆっくり商品を見られるのも嬉しいです。

佐々木 そうですね。トレンドや定番・人気モデルはもちろん「こんなものまで!」と驚くようなマイナーなアイテムも見つけられるかもしれません。
ぜひゆっくり店内を見ていただきたいですね。

2Fにはさまざまなテイストの洋服が並ぶ2Fにはさまざまなテイストの洋服が並ぶ


古着好きにはたまらない。
こだわり抜いたアメリカ古着。

古着好きにはたまらない。
こだわり抜いたアメリカ古着。

-それでは次に高円寺店に来たのであればここは必ずチェックしてほしい!!という売場を教えていただけますか。

杉浦 はい!高円寺店に来ていただいたのであれば、やはり入口すぐにある「ユーズド・ヴィンテージコーナー」絶対にチェックしてほしい売場です。

セカンドストリートでは珍しい「古着屋」感が漂うユーズド・ヴィンテージコーナーセカンドストリートでは珍しい「古着屋」感が漂うユーズド・ヴィンテージコーナー

-リーバイスや〈Champion チャンピオン〉、〈Converse コンバース〉などがたくさん並んでいて、他のセカンドストリートではあまり見かけない「THE・古着屋」という感じの雰囲気ですよね!
2Fにもリーバイスなどの商品が展開されているコーナーがありましたが、何か違いがあるのでしょうか?

杉浦 1Fのユーズド・ヴィンテージコーナーには、90年代以前のアメリカ製のアイテムを展開しております。
アメリカ製の古着は労働者のために作られているので、動きやすさと耐久性に優れていて長く着られることが特徴です。時代を経て自然にダメージ加工が施された、味のあるアイテムを多く取り揃えています。

2Fでは、古着の中でもデザイン性の高いものや、ストリートスタイルと親和性のあるリーバイスのシルバータブ、〈adidas アディダス〉の古いトラックジャケットなどを「90sスタイルコーナー」として展開していて、若年層や古着にハマりたての方にオススメのコーナーとなっています。また現行のリーバイス、チャンピオンなどは「アメリカンカジュアルコーナー」に展開しております。

左:「アメリカンカジュアルコーナー」右:「90S スタイルコーナー」左:「アメリカンカジュアルコーナー」 右:「90S スタイルコーナー」

-なるほど、同じブランドや似たアイテムでも、年代や生産国、デザインなどの細かい特徴で分けられているんですね!一口に古着と言っても色んな種類があるんですね…。奥が深い。
ここまで細かくテイストが分かれているお店はあまりないですよね?

杉浦 そうですね、やはり古着の聖地とされる高円寺ということもあり、ヴィンテージアイテムには力を入れており、豊富な商品量、コーナーの細分化で他のセカストと差別化を図っています。
アメリカ古着だけでなくやヨーロッパ古着(ユーロ系)も多く取り揃えており2Fにコーナーを設けています。
どのコーナーの商品も見ごたえのある売場となっており、古着ビギナーからマニアの方まで楽しめるお店を目指しています!

笑顔をむける男性社員二人

-近年トレンドになっている古着スタイルにこれから挑戦したいという人にもおすすめの店舗ですね!


好きなものと共に働く。
「集める」が自分のエネルギーに!

-モノとお客様との懸け橋になるセカンドストリートのスタッフは、自分自身が愛用するモノへのこだわりや愛情もひとしお。
モノへの愛が溢れるセカンドストリートの店員が、私生活で大切にしているアイテムをご紹介いただきました!

座って笑いあう男性店員

佐々木 私の大切にしているモノは「〈J.M.WESTON ジェイムスウエストン〉の「#180 シグニチャーローファー」です。20歳の頃に購入して以来、メンテナンスや修理をして履き続けています。ちょうどこのローファーも先日メンテナンスしてきたものです。

ジェイムスウエストン 180 シグニチャーローファージェイムスウエストン 180 シグニチャーローファー

 購入から7年経っているとは思えないほど綺麗にメンテナンスされているローファー
購入から7年経っているとは思えないほど綺麗にメンテナンスされているローファー

-すごい綺麗!ピカピカに磨かれてますね!
さまざまなローファーがある中で、ジェイムスウエストンを選んだ理由や好きなところはなんでしょうか?

佐々木 購入のきっかけは大学生の頃に雑誌で見て憧れ、いつかは手に入れたいと思っていたからです。
ローファーなど革靴はサイズ選びで悩むことがあると思います。
このブランドの良いところは他のブランドと違い、サイズの展開が細かく、ウィズ(※)はA~Fウィズまで展開しており
他のブランドのローファーでは合わない自分の足に完璧にフィットしてくれるところです。
特にこのモデルの革違いや色違いで数足所有しています。

※JIS(日本工業規格)が定めた足囲サイズのこと

靴を手にして語る男性店員

-歩きやすく機能性もよく、自分の足にフィットするなんて素敵ですね。
他にも数足所有しているとのことですが…。コレクションを見せていただいてもよろしいでしょうか?

佐々木 はい!今日履いているものも、実は同じローファーの革違いなんです。

スウェード地のジェイムスウエストン シグニチャーローファースウェード地のジェイムスウエストン シグニチャーローファー

佐々木 そして自宅のシューズクローゼットに革靴だけで20足くらいあります(笑)
セカンドストリートでもマイサイズの廃盤色や廃盤の革のものを常に探しています。

佐々木さんこだわりのシューズクローゼット。ご覧の通り、20足以上の革靴が整然と並んでいる。佐々木さんこだわりのシューズクローゼット。ご覧の通り、20足以上の革靴が整然と並んでいる。

-おお!!!圧巻ですね…!!こんなに集められるなんて、このローファーの「好き」が写真からも伝わってきます。
そしてどれも綺麗で大切にされているのが手に取るようにわかりますね!

佐々木 ありがとうございます(笑)

-続いて、杉浦さんお願いします!

杉浦 はい、私が紹介する大切にしているモノは、「リーバイスのブラックデニム」です。
リーバイスのブラックデニムは昔から好きなアイテムです。ジャケットを5着、パンツを15本ほど所有しております。

デニムジャケット

杉浦さんこだわりのリーバイスのブラックデニム。並べ方からもこだわりを感じる。杉浦さんこだわりのリーバイスのブラックデニム。並べ方からもこだわりを感じる。

-杉浦さんのコレクションもすごいですね!
今日着用されているものもリーバイスのブラックデニムですか?

リーバイス 70506リーバイス 70506

杉浦 はい、そうです!今日のジャケットもパンツもリーバイスのブラックデニムです。
リーバイスの501、517のシルエットが好きなのと、ブラックカラーの特性上どんなスタイルにも合わせやすいので気に入って着用しております。

リーバイスのブラックデニム 501・517リーバイスのブラックデニム 501・517

-リーバイスといっても様々なモデルやインディゴのデニムもある中、なぜこんなにもたくさんブラックデニムを集めているのでしょうか?

杉浦 いくつかサイズ違いで持っておきたいということと、ブラックデニムと言っても個体によって色合いや表情が異なるため何本も欲しくなっしまうからです。

また値段の高騰が激しいので先に買っておきたいという理由もあります(笑)
ブラックデニムはアメリカで1980年代、日本では1990年代ごろ流行したものです。
ブラックデニムは流通量がインディゴのデニムより少なく、元々手に入りにくいものでしたが昨今の80s90sブームで、求める人が多くなり価格が高騰しています。見つけたらぜひチェックしてみてくださいね。

-ファッションの流行は繰り返されると聞きますが、まさに今のトレンドは昔流行したテイストなんですね!
杉浦さん!ありがとうございました!

佐々木さんも杉浦さんもモノへの愛情が強く、靴・服が好きすぎてかなりの「コレクター」なお二人でした。


「古着」といえばとりあえずこれ!おすすめするアイテムとは?

笑顔で話す男性店員たち

-ヴィンテージ古着はもちろん様々なジャンルに強く、商品量もとても豊富な高円寺店。
こだわりやモノに対する愛も強いお二人が、「これ手に入れてほしい!!」とおすすめするアイテムを使ったコーディネートを教えてください!

佐々木 はい!今高円寺店でおすすめする商品は「リーバイス 501」になります!新品、古着問わず幅広いスタイルに合わせることができるためぜひ押さえておきたいアイテムです!
リーバイスと王道のアイテムを使った流行り廃りのないスタイルがこのコーディネートのポイントです。
ジャストで履いてジャケットと合わせてトラッドな雰囲気を作り出しました。

コーディネート
・ブレザー 〈POLO RALPH LAUREN ポロラルフローレン〉
・シャツ  〈SHIPS シップス〉
・デニム  〈Levi’s リーバイス〉 501
・ネクタイ 〈Tommy Hilfiger トミーヒルフィガー〉
・シューズ 〈J.M.WESTON ジェイムスウエストン〉※佐々木私物

-きれいめとカジュアルをミックスしたこなれ感があるコーディネートですね!
ヴィンテージ古着と言えばリーバイス!といったイメージもあります!ちなみに「501」ってどのようなものなのでしょうか?

リーバイス 501
リーバイス 501

佐々木 リーバイスのジーンズはタイトでスリムなモデルからルーズなモデルまで、「501」「502」といったロット番号によって分けられています。このロット番号によってシルエットが代わり、自分の好みに合わせた形を選ぶことが出来ます。
その中でも定番であり王道のモデルが「501」です。
「501」はリーバイスが最初に発売したモデルであり、ジーンズの原点とも言えます。

-シルエットの違いなんですね!501の特徴はなんでしょうか。

佐々木 股上が深めでゆったりとしたストレートなシルエットが特徴で、体型を選ばないシルエットなので誰でもシンプルに着こなせるアイテムです。1本あるといろいろ着まわせるアイテムですね。
なかでも古着だと、作られた年代で微妙にディティールが異なったり、色落ちやダメージ具合など同じ501でも商品によって違う魅力があるのでぜひ手に取って見てほしいです!

-なるほど・・・。リーバイスって様々な種類があるのでどう選んだらいいかわからなかったのですが、とりあえずひとつ欲しい!ってときは501を選んでおけば安心ですね!

売場でコーディネートのアイテムを探す男性店員

杉浦 他のコーディネート案として、クラッシュ系をオーバーサイズで履いてネルシャツ等でグランジっぽく着たり、リジットで正統派にアメカジで固めたりとサイズ感や色落ちでどんなスタイルにも落とし込めると思います。

-同じリーバイス501でも、サイズ感や色味、ダメージ具合で様々なコーディネートができるんですね!
古着屋さんで運命の一枚を探すのも古着屋巡りの醍醐味ですもんね!

お店のことだけでなく、多くのブランド知識も得ることができました!
佐々木さん、杉浦さんありがとうございました!


セカストを巡ろう。

悩む男性店員

全国800店舗以上、47都道府県すべてに店舗を構えるセカンドストリート。
お客様からお品物を買取させていただき、それが新たなお客様の手に渡る。
お客様の大切にしていたモノを、次の持ち主への架け橋になるのがセカンドストリートのスタッフです。

彼らのような「モノを大切にする」ことのプロが集まるセカンドストリートにぜひ足を運んでみてください。
そこでは他で出会うことのできない一点モノとの一期一会があります。
今日はこの街へ。次はあの街へ。
セカンドストリートがある限り、新たな出会いが待っているはず。

さあ、セカストを巡ろう!

セカストを巡る。

高円寺店近隣店舗紹介

セカンドストリート阿佐ヶ谷店(1.1㎞)
セカンドストリート豊玉店(3.2㎞)
セカンドストリート江古田店(4.2km)
セカンドストリート井荻店(4.5km)
セカンドストリート下北沢店(4.8km)

[取材店舗]セカンドストリート高円寺店売場

セカンドストリート高円寺店
・住所:東京都杉並区高円寺南4丁目6番7号
・営業時間:10:00 〜 21:00(※営業時間は、WEBサイトをご確認ください。)
・駐車場台数:0台
・店舗タイプ:ユーズドセレクト